初詣もまだまだ酣(たけなわ)の1/4(木)。気温は低いが風は弱まっている。
都区内の天気:
1/4(木)晴れ、気温:最低0.0/最高9.6℃、湿度29%、北北西の風2m/s
1/3(水)晴れ、気温:最低2.4/最高8.6℃、湿度28%、北西 の風7m/s
墨田区と江東区の区界方面に在る、"梅の名所"を訪ねる。
「東京スカイツリー」(墨田区押上1-1-2)を過ぎ、北十間川に沿って浅草通りを行く。
□ リブログ
□ その他の関連ブログ
江東区亀戸までサイクリング--「天祖神社」「萩寺」「亀戸天神」を巡る(2016-09-18)
「亀戸天神」の「梅まつり」・「菜種御供」を訪ねる(2014-02-25)
亀戸の街をウォーキング--「亀戸香取神社」「亀戸天神」(2013-06-03)
*
浅草通り(北十間川沿い)の柳島バス停から入ル。
■ 「江東天祖神社」 (江東区亀戸3-38-35)
創建は推古天皇の時代に遡(さかのぼ)り、旧・柳嶋村の総鎮守=「砂原神明宮」。1395年、柳源寺(⇒龍眼寺)と共に再建。
「亀戸七福神 福禄寿神」。
道祖神や神童の石像が多い。
■ 「亀戸香取神社」 (江東区亀戸3-57-22)
創建は665年、藤原鎌足公の東国下向に遡(さかのぼ)る。939年には「平将門の乱」を追討した御礼に藤原秀郷が勝矢を奉納した。塚原ト伝・千葉周作など東国の剣豪からの崇敬も篤く、現代でも武道・勝負事・スポーツの神として崇められている。初夏には紫陽花が満開となる。
↑
女子レスリングの吉田沙保里選手の灯籠。
女子マラソンの伊藤舞選手の灯籠↑
↑
女子柔道の松本薫選手の灯籠。
拝殿右の「亀戸七福神 大国(大黒)神&恵比寿神」に水掛け祈願。
江東区文化財の展示コーナーのガラスには初詣の列が写っている。
広重筆の祭図、弥生式土垂(おもり)、祭具の宝船、こんにゃく(各部が別の動きができる)御神輿、奉納刀剣類。
明治通りの文花2丁目交差点から入ル。
■「小村井(おむらい)香取神社」 [墨田区文花(ぶんか) 2-5-8]
平安時代末期(1165年頃)に千葉県香取郡から移住・開拓した人々の氏神として創建。
祭神: 経津主(ふつぬし)==伊波比主(いわいぬし)大神。
"梅の名所"・・・江戸時代には葛飾郡西葛西領小村井村として、明治時代には東京府吾嬬(あづま)村として、梅園が盛況だった。明治末期(1910年)の洪水で梅園は廃園となったが、神社境内に残った。
紅梅・梅千鳥
□ 「小村井香取神社」と隣接する「花王 東京工場(すみだ事業場)」(墨田区文花2-1-3.)。その工場敷地に沿っても緑道のように梅が何本も植えられている。
白梅
淡紅梅(八重)
丁度、亀戸香取神社と亀戸天神の中間に位置する。
■ 真言宗智山派福聚山善應寺「普門院」(江東区亀戸3-43-3)
1552年橋場に創建、1616年に当地へ移転。その際、梵鐘を川に落としてしまい、その地を鐘ケ淵と呼ぶことになったという伝承。
初詣時期なのに「亀戸七福神 毘沙門天神」の毘沙門堂は閉じられていた。訪問客は暗闇のお堂を覗くばかり。
高村光雲の弟子の薬師寺行雲・作「持経観音菩薩」半跏像。
境内は全般的に失礼ながら荒れている。
伊藤左千夫の墓があり、猫がいて撫でる。
蔵前橋通りの天神橋ソバ。
■「亀戸天神社」(通称「亀戸天満宮」、江東区亀戸3-6-1)
天神様(菅原道真公)の子孫が、1661年に道真公所縁(ゆかり)の飛梅で彫った天神像を奉納した。1657年の明暦大火からの復興を目指す、幕府(四代・家綱)開発事業の地として本所の町を指定し、鎮守様として祀るよう現在の社地を寄進した。
「太宰府天満宮」を模していて、「東宰府天満宮」あるいは「亀戸宰府天満宮」と称した。
本殿
↑道真公の干支、太宰府天満宮建立の丑年に因んだ「神牛」。
太宰府天満宮を模した太鼓橋の上から、新春(1月上旬)は蝋梅(ろうばい)、初春(3月上旬)は紅梅・白梅、初夏(5月上旬)は藤棚を見下ろすことができる。
太鼓橋
蝋梅
白梅・冬至梅や紅梅・紅冬至。
境内の池には名前に因んで、あちこち亀が生息している(が、今は冬眠中)。
村の名前も旧・亀村⇒亀井戸村⇒亀戸村の由縁、そして亀井戸跡。
"逆さ東京スカイツリー"。
*
今日のサイクリング&ウォーキング4,200歩。