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武田健吾外野手(三菱重工East/ENEOS補強/元オリックスバファローズ)都市対抗で大活躍!!

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第93回都市対抗野球大会 ENEOS補強選手: 武田健吾(たけだ・けんご、1994年4月18日福岡県筑後市出身、28歳)


2007筑後市立羽犬塚中学校、三潴ファイターズ、投手・兼外野手、2009(3年時)にAA世界野球選手権大会日本代表。2010自由ケ丘高校、3年春に3試合連続本塁打を打ち準決勝進出に貢献、3年夏に高校通算本塁打23本でNPB球団から注目。
2012NPBドラフト会議でオリックスバファローズから4巡目指名、契約金4000万円年俸500万円。2013ウエスタンリーグでチームトップの成績、フレッシュオールスターゲームに出場、
シーズン終盤に一軍昇格、2試合出場で2安打。
2014対西武ライオンズ戦で菊池雄星から一軍初打点。2015神宮球場の「侍ジャパン大学日本代表 対 NPB選抜」でNPB選抜の5番・右翼手としてスタメン起用、3打数1安打。
2016第1回WBSC U-23ワールドカップ(メキシコ)に日本代表として出場し優勝に貢献、チームメイト吉田正尚と並んで外野手部門ベストナインに選ばれた。
2017交流戦で丸佳浩などと首位打者争い。一軍公式戦に自己最多97試合に出場、2本塁打・14打点・打率.295のキャリアハイ成績を残し、推定年俸1700万円(2016から1000万円増)で契約更改。2018守備面での貢献度は高かった。
2018開幕前の3/14に結婚(公表は11月)。6試合出場で打率.125。
2019/6/30に、松葉貴大と共に中日ドラゴンズ松井雅人・松井佑介と交換トレード。移籍後の公式戦に29試合出場したが打率.143・打点1に止まった。年俸1650万円契約更改。
2020代打・代走・外野守備固めが多く、年俸1600万円(50万円減)で契約更改。
2021開幕一軍入り、4/25対ヤクルトスワローズ戦で2番中堅手としてシーズン初の先発出場、小川泰弘から移籍後初本塁打を打った。だが2020も守備固めを中心に93試合起用、一軍フル登録。にもかかわらず10/7戦力外通告を受けた。通達される前日にも一軍戦で代打として出場し「何も考えられない。頭が真っ白」とコメントした。12/8合同トライアウトに参加し6打席2安打を記録したがオファは無かった。
2022社会人野球の三菱重工East(横浜市)に加入、4月JABA四国大会で打率.444を記録し首位打者賞を獲得した。7~8月第93回都市対抗野球大会ではJX-ENEOS [ 新日石・新日鉱系、横浜市代表、2018ドラフト会議で左澤優投手(オリックス6位指名)] のクリーンナップとして補強された。

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出典: 毎日新聞 

2022/07/22
ENEOS補強の元プロ、「指2本」バット短く適時打!

第93回都市対抗野球大会は第5日の22日、東京ドームで1回戦があり、3年連続52回目出場の横浜市・ENEOSが大垣市・西濃運輸を6―2で降し、3年連続で2回戦に進んだ。
興味深い真っ向勝負だった。バットを短く持ってくらいつく元プロ野球選手。そこには、戦力外通告を受けた「悔しさ」と社会人野球でプレーできる「感謝」の気持ちがあった。
横浜市は1点差に迫られた直後の五回、2死満塁の好機を作った。右打席に立ったのは、三菱重工Eastから補強された5番・武田健吾。プロ野球のオリックス、中日で9年間プレーしたものの、昨年戦力外通告を受けた。社会人野球1年目の28歳だ。
大垣市のマウンドには、2番手の摺石達哉。22歳の大卒新人左腕は、東海2次予選から好投を重ねてきた。大垣市バッテリーは元プロ選手の武田のデータを集め、分析していた。捕手の森智仁は「左投手に強く、落ちる球に対応できる。真っすぐで詰まらせたい」と、直球主体でフライアウトを狙う配球を選択した。
1球目の変化球、2球目の直球は、いずれもタイミングが合わず空振りし、簡単に追い込まれた武田。ここから見せた。「打ちたい気持ちが先行しすぎている。三振が一番だめだ」とバットを「指2本分」短く持ち、打つポイントを体に近づけてボールを呼び込む打撃に修正した。
ボール球を見極めながら、摺石が投じる直球に3球連続ファウルで粘った。その打球は、少しずつフェアゾーンに近づく。「徐々に(タイミングが)合ってきている」と大垣市バッテリーも重圧を感じていた。
カウント2―2で迎えた9球目。内角を狙った141キロの直球が、外角高めに浮いたところを見逃さなかった。踏み込んではじき返した打球は三遊間を破り、2点適時打に。厳しいボールを空振りせずファウルで粘りながら、狙うべき「一球」を仕留める。横浜市打線の真骨頂だが、補強選手として加わった武田にも、しぶとい打撃が乗り移った。
「(プロ野球時代に)東京ドームの経験もあるし、脂が乗っている」と大久保秀昭監督。期待を込めて選んだ補強選手が、早速バットで応えてみせた。一塁ベース上でガッツポーズし、感情を爆発させた武田は「戦力外になって悔しかったが、補強で選んでもらった感謝の気持ちを忘れずにプレーしている」。大久保監督が「優勝のために克服すべき項目」の一つに挙げていた右の強打者というピースが埋まり、横浜市が盤石の戦いぶりを見せた。

 

2022/06/27

 

2022/07/22

 

 



2022/07/27
第10日の27日、第2試合(準々決勝)で、横浜市・ENEOSと5年振り5回目出場の広島市・JR西日本 [2015ドラフト会議で杉本裕太郎(オリックス10位)が指名] が対戦。三回表、ENEOSは2死三塁のチャンスで、三菱重工Eastからの補強選手・3番武田健吾(元オリックス・中日)が右中間を破るタイムリーツーベースを放ち、追加点を挙げた。

2022/07/28  
第11日の28日、第2試合(準決勝)で 横浜市・ENEOSと7年連続46回目出場の東京都・NTT東日本 [2017ドラフト会議で福田周平(オリックス3位)が指名] が対戦。ENEOSが3-2でサヨナラ勝利し、2連覇した2013年以来9年振りに決勝進出を決めた。

 


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