□ 秋の西空のウロコ雲と月
秋らしい雲が広がる
20211008--11:03
深遠な宵の「二日月」(月齢1.7)
20211008--17:39 (月没の1時間11分前)
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■ 10月8日の暦は「寒露」(かんろ)
□「二十四節気」(にじゅうよんせっき)
・・・中国の戦国時代(紀元前5~2世紀)に考案された『宣明暦』(せんみょうれき、太陰太陽暦)がルーツ。
江戸時代には渋川春海による『貞享暦』(じょうきょうれき、太陰太陽暦) をはじめ何度も改暦。
明治時代1883年に『本暦』(別称『神宮暦』、太陽暦) とその簡略化した『略本暦』(りゃくほんれき)を発行。
「寒露」は、第17番目の節気。定気法では太陽黄経が195度の時。前の節気「秋分」から数えて15日目。2021年は10/8(金)頃。期間としては10/8(金)~次の節気「霜降」前日の10/22(金)。
▽『暦便覧』(こよみびんらん) ・・・江戸時代1787年(再版1798年)に著者:太玄斎/出版者:蔦屋重三郎ほかによって成立。
「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」・・・冷たい露が野草に付いたり冷気によって凍りそうになり、秋が深まり紅葉が鮮やかになり菊が咲き始め、農家では収穫の時期を迎える。
雁などの冬鳥が渡って来て、蟋蟀(コオロギ)などが鳴き始める頃。
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□「七十二候」(しちじゅうにこう)
・・・ 古代中国(詳しい年代は不明) で考案された季節を表す方式のひとつ。「二十四節気」を更に約5日ずつ3つに分けた (24 X 5 = 72) 期間。
▽ 初候
「鴻雁来」(こうがんきたる)・・・雁が飛来し始める。
10/8(金)~10/12(火)。
▽ 次候
「菊花開」(きくのはなひらく)・・・菊の花が咲く。
10/13(水)~10/17(日)。
▽ 末候
「蟋蟀在戸」(きりぎりすとにあり)・・・蟋蟀(キリギリス・コオロギ ※) が戸の辺りで鳴く。10/18(月)~10/22(金)。
※ 分類学では、節足動物門/昆虫綱/直翅目(バッタ目)/剣弁亜目(キリギリス亜目)/コオロギ上科。
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□ 旬(しゅん)の物
▽ 草花・花木
キク
コスモス
キンモクセイ
チャノキ
ナナカマド
▽ 果物・野菜
カキ
ギンナン
クリ
スダチ
ナシ
リンゴ
サトイモ
シメジ
マツタケ
▽ 魚介類
サバ
サンマ
シシャモ
ハタハタ
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■ 10月8日の記念日は「木の日」
1977年、林野庁と「日本木材青壮年団体連合会」・「木材利用推進中央協議会」等が、業界の発展と木材の利用促進を図るため、「木」(十と八の組み合わせ)の字に因んで10月8日を、身近にある木について知り木材を大いに使ってもらおうという「木の日」と定めたもの。
毎年、この日前後の土・日に、東京都と「(一社)東京都木材団体連合会」(江東区新木場1-18-8 木材会館2F) の主催で「木と暮らしのふれあい展」を開催している。
2019年は10月5日(土)~6日(日)に、「都立木場公園」(江東区木場4丁目~平野4丁目)のイベント広場において「第39回木と暮らしのふれあい展」を開催し都内の多数の木材団体がブースの出展やイベントを行った。
しかしながら、2020年・2021年とも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった。
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□ お題「庭や鉢植えで木を育てたことある?」
▼本日限定!ブログスタンプ
▽ 埼玉で一戸建てに住んでいた期間(1977~2007年)には、我が庭で次の樹木を種や苗木から育てた思い出がある。
残念ながら写真は残っていない。
梨の木(実が成った)
桃の木(実が成った)
柚の木(ユズノキ、とうとう実は成らなかった)。
▽ 浅草のマンションに移り住んでからは、鉢植えの観葉植物に加え、
妻はベランダで次の植物を育てた経験がある。
樹木ではないがこのブログに掲載した花をセレクトした。
[栽培]
朝顔20160814
朝顔とゴーヤ20100807
夕顔20121013
ツンベルギア・アラータ(別名ヤハズカズラ)20141001
ナス
[鉢植え]
ベゴニア・センパフローレンス20191107
セントポーリア
プリムラ・ポリアンサ
カランコエ20200426
シャコバサボテン20180108
ビューティーシーナ20180410