■ 4月6日は「コンビーフの日」
1875年4月6日、コンビーフ (英語corned beef 塩漬け牛肉) を詰めやすいように工夫された、独特の台形の缶 (英語 tapered can, trapezoid-shaped can。日本語「枕缶」)が米国特許を取得した。その備え付けられた缶切りは「巻き取り鍵」と呼ばれる附属品。
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□ コンビーフ(corned beef)
本来は長期航海用や軍需品として使うための保存食料「塩漬け牛肉」のこと。そのため欧米では、缶詰でも無く解した状態でもないブロック肉。「corned」は岩塩を砕いた粒状の粗塩でブロック肉を漬けること。
日本では一般に解(ほぐ)した牛肉の缶詰のことで、箱形の箱枕に似ていることから「枕缶」と呼ばれる。コンビーフの缶詰は中に肉が詰めやすいように工夫されて独特の台形の形になった。また、台形の面積が大きい底側から肉を詰めることにより缶の中の空気を抜き、肉の酸化を防ぎ、保存性を高める効果もある。
1948年から国産コンビーフの市販を瓶詰めで初めて開始した商社「野崎産業/食品部門」(現「川商フーズ」)が、1950年、国産初のコンビーフ缶詰を発売した。
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□ お題「コンビーフと炒めると合う野菜は?」
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▽ 私の少年時代(1950~60年代)には、様々な缶詰加工産業が盛んで慣れ親しんでいたものだった。
果物・・・ミカン、黄桃、パイナップル。
魚介類・・・サンマ・イワシ(蒲焼)、カツオ(角煮)、サバ(水煮)、マグロ(フレーク・シーチキン)、カニ。
肉類・・・コンビーフ(塩漬け牛肉)、江戸っ子煮(牛肉入り野菜)、大和煮(クジラ肉・牛肉)。
練乳。
▽ コンビーフのお勧めレシピ
私が好きなコンビーフ料理は、キャベツ・ジャガイモ・シメジを入れた野菜炒め。
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一昨日4/5(火)の午前中は、昨年9/14(火)の秋のコスモス以来7カ月振りで、「浜離宮庭園」の春を味わおうと向かったところ霧雨(こぬか雨)が降って来たが、庭園内を回り始めた頃には上がってくれた。
国際通り⇒江戸通り⇒(日本橋本町)⇒昭和通り⇒(汐留)⇒海岸通り⇒(浜離宮)。
□ 江戸通り
▽ 小伝馬町付近
コブシ
終期のコブシ
▽ 日本橋本町付近
エドヒガン
オオシマザクラ
ミツバツツジ
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■ 「都立浜離宮恩賜庭園」(中央区浜離宮庭園1-1)
寛永年間(1624~1644年)までは、一面の芦原の「将軍家鷹狩場」だった。1654年、4代将軍・徳川家綱の弟、甲府藩主・松平綱重は海を埋め立てて東京湾から海水を取り入れ潮の干満で景色の変化を楽しむ、潮入りの回遊式築山泉水の甲府藩下屋敷庭園として「甲府浜屋敷」と呼ぶ別邸を建てた。1709年、綱重の子・徳川家宣が6代将軍になったのを機に、この屋敷は将軍家の別邸となり名称も「浜御殿」と改められた。
明治維新後は皇室の離宮となり名称も「浜離宮」となった。
戦後の1946年に東京都に下賜され都立公園として開園。1952年に国の特別名勝・特別史跡に指定された。25.0ha。
園内には鴨場・潮入池・茶屋・お花畑・ボタン園などを有する。
□ 園内マップ
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□ 大手門~延遼館(えんりょうかん)跡~野外卓広場
背景は「東京ツインパークス」(港区東新橋1-10-1/2)「日本通運本社」(東新橋1-9-3)「汐留住友/ヴィラフォンティーヌ東京汐留」(東新橋1-9-2)「東京汐留ビル/コンラッド東京ホテル/ペディ汐留」(東新橋1-9-1)「電通本社/カレッタ汐留」(東新橋1-8-1)
