犬に名前をつけるなら、何にする?
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■ 1月14日は「タロとジロの日」「愛と希望と勇気の日」
1956年11月、南極観測船「宗谷」で11人の隊員が東京港・日の出桟橋を出発。15頭の樺太(カラフト)犬も犬ぞり隊として参加した。
1958年11月、第2次越冬隊を送り込むため、再び「宗谷」は南極に向かった。しかし2月、厚い氷に阻(はば)まれて断念した。11人の越冬隊員はヘリコプターで救出されたが、15頭のカラフト犬は救出することができず、鎖に繋(つな)いだまま氷原に置き去りにされた。
1959年1月14日、南極に1年間置き去りにされたカラフト犬のうちの2頭「タロとジロ」の生存を第3次越冬隊のヘリコプターが確認した。南極から打電されたこのニュースは、世界を愛と希望と勇気の感動で包んだ。
ジロは第4次越冬中の1960年7月9日に昭和基地で病死(5歳)。その剥製は東京の国立科学博物館(台東区上野公園7-20)に置かれている。極地で病死した状態から剥製にされたこともあって損傷が激しい。
タロは1961年5月に4年半振りで日本に帰国し札幌の北海道大学植物園で余生を過ごした後、1970年8月11日に老衰のため死亡(14歳7カ月没)。その剥製は北海道大学/北方生物圏フィールド科学センター/植物園(札幌市北区北11条西10丁目)に置かれている。
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1983年、タロとジロの生存劇を描いた実写映画「南極物語」が制作された。
英題: 「Antarctica」
製作: フジテレビ、学習研究社
配給: 日本ヘラルド映画、東宝
公開: 日本1983年7月、米国1984年3月
製作総指揮: 日枝久
監督: 蔵原惟繕
脚本: 野上龍雄、佐治乾、石堂淑朗、蔵原惟繕
監修: 村山雅美(元・観測隊長/越冬隊長)
音楽: ヴァンゲリス(ギリシャ人 Βαγγέλης)
撮影: 椎塚彰
編集: 鈴木晄
出演者: 高倉健(潮田暁)、渡瀬恒彦(越智健二郎)、岡田英次(小沢隊長)、夏目雅子(北沢慶子)、荻野目慶子(志村麻子)、他
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■ お題「犬に名前をつけるなら、何にする?」
我が家で飼うことはないと思うが、仮に名付け親になったならば、
オス犬・・・ゴロー! (解散したSMAPメンバー)
メス犬・・・キヨエー! (放牧中のいきものがかりメンバー)
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