■ 12月12日は「漢字の日」
「(公益財団法人)日本漢字能力検定協会」(略称「漢検」、京都市東山区祇園町南側551) が、「いい(1)字(2)一(1)字(2)」の語呂合せで、1995年に制定。
□「今年の漢字」
その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、毎年12月12日午後2時に「北法相宗大本山音羽山 清水寺」(東山区清水1-294) で漢字一字が発表される。揮毫(きごう、毛筆字)は森清範・貫主。
▽ 2015~2019年「今年の漢字」
リブログ
▽ 2020年「今年の漢字」第1位は「密」 ← 的中!!
新型コロナウイルス感染症が日本を含め世界的に流行し、年初から現在に至るまで日々の活動が制約された一年。多くの方が「密」という漢字一字を意識し続けた。
大切な人との関係が「密」接になり、人とのつながりの大切さを再認識する機会になったという声も。
政界、芸能界でも秘「密」が多かった一年。
世界中が新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けた一年。“3「密」”という言葉が提唱され、生活・行動様式が「密」にならないよう国民が意識し続けた。海外でも3C(Crowded places, Close–contact settings, Confined and enclosed spaces)としてメッセージを発信されるまでに。また、政治判断が「密」室で行われたことや芸能界での「密」会報道などでも使われた年。
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□ お題「今年の自分を表す一字」
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▼ 2021年「今年の漢字」予想
▽ 日刊工業新聞20211201 ・・・最有力候補「輪」。次候補「明」「躍」。
東京五輪・パラリンピックの「輪」は最有力候補だ。ただ、この字は2013年の五輪誘致決定で選ばれているし、開幕直前に関係者の辞任が相次ぎ人の輪を乱した悪い印象もある。スポーツ界では、野球の大谷翔平選手、ゴルフの松山英樹選手や笹生優花選手らが大活躍した。将棋の藤井聡太四冠の最年少記録樹立も明るい話題の一つだ。「明」や「躍」を期待したいが、足元の国内総生産や個人消費の低迷を考えると、そこまでの元気は出ない。
▽ ベネッセコーポレーション20211201 ・・・小学生が選ぶ「今年の漢字」のトップ3は「楽」「笑」「幸」。
1位は「楽」・・・「今年は友達といっぱい楽しく遊べた」「去年よりも行事がたくさんあった」等が理由にあがっている。2位は「笑」・・・「今年は笑顔でいる時間が長かった」「マスクでも友達とたくさん笑った」。3位は「幸」・・・「コロナでも友達や家族がいて幸せ」「コロナが落ち着いてきて幸せ」。
▽ exciteニュースFumumu編集部20211208 ・・・「率」「副」「旅」「会」「金」。
まず編集部内で予想されたのは「率」・・・「新型コロナの感染者数や死亡者数、ワクチン接種率、飲食の上限人数…などの数字のチェックが、昨年以上に日常に根付いた年だったと感じるから」。また、同じコロナ関連で注目されたのが「副」・・・「ワクチン副反応について話題だったから」ワクチンについては毎日さまざまな見解や情報が出ていたので、意識せずとも目にはいる文字だった。また、コロナ禍で制限されたゆえに目にしたのが「旅」・・・「GoToトラベルなどから旅行が話題になったため。多くの考え方もあったゆえに、良くも悪くも注目された言葉だと思った」。なお今年もチョイスされたのが「会」・・・「コロナが落ち着いて、人と会えるようになってきたこと。そして2020東京五輪が開かれたこと。2つの意味で『会』ができるようになった1年だな…と」。そしてやはり外せないのは「金」・・・「収束しないコロナ禍で暗い話題ばかりのなか、唯一、東京五輪の金メダルラッシュが明るい話題だったので。開催までは色々と物議を醸したが、笑顔になった人も多かったような気がする」。
