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4月5日は「清明の日」、「ヘアカットの日」。

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■ 4月5日は「清明(せいめい)の日」


□「二十四節気」(にじゅうよんせっき)
 

「清明」は、季節の指標である「二十四節気」の第5節気目。現在広まっている太陽の黄道を24分割する定気法では太陽黄経が15度の時。

2022年での「清明」の期日としては、4番目の「春分」3/21(月・祝)と6番目の「穀雨(こくう)」4/20(水)との中間に当たる4/5(火)。

暦ではそれが起こる日だが天文学ではその瞬間。期間としての意味もあり、この日「清明」4/5(火)~次の節気の「穀雨」の前日4/19(火)。


▽『こよみ便覧』


著者: 太玄斎こと常陸国宍戸藩第5代藩主・松平頼救(よりすけ)、出版者: 蔦屋重三郎ら、出版時期: 天明7年(1787年) に著した暦の解説書。
 
「清明」とは、「清浄明潔」という四文字熟語を略した。

旧暦の「三月節」として「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」と記されている。

⇒訳「この頃は春先で草花たちが息吹(いぶ)いて生き生きとして活気づき、空が澄んで陽光が明るく温暖になり美しい花見の季節である」) 。

寒い冬型の北西季節風が終わり、南東から「清明風」と呼ばれる穏やかな風が吹いて春の到来を知らせてくれる。


*


□「七十二候」(しちじゅうにこう)は次の通り構成される。

「清明」は「七十二候」の第13~15候目。


▽ 初候 4/5(火)~4/9(土)頃

「玄鳥至(つばめいたる)」⇒訳「ツバメが南(東南アジア)から渡って来る」 


▽ 次候 4/10(日)~4/14(木)頃

「鴻雁北(こうがんきたす)」⇒訳「雁が北(シベリア)へ渡って行く」


▽ 末候 4/15(金)~4/19(火)頃

「虹始見(にじはじめてあらわる)」⇒訳「雨上がりに虹が現われるようになる」


*


□ 旬(しゅん)の物


▽ 言葉・季語

お花見、花曇り、花冷え
朧(おぼろ)月夜
山菜採り



▽ 行事

4/05(火) 清明
4/06(水) 春の全国交通安全運動 [~4/15(金)]
4/07(木) 世界保健デー
4/08(金) 灌仏会(花まつり)
4/17(日) 満月


▽ 花

サクラ類

デルフィニウム(ヒエンソウ)
アネモネ
カタクリ(片栗)

 小石川後楽園20220324

ワスレナグサ(忘れな草・勿忘草)
チューリップ
ミモザ(ギンヨウアカシア/フサアカシア)
ヤグルマギク(矢車菊)
ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)
アザミ(薊)


▽ 野菜

タラの芽(楤の芽)
タケノコ(竹の子・筍)
新ジャガ(新馬鈴薯)
ゴボウ(牛旁・悪実)
フキ(蕗・苳・款冬)
アスパラガス
春キャベツ
ミツバ(三つ葉)
ニラ(韮)


▽ 果物

リンゴ(林檎)
ミカン(蜜柑)類
ビワ(枇杷)
イチゴ(苺)


▽ 魚介

初ガツオ(初鰹)、サワラ(鰆)、ハタハタ(鰰)、サヨリ(細魚)、シラス(白子)
サザエ(栄螺)、ホタテ(帆立)
アオリイカ(障泥烏賊)、ホタルイカ(蛍烏賊)
サクラエビ(桜海老)、シロエビ(白海老)、ボタンエビ(牡丹海老)
シャコ(蝦蛄)


▽ 昆虫・両生類

モンシロチョウ(紋白蝶)

 今季初のモンシロチョウ 木場公園20220321

ナミアゲハ(並揚羽)

ヤマトシジミ(大和小灰蝶・大和蜆蝶)
テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)
ハサミムシ(鋏虫)

カエル(蛙)各種
イモリ(井守)
サンショウウオ(山椒魚・鯢・䱱魚)


▽ 野鳥

ツバメ(燕・玄鳥・乙鳥)
ウグイス(鶯)
ヒバリ(雲雀・鸙・告天子)
エナガ(柄長)
ホオジロ(頬白/黄道眉/画眉鳥)


**



■ 4月5日は「ヘアカットの日」


1871年、明治維新政府は太政官の布告として、「散髪・脱刀勝手たるべし」との旨の「散髪脱刀令」(「断髪令」)によって武士が髷を切り刀を差すのを止め、男性はそれまでの丁髷(ちょんまげ)から散切頭 (ざんぎりあたま、別称・斬髪) にすることが奨励された。

"散切頭を叩いてみれば文明開化の音がする" という流行(はや)り歌が登場した。

1873年、敦賀県(現・福井県)で、断髪令に反対し散髪・洋装の撤廃を要求した一揆が3万人規模で発生し、6人が騒乱罪で死刑となった。

一方それに前後して、断髪令発布の趣旨を婦女子も散髪すべきであると誤解して断髪を自ら行う都会の女性が続出したりした。

そのため1872年4月5日、東京府が「男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない」とする「婦女子散髪禁止令」を出した。


*


□ お題「美容室を変えるきっかけはある?」
 

 

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私(夫)は理髪店しか利用したことが無い。
新社会人~結婚の期間は、新橋駅周辺の理髪店だった。
その後、妻が散髪することは嫌いじゃないと言うので家でしてもらうようになり、30才代後半からは毛染めも妻がやってくれた。
リタイア後は、浅草駅前の安価な理髪店で散髪してもらい、帰宅して妻に毛染めをしてもらっていた。
そして遂に72才(2020年)の春より、ダークブラウンからグレーに切り換えたのである。今から思えば、"コロナ禍" 突入とともに・・・。


一方、美容室の選択ポイントを妻に尋ねると、
先ず近いこと、あれこれ説明するのが面倒なので馴染みの美容師さんを作ること---ということで美容室は変えない。
 

 

 


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