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私は、小学6年時に「ローマ字」を習った。
■ お題 「ローマ字、無いと困る?」
日本語とその日本文化を世界にアピールしたり、逆に、外来語を国内に広めたりするに、
「ローマ字」は実に便利なコンビニだ。
世界との言葉の架け橋には不可欠な存在である。
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■ うんちく
「ローマ字」(英語 the Roman alphabet)は、
ラテン文字(ラテンアルファベット)を指すが、古代ローマ帝国において用いられていた文字に由来するから、「ローマ字」と呼ぶ。
私なんかも若気の至りで、英会話に苦しんだ時は、国語が英語になっていたらどんなに楽ちんだったのに・・・なんて、頭に過ぎったりしたこともあった。
実際の話、明治維新の西洋に染まった何と!!国語学者までもが、
漢字の数を大幅に減らして習得を容易にするとの名目で、日本語の主たる表記を「ローマ字」とすべきという主張(ローマ字推進論)が飛び出していたらしい。
そんなことになっていたら、「万葉集」「古事記」・・・「枕草子」「源氏物語」・・・と長きに亘って培われて来た、ヤマト言葉と和文化が失われて行ったに違いない。
更に太平洋戦争後になり、連合国軍最高司令部(GHQ)占領政策の一環で米国教育使節団が、1946年に発表した報告書においても同様の意見が出された。
しかし、批判が大きく世間に受け入れられることはなく、歴史を誤らなかった。
それでも「ローマ字」の効用は効用だ。
1945年、ヘボン式を採用した「GHQ指令第2号」。
1954年、日本標準JIS規格は訓令式を採用した「内閣訓令第1号」。
1989年、国際標準ISO規格は日本の訓令式を採用した「ISO3602」。
1954年、日本標準JIS規格は訓令式を採用した「内閣訓令第1号」。
1989年、国際標準ISO規格は日本の訓令式を採用した「ISO3602」。
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■ 日本語(但し単語)の国際普及
枚挙に遑(暇、いとま)がないけれど、代表例をアルファベット順に挙げてみよう。
bonsai = 盆栽、bushido = 武士道、
gaijin = 外人、geisha = 芸者、
haiku = 俳句、harakiri = 切腹、
ikebana = 生け花、
judo = 柔道、
kaizen = 改善、kamikaze = 神風、kana = かな・カナ、kanban = 看板(カンバン)、karaoke = カラオケ、karate = 空手、
natto = 納豆、ninja = 忍者、
omotenashi = おもてなし、origami = 折り紙、
sake = 日本酒、samurai = サムライ、shinkansen = 新幹線、sukiyaki = すき焼き、sumo = 相撲、sushi = 寿司・鮨、
tenpura = 天ぷら、tsunami = 津波、
ukiyo-e = 浮世絵、
zen = 禅。
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