3/7(火)お昼前後に、中野区方面へと出掛けた。
JR中央線・神田駅⇒新宿駅、西武新宿線に乗り換えて新井薬師駅で下車し、10分程歩く。
*
□ 神田川水系の「妙正寺川」
・・・妙正寺池(水源、杉並区清水3丁目)⇒江古田川と合流⇒新宿区で神田川(高田馬場分水路)に注ぐ。
東京都建設局による洪水対策
・・・北江古田調節池(江古田3丁目)、妙正寺川第一調節池・第二調節池(松が丘1丁目)、上高田調節池(上高田5丁目)、落合調節池(新宿区中井1丁目)、環七地下調節池取水施設(広域)などがある。
*
□ 四村橋(しむらはし、新宿区西落合2丁目)
新宿と中野の区界
■ 「妙正寺川公園」(中野区松が丘1-33)
2009年、日本とハンガリー外交記念事業として、ブダペストと同じ「哲学の庭」建設。
ワーグナー・ナンドール(Wagner Nándor⇒1975年に帰化:和久奈 南都留、1922年10月7日~97年11月15日)制作の、
釈迦・キリスト・イクナートン・達磨・アッシジのフランチェスコ・聖徳太子・ハンムラビ・ユスティニアヌスなどの像が配置されている。
エクナトン、キリスト、老子、アブラハム
ハンムラビ、聖徳太子、ユスティニアヌス
ガンジー、達磨大師、聖フランシス
4色(紅・淡紅・白・絞り)梅の「思いの儘(まま)」
紅梅「紅千鳥」
淡紅梅
黄梅(オウバイ)
白梅「紀州南高」
白梅「白加賀」、スズメたち
山茱萸(サンシュユ)
ネモフィラ 淡青
ネモフィラ 白
*
■ 妙正寺川を挟んで向かい合う「哲学堂公園」
(中野区松が丘1-34、南東は新宿区に若干掛かる)
鎌倉時代の武将・和田義盛の居城が在った(伝承)。
「哲学館」(後の「東洋大学」)の創設者である哲学者・井上圓了先生(1858年3月18日~1919年6月6日)が、1904年にソクラテス・カント・孔子・釈迦を祀った四聖堂(「哲学堂」と称した)」を建設したのが始まり。
1944年、東京都に寄贈。1975年、中野区に移管。2009年、東京都の名勝に指定。
河津桜
枝垂梅(シダレウメ)の"幽霊梅"
「六賢台」(木造の六角塔)
東洋的六賢人(聖徳太子・菅原道真、荘子・朱子、インド龍樹・迦毘羅)を表す。
呼べども目も開けず熟睡。
そう言えば日光東照宮の眠り猫に似ている。
薮椿 白
山茱萸(左)、
早咲きの桃 (右)を発見!! 今季初。
桃 淡紅
桃 白
木瓜(ボケ) 紅
□ 「哲学堂」から妙正寺川や中野通りに沿って「新井薬師」へと移動する。
江古田橋(えこだはし、中野区松が丘2丁目 / 沼袋2丁目) 近くの雪柳がもう開花している。これも今季初。
*
■ 「新井天神 北野神社」(中野区新井4-14-3)
旧新井村の鎮守。
1573~1592年に「新井薬師」の開祖である沙門行春が建立。
紅・白・淡紅梅
境内社の「大鳥神社」(左)、「新井天神 拝殿」(右)
境内社: 「稲荷神社」
こちらの "撫(な)で牛" は殊の外、撫でられている。
*
「新井天神」⇒五差路⇒「新井薬師」へと移動。
■「新井薬師」(正式名「真言宗豊山派/ 新井山/ 梅照院 薬王寺」、中野区新井5-3-5)
1586年に創建。
高尾山薬王院、日向薬師、峰の薬師とともに「武相四大薬師」に数えられる。
本尊は表を薬師如来、裏を如意輪観音とする二仏一体の秘仏(12年に一度、寅年のみ開帳)。眼病治癒の御利益(ごりやく)。
井戸水「白龍権現水」は、飲料水として多くの人が汲みに来る。
参道入口の寺号標
山門
薬師霊堂
名物の枝垂桜(左)は未だ、山茱萸(中)、聖観世音菩薩(右)
常香炉から本堂・瑠璃殿(るりでん)を望む
枝垂梅
*
□ 中野区商店街ナビ
薬師あいロード商店街(新井1-22-6)、新井薬師門前通町栄会(上高田2-53-11)、新井薬師駅商店会(新井5-23-6)、など多くある。
帰路は西武新宿線・新井薬師駅⇒高田馬場駅で下車、東京メトロ東西線に乗り換えて日本橋駅⇒銀座線に乗り換え。
この日のウォーキング13,500歩。