ユニークな法律知ってる?
▼本日限定!ブログスタンプ限定
■ 世界の「法の日」
1961年、東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」で「世界の法の日」制定が提唱され、
1963年、アテネで開催された「法による世界平和第1回世界会議」で可決され、
1965年、ワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界の法の日」とすることが宣言された。
■ 日本の「法の日」
「世界の法の日」とは別に、
1960年、日本では最高裁判所・検察庁・日本弁護士連合会(日弁連)の進言により法務省が、10月1日を「法の日」とすることを制定している。
1928年10月1日、陪審法(刑事事件について陪審員が評議を行う陪審制を定める法律)が施行されたことに因む。
戦時中の1943年に停止されたまま、終戦後も再開されていない。
欧米の陪審制とは、刑事裁判・民事裁判について犯罪事実認定(有罪か無罪か)は陪審員の全員一致で行い、法解釈と量刑は裁判官が行う。
日本では陪審制が再開されないままだが、それの一部試行のような形で2009年5月21日から施行された裁判員制は、
地方裁判所における重大な刑事裁判の犯罪事実認定(有罪か無罪か)と量刑は裁判員と裁判官との多数決で行い、法解釈は裁判官が行う。
◇
■ お題 「ユニークな法律、知ってる?」
税法の分野から---
□ 肥満税(英語 fat tax)
・・・肥満を増加させ健康に影響を与える可能性のある飲食品に対しての課税。
2009年、台湾・・・ジャンクフード税 (砂糖の多い飲料、ファーストフード・ケーキ・キャンディーなど砂糖の多い食品に課税)
2010年、ルーマニア・・・ジャンクフード税 (フライドポテト・スナック菓子など塩分の多い食品に課税)
2011年、ハンガリー・・・ポテトチップス税 (砂糖や塩分の多い飲食品に課税)
2011年、デンマーク・・・脂肪税 (バター・ピザなど飽和脂肪酸が多い食品に課税) ⇒ 食品価格高騰を招いた上に隣国ドイツで買い出しするようになったため、撤廃
2011年、フランス・・・ソーダ税 (砂糖の添加された炭酸飲料に課税)
2013年、メキシコ・・・肥満税 (炭酸飲料を中心とした高カロリーの食品に課税)
2015年、米国カリフォルニア州バークレー市・・・住民投票により、ソーダ税 (炭酸飲料などに課税)
2016年、米国コロラド州・・・ソーダ税
2016年、インド・ケララ州・・・ジャンクフード税 (ハンバーガー・ピザなどのファストフードに課税)
日本でもし塩分の多い食品に導入されると、塩っ辛い物(※)が好みの我が夫婦には影響が大きいです。
尚、今のところ幸い、高血圧症にはなっていませんが。
(※) 味噌、醤油、梅干し、漬物、海苔、昆布、タラコ、イカの塩辛・黒作り、イワシ・サバのぬか漬け、煎餅(せんべい)、など。
□ 参考となるサイト 世界の変わった法律