■ 1月8日は「勝負事の日」
「イチ(1)かバチ(8)か」と読む語呂合わせから。
「一か八か」はサイコロ博打の用語で、語源は「丁(偶数)か半(奇数)か」。
① 半+半=丁、半+丁=半、丁+半=半、丁+丁=丁となり ⇒ 確率論で五分五分。
② 漢字の「丁」の上の部分の形が数字の「一」、漢字の「半」の上の部分の形が数字の「八」。
以上より、「一か八かの勝負」とは「乗るか反(そ)るか」と運を天に任せてやってみること。
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□ お題「思い切ってやってみたいことは?」
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私の人生で、「思い切ってやってみたこと」は-----
▽ 小学2年生の夏(1955年): 「川の深みに飛び込んだこと」。
私が泳ぎを覚えたのは、近くを流れていた「森下川(もりもとがわ)」を農業灌漑(かんがい)用として堰(せ)き止めていた、通称「大川の用水」。ここは格好の "天然スイミングプール" となっていた。指導者は集落 (地元では「在所」と言う) の年長者で、自分から飛び込まなければいきなり突き落とす荒々しい手法で、我々ガキ(小学校低学年生) は先ず犬掻(いぬか)きを体得する、というよりもそうしなければ溺れるからだった。
▽ 中学3年生の春(1962年): 「生徒会長選挙に立候補したこと」。
昨年亡くなられた恩師(私の中学2年と3年の担任先生)から強く背中を押された格好で、生徒会長選挙に立候補したが、見事に落選した。選挙演説に立った時は心臓がバクバクして何が何だか分らぬままに終わってしまい、対立候補の落ち着いた姿を前に敗北を感じ取った苦い思い出である。
▽ 高校3年生の冬(1966年): 「大学入学試験に挑んだこと」。
私の高校現役期は劣悪な成績が続き、合格率が物凄く低い国立大学一期校・二期校に無謀にも挑んで、私立大学を含めて敢え無く落第した。亡き父が「二浪はさせない、失敗したら就職」と脅しても、予備校が終われば繁華街をブラブラしている始末。現役合格した同窓生が乗り合わせたバスや汽車の中で、ドイツ語やフランス語を自習する姿は堪(こた)えた。夏の終わりから弁当持参で市立図書館の学習室に閉じ籠って集中したのが功を奏し、年末にはみるみる成績が急上昇し自分でも驚く「合格率99.99%!!」。67年3月に一期校一本に絞って、入試問題もよく解けて突破できたのである。今、顧(かえり)みてもどうして成績が驚異的に伸びたかはよく分からない。
▽ 大学4年生の夏(1970年): 「関東の企業に就職したこと」。
「70年安保闘争」に明け暮れた1968~69年の学園生活。"解"が出ないまま就活時期が迫るばかりだった。"転向" の文字が圧し掛かったものの"閉塞状況"を突破すべく、地元就職ではなく思い切って巨大企業が犇(ひし)めく京浜工業地帯(現在の首都圏エリア)への就職を選択したのだった。そんなサラリーマン生活を38年間(1971~2009年)もよくクビにならずに済んだものだ。今、顧(かえり)みても幸運としか言い様がない。肉親・妻・友達・上司のお蔭です!!
▽ 今後の余生: 「懺悔と断捨離したい」。
過去の過ちを悔いること。
欲望(食欲・物欲・快楽欲・名誉欲など)ミニマムに努めること。
妻子をはじめ隣人を愛すること。
過去の良い思い出を懐かしみ、残された日々を清貧に生きること。
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昨日1/8(土)は朝から、「小石川植物園」を散策した。
■「国立小石川植物園」
(正式名「東大大学院理学系研究科附属植物園」、文京区白山3-7-1)
1638年、江戸幕府が麻布と大塚に薬園を設置。やがて大塚は廃止。1684年、5代将軍・徳川綱吉の小石川別邸(白山御殿)に「御薬園」として移設。1722年、8代将軍・吉宗が目安箱の直訴に基づき「御薬園内 小石川養生所」を設置。1872年、明治維新の「東京市養育院」を設立。1877年、東京大学の開設に伴い理科大学(現・理学部)の附属施設となり広く植物学研究施設として再生し一般公開(「小石川植物園」の開園)。1998年、大学院理学系研究科附属施設。2012年、国の名勝・史跡に指定。面積は広大な16.16ha。
園内マップ
正門⇒低地を移動
□ ツバキ、サザンカ
メジロが啄(ついば)んでいた
□ クルミ
□ メタセコイア、ハンノキ、沼
□ イチョウ、ラクウショウ、沼
□ ハギ、ハゼノキ、イロハモミジ
ナンキンハゼの残された白い実、シジュウカラ
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□「日本庭園」池、ドウダンツツジ、クロマツ
奥に、これから期待される梅林
ドウダンツツジ、庭園の残雪
池と残雪
マンリョウの赤い実と白い残雪のコントラスト
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低地⇒高台へ移動
□ 針葉樹林
□ 雑木林
□ ユリノキ、スズカケノキ
ユリノキ
フクロミモクゲンジ
□ オガタマノキ、ボダイジュ
□ ニンジンボク、ハンカチノキ
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茂み⇒広場へ移動
□ ツバキ、イチョウ
□ ツツジ、カンザクラ
□「旧小石川養生所」「甘藷試作跡の碑」
養生所の説明板
早咲きのカンザクラの蕾が膨らんでいた
赤トラ猫が何処からかヒョッコリ現われた
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□「小石川植物園温室」の中を初めて撮影。
ベニヒモノキ(トウダイグサ科、原産マレー諸島)
コスツス・スペキオスス[オオホサキアヤメ科(旧ショウガ科)、和名ホサキアヤメ/フクジンソウ、原産インド/東南アジア)
ホヤ・マクギリブライ(キョウチクトウ科、原産オーストラリア北部)
ショウジョウアナナス(パイナップル科、原産ブラジル)
アガベテス・ブルマニカ(ツツジ科、原産ミャンマー)
セロジネ・オバリス(ラン科、原産ヒマラヤ/インドシナ)
アンスリウム(和名ベニウチワ、サトイモ科、原産中南米)
デンファレ(ラン科、原産ニューギニア/オーストラリア北部)
デンドロビウム・フォーモサム(ラン科、原産インド/ミャンマー/タイ)
ヒメサザンカ(ツバキ科、原産琉球)
オオシマウツギ(アジサイ科、原産奄美)
オオバシマムラサキ(シソ科、原産小笠原)
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□ イロハモミジ
□ サクラ、フジ
ここにもシジュウカラ
□「分類標本園」「薬園保存園」
□ シダ、ヒマラヤスギ
□ 本館、アジサイ、コウヤマキ
ジャノメエリカ(ツツジ科、原産南アフリカ)
□ ソテツ、シナマンサク
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帰宅後
西南西の空に月齢5.4 「六夜月」
20220108--21:28 (月没の1時間36分前)