ベニモクレン
イロハモミジの新芽
シジュウカラ
□ 藤棚~花菖蒲園~中の御門付近
ハナモモ
ハナカイドウ
ハナズオウ、アセビ、ユキヤナギ
ハナズオウ
□ 花木園~休憩所~売店・濱見世
背景は「東京ツインパークス」「日本通運本社」「汐留住友/ヴィラフォンティーヌ東京汐留」「東京汐留ビル/コンラッド東京ホテル/ペディ汐留」
アサツユザクラ
サトザクラ(仙台屋)
ヤマブキ
ボケ
□ 集会所(鷹匠の官舎跡)~芳梅亭~野外卓広場
□ 鴨塚~新銭座鴨場~御庭口御門跡~馬場跡
キジトラネコ
ノイバラの群生
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□ 潮入りの池~中島橋~中島の御茶屋
対岸の燕/鷹/松の三つの御茶屋、お伝い橋
お伝い橋、中島の御茶屋
遠景は「勝どきザ・タワー」(勝どき5-3-1) 「ザ・トーキョータワーズ」(中央区勝どき6-3-1/-2)「勝どきザ・タワー」(勝どき5-3-1) 「中央清掃工場」(中央区晴海5-2-1)
お伝い橋、中島の御茶屋
遠景は「中央清掃工場」
中島の御茶屋
遠景は「ザ・トーキョータワーズ」
□ 富士見山~桜林
ヤマザクラ
ソメイヨシノ
オオシマザクラ
背景は「ニューピア竹芝ノースタワー」(海岸1-11-1)
オオシマザクラ、ヨウコウザクラ?
ヨウコウザクラ?
背景は「東京ツインパークス」
□ 桜林~中の橋~御亭山(おちんやま)
ソメイヨシノ、オオシマザクラ
背景は「東京ツインパークス」「日本通運本社」「汐留住友/ヴィラフォンティーヌ東京汐留」「東京汐留ビル/コンラッド東京ホテル/ペディ汐留」「電通本社/カレッタ汐留」
□ 庚申堂鴨場~横堀
□ 海手お伝い橋~汐見の御茶屋跡
海手お伝い橋
「東京タワー」(港区芝公園4-2-8)の遠景
サトザクラ系(品種不明)
背景は、「ニューピア竹芝サウスタワー」(海岸1-16-1)「ニューピア竹芝ノースタワー」(海岸1-11-1)
「JR東日本ウォーターズ竹芝」(海岸1-10-30)「浜離宮インターシティ」(海岸1-9-1)「東京ポートシティ竹芝」(海岸1-7-1)「キャノン電子浜松町ビル」(海岸1-4-8)
東京湾、桜林、横堀
手前は御亭山、樋の口山
□ 樋の口山~横堀水門~新樋の口山~将軍お上がり場
遠景は「レインボーブリッジ」(正式名「東京港連絡橋」、港区海岸3丁目~中央区台場1丁目~江東区有明2丁目、全長798m)
東京湾、横堀
□ 水上バス発着場~築地川水門(水上バス出入り口)
遠景の「東京スカイツリー」(墨田区押上1-1-2)は雲に包まれていた。
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□ 梅林~旧稲生(いなぶ)神社
レンギョウ
キランソウの群生
水たまり(パドー)で遊ぶカルガモたち
□ お花畑(現在は菜の花畑)~牡丹園
「お花畑」・・・3,000㎡。春はナノハナ(セイヨウアブラナ、約30万本)、秋はコスモス・キバナコスモス(約10万本)。
藤棚
背景は「東京汐留ビル/コンラッド東京ホテル/ペディ汐留」「電通本社/カレッタ汐留」「汐留シティセンター/汐留シオサイト」(東新橋1-5-2)「パナソニック東京汐留」(東新橋1-5-1)
ボタンのツボミ
牡丹園越しにソメイヨシノ、オオシマザクラ
背景はお馴染みの汐留シオサイトの高層ビル群
クマノミズキ
□ 内堀広場~内堀~三百年の松~大手門
冠毛のコサギ
ユリノキの新芽
タブノキの新芽
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何かと衆目を集める「中銀カプセルタワービル」(中央区銀座8-16-10)
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帰途は、(浜離宮)⇒新大橋通り⇒(茅場町)⇒永代通り⇒(江戸橋)⇒昭和通り⇒浅草通り。
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■ 一昨日4/5(火)
日没前の西空
20220405--17:54~58 (日の入りの12~8分前)