ブログネタ:女子力って何だと思う? 参加中
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現在、NHKの朝の連ドラ「あさが来た」で、あさサンの女子力を見せつけられているが、
私の妻は、個性の強い夫(私)に合わせる姿勢を見せて、結果としてしっかりコントロールするタイプなので(笑)、アタフタはしない。
私がサラリーマン時代で、女子力というものを感じ始めたのは、1980年代から、ワープロ・FAX・パソコンなどのOAインストラクターとして職場に派遣された女性陣だった。
1986年に労働者派遣業法が成立。
それまでの大企業のオフィスには、女性と言えば、いわゆる"お茶汲み""腰掛け"が大半で、
その中で女子力を感じるのは年配(ハイミスという定義も未だ)の"お局(つぼね)さん"位だった。
インストラクター(派遣)は、専門知識は勿論、"お茶汲み"も厭(いと)わず、夜のカラオケや酒のお付き合いも辞さない。
要するに、男性に匹敵する能力を備え、対等な目線で仕事を熟(こな)して行く。
それでいてシングルであろうとペアであろうと、ちゃんと家事ができ女性として惹きつける魅力を醸し出している。
後は、"寿退社"のない男性が有利な勤続年数に基づく年功序列、"出産・育児"休暇に伴う男尊女卑の制度と風土が無くなれば、である。
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あれから30年=ワンゼネレーションの時が過ぎた。
その間に、男女雇用機会均等法ができ、改善され(1986年に施行、1997・1999・2007年に改正して施行)、
憲法24条に定める性の本質的平等に、名実ともに段階的に近づいて来た。
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以上の世の変化と私の経験則から、お題の女子力とは、
男性支配力にチャレンジするエネルギーであり、
歴史に埋もれて来た女性の潜在能力(ポテンシャル)の顕在化の歩みであると思う。
本質的平等が確立すれば、女子力という言葉は死語になり、
高校に男子校・女子校が減り共学校が増えて来たのと同様、横一線で競争して行くことになる。
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余談だが、人類のXY性染色体に変化が現れ、Y染色体は徐々にショボクなりつつあると言う。
そう言えば、草食系男子と肉食系女子が増えて来ているではないか!近い将来に男子会の創生が・・・(笑)
いつの日か、女性(雌)の体が雌雄同体へと突然変異するのかもしれない。逆転の世紀!!