■ 8月28日は「バイオリンの日」
バイオリン (またはヴァイオリン) は、弦楽器の一種で、ヴァイオリン属のヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスの4種の楽器の中で最も小さく、最も高音域を出す楽器である。弦を弓や指などで振動させて音を出す弦鳴楽器に属する。
バイオリンの起源は、中東を中心にイスラム圏で広く使用された擦弦楽器ラバーブと考えられている。中世中期にヨーロッパに伝えられレベックと呼ばれるようになり、立てて弾くタイプのものは、ヴィオラ・ダ・ガンバからヴィオール属へと進化して行き、抱えて弾くタイプのものは、ヴァイオリン属へと進化して行った。
そして、世にバイオリンが登場したのは16世紀初頭と考えられている。
ポルトガル人のイエズス会宣教師ルイス・フロイス(1532~97年)が編纂した「日本史」(1594年)によると、16世紀中頃、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ (バイオリンの原型) の演奏をポルトガル人修道士がミサ用として日本の子供に教えた。
明治時代に入ると、ドイツ人などの外国人教師によって奏者が養成され、バイオリンは少しずつ広まって行った。
1880年8月28日、東京・深川の三味線職人・松永定次郎が国産バイオリンの第1号を完成させた。
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我が夫婦が好きなクラシック曲
アマデウス・モーツァルト (独語 Wolfgang Amadeus Mozart、1756年1月27日~1791年12月5日)の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
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フレデリック・ショパン (ポーランド語 Fryderyk Franciszek Chopin、1809or1810年~1849年10月17日)の「別れの曲」
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テクラ・バダジェフスカ (ポーランド語 Tekla Bądarzewska-Baranowska、1834or1838年~1861年9月29日)の「乙女の祈り」
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フランツ・リスト(ドイツ語 Franz Liszt、1811年10月22日~1886年7月31日)の「ラ・カンパネラ」
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■ 日本におけるクラシック作曲家の像
□ アマデウス・モーツァルト像
1991作 神戸市三宮の東遊園地
1991作 (原像はヴィクトール・ティルグナー1896作) 葛飾区かつしかシンフォニーヒルズ本館の正面広場
□ ルードヴィヒ・ベートーヴェン (独語 Ludwig van Beethoven、1770年12月16日頃~1827年3月26日)像
保田龍門1973作 玉川学園(聖山から2016移設)UniversityConcertHallの正面広場
保田龍門1925作 東京芸術大学音楽学部の中庭
エミール・ブールデル1929?作 大原美術館
□ フレデリック・ショパン像
2010作 東京芸術大学音楽学部の中庭