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▽「今年の漢字」私の予想
新型コロナ関連から選ぶなら、ウイルス変異株の「株」。ワクチン接種率の「種」。
東京五輪2020関連から選ぶなら、金メダルラッシュの「輪」「金」。
大谷翔平選手関連から選ぶなら、リアル二刀流の「二」「刀」。
追記 「金」に決まりました。
選定理由
①東京五輪で日本人選手が多数の「金」メダルを取ったこと
②大谷翔平選手が大リーグでMVPを獲得、藤井聡太さんの最年少四冠達成など各界で「金」字塔を打ち立てたこと
③給付「金」、新紙幣・新硬貨などお「金」にまつわる話も話題に上ったこと。
CBC・石塚元章さんが "「金」はもう殿堂入りしてもらったら"とおっしゃっていました。
▽「今年の自分を表す漢字」・・・「二」
選定理由
① 今年1年は昨年以上に、自転車(「二」輪車)に頼り切った外出だった。
② 肉親とはオンラインでしか会えず、夫婦「二」人だけの生活だった。
③ 愛するオリックスバファローズ軍が25年振りにパリーグ優勝を遂げた。
先発投手「二」本柱: 山本由伸右投手と宮城大弥左投手、主砲打者「二」本柱: 吉田正尚左打者と杉本裕太郎右打者---の投打両輪がうまく噛み合った。
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昨日12/12(日)朝早く、思い切ってJR京浜東北線で上野駅⇔王子駅を往復し、「名主の滝公園」と「飛鳥山公園」の紅葉風景を訪れた。
私が電車に乗るのは、2/10(水)パスポートを夫婦揃って受領した時以来、10カ月振り。
電車で公園・庭園を訪れたのは、何と!! 2020/3/17(火)の「新宿御苑」以来、1年9カ月振りとなる。
周辺マップ
■「区立名主の滝公園」(北区岸町1-15-25)
江戸時代安政年間(1854~60年)に王子村名主・畑野孫八が屋敷内に開いた「名主の滝」。明治中頃に所有した垣内徳三郎が庭園として整備した。1924年に買収した精養軒が公開開始。1945年の米軍空襲により焼失した。1960年に東京都が市民公園として再公開し、1975年に北区に移管した。
武蔵野台地の突端である王子近辺にはかつて「王子七滝」があり、このうち「名主の滝」だけが現存する唯一の滝となった。都内有数の8m落差を有する男滝(おだき)を中心に、女滝(めだき)・独鈷(どっこ)の滝・湧玉(ゆうぎょく)の滝の4つの滝からなる。トウネズミモチ176本・ヤマモミジ99本・ムクノキ98本・スダジイ96本・イチョウ83本などが植えられた斜面を巧みに利用して自然の風景を採り入れた回遊式庭園。
園内マップ
今年7月に発生した倒木の伐採・補修作業を行い、先日12/1(水)より安全の確認ができたエリアの利用範囲を拡大したばかり。
□ JR京浜東北線王子駅 / 都電荒川線王子駅 から徒歩。
薬医門から入った。
□ 急坂の石階段 (工事中)
□ 男滝 (10時より稼働) ~ せせらぎ
クマシデ(別名・カタシデ)
カワセミを捉えた!!
