お見合い、してみたい?
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■ お見合いの歴史を調べてみました。
鎌倉時代、結婚の媒酌人「仲人」の発生。
江戸中期、結婚を斡旋(あっせん)する「肝煎(きもいり)所」の発生。茶屋・芝居小屋でのお見合いも。
江戸幕末期の戦争による若い男性の減少、都市への人口流入を背景として、
1880年の大阪で「高砂屋」(山口吉兵衛)、1884年の東京で「渡辺結婚媒介所」が設れられた。
1933年、東京の公立(無料)「結婚相談所」が設けられた。
太平洋戦争による適齢期男性の激減による女性の結婚難を背景として、
1947年11月6日、東京の多摩川河川敷で結婚紹介雑誌「希望」が主催した「青空集団お見合い」が開かれ、翌年から同様のイベントが全国各所で開かれるようになった。
⇒ 後に、11月6日が「お見合い記念日」に制定された(発案者不詳)。
1952年、ジャーナリスト・文化人による「結婚総合相談室」の提案から、相談所や斡旋関連企業が相次ぎ誕生。
1970年には全国仲人連合会が発足し、仲人の社会的期待が高まった。
一方、1960年代後半~70年代の都市部では、「コンパ」という名称で規模が大きい円卓パブバーなど、男女の出会いの場が増える現象も目立って来た。
1970年代にはベビーブーム(団塊)世代が適齢期となり、1972年には空前の結婚ラッシュが到来(年間婚姻組数が110万件)。
全国のホテルが結婚式・披露宴の新ビジネスを競って展開した。
1973年、旧西ドイツのアルトマンAG社が上陸し、結婚情報サービス会社(アルトマン・システム・インターナショナル社)が誕生し、ビジネスとして増加の一途を辿った。
1978年の「サタデーナイトフィーバー」の爆発的ヒットにより、1980年代にはディスコブーム、続いてカラオケブームが到来。
小規模なお見合いパーティー「コンパ」が盛んとなり、1990年代には業者による「合コン」ビジネスへと発展して行った。
1990年代後半~2000年代、iモードをはじめインターネットの普及から、結婚相手紹介サービスのeビジネスがブレイク。
2000年代後半には、2005年頃からの地方自治体による公的な結婚支援事業が再び提唱される一方、
2008年頃からは私的な「婚活(こんかつ)パーティー」※ がブームとなっているが、性的犯罪やストーカー行為の根っこになる危険性も孕んでいる。
※ 就職活動の略・「就活」に見立てて社会学者・山田昌弘氏が考案した造語。雑誌「AERA」2007年11月5日号で初登場。
■ お題「お見合い、してみたい?」
幸い、夫婦仲もまずまずなので、老齢交際の必要性はない。
顧みれば、我々はお見合い結婚だった。
そして56歳で病死した我が母は、生前、助産婦だった人脈からセミプロ級の仲人業に励んでいたのです。