□ 茶室
□ 管理事務棟 [3F老人いこいの家(多目的集会室)]
□ 正門~公園周辺
ヒメシャラ
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本郷通りが、「北区役所」の前から、「音無橋」(1930年竣工)へと続き、都電・荒川線が通る明治通りと合流し、滝野川2丁目へと向かう。「音無橋」の下には、石神井川が緑とせせらぎを楽しむ「音無親水公園」として整備されている。
「音無親水公園」の高台は、「王子神社」(旧称「王子権現」、王子本町1-1-12)。1322年、領主・豊島氏が再興し、田楽舞などを奉納して来た。
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□「王子稲荷神社」(旧称「岸稲荷」、岸町1-12-26)
江戸時代には関八州の稲荷の惣社とも称され、江戸の人々の崇敬を集めた。江戸時代、落語『王子の狐』でも有名。
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□ 「北区役所」(王子本町1-15-22)
□「区立音無親水公園」(王子本町1-1)
音無川==「音無橋」(1930年竣工)の下を望む。
橋上より上流方向を見下ろす
橋上より下流方向を見下ろす
□「王子神社」(旧称「王子権現」、王子本町1-1-12)
1322年、領主・豊島氏が再興し、田楽舞などを奉納して来た。
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■ 「区立飛鳥山公園」(王子1-1-3)
園内マップ
滝野川警察署/飛鳥山交番(王子1-1-15) 横の石階段から上った。桜の見事さに加えて、初夏の紫陽花も見応えあり。
□ 多目的広場~児童広場
▽ 交通機関車両の屋外静態展示として、①国鉄D51形蒸気機関車853号機(1943年製造、1972年まで走行)、②都電荒川線電車6080号(1949年製造、1978年まで走行)。
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□ 飛鳥山3つの博物館 (王子1-1-3)・・・1998年開館。
▽「紙の博物館」・・・世界でも有数の紙専門の博物館。日本最初の洋紙工場だった旧王子製紙(1949年分割)の収蔵資料を引き継ぎ、1950年に製紙記念館として設立。1998年に飛鳥山公園内に移転。
▽「飛鳥山博物館」・・・地域の郷土資料を展示。
▽「渋沢史料館」・・・1982年開館、2020年リニューアルオープン。渋沢栄一の本邸に関する資料を収蔵展示。
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□ 「旧渋沢庭園」(北区西ケ原2-16-1)
説明板
▽ 国指定重要文化財「晩香廬(ばんこうろ)」・・・1917年竣工。
▽ 国指定重要文化財「青淵(せいえん)文庫」・・・1925年竣工。
▽「旧渋沢家飛鳥山邸 曖依村荘(あいいそんそう)」跡の庭園・・・1878年竣工、1945年の東京大空襲で焼失、1998年再建。
イロハモミジ、トウカエデ
▽ 「飛鳥山公園管理事務所」内に新設した「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」(西ケ原2‐16)・・・2021/2/20開館。
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□「飛鳥山古墳群」(王子1-1-3) ・・・古墳時代後期~末期(6世紀後半~7世紀初頭)の造成。
ムクノキの巨樹
□ 広大な桜広場 (王子1-1-3)
かの有名な8代将軍・徳川吉宗が「享保の改革」の一環として、両国の花火、隅田堤の桜(ともに墨田区)、御殿山の桜(品川区)とともに、この飛鳥山の桜を江戸庶民の息抜きの場として建設した。1720~21年に1,270本が植えられ、現在もソメイヨシノを中心に約650本の桜が植えられている。
1720~21年、徳川吉宗がサクラの苗木を植える整備を行う。1737年、江戸庶民に一般開放される。
1873年、飛鳥山・上野・浅草・深川・芝の5公園が日本最初の公園に指定される。1879年、渋沢栄一が別荘を構え、1901~31年、本邸として使用。
1933年、渋沢栄一の遺言により邸宅を龍門社に寄贈。1945年、龍門社が政府に寄贈。1945年、 東京大空襲で大部分を焼失。
1949年、政府より龍門社に跡地が返還され、龍門社は渋沢栄一顕彰事業基金とするため跡地の2/3を売却し飛鳥山公園が拡張される。
1998年、3つの博物館、「渋沢史料館」「北区飛鳥山博物館」「紙の博物館」が開館する。
2009年(平成21年)7月17日 - スロープカー「飛鳥山公園モノレール」運転開始する。
イチョウ、イロハモミジ
□「あすかパークレール」・・・バリアフリーの斜行型エレベータ = モノレール。2009年運開。
向こうに左からイチョウ、メタセコイア、「王子神社」が望める。
カップ咲きスイセン
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□ 今日12/13(月)は本格的な冬型気候に変わる。
予想天気図
20211213--09:00