■ 8月14日は「水泳の日」
「公益財団法人 日本水泳連盟」(英Japan Swimming Federation、略称:日水連/JASF。新宿区霞ヶ丘4-2) が1953年に制定した。敗戦で中断となっていた8月14日の「国民皆泳の日」を引き継ぎ、2014年に「水泳の日」(英Swimming Day)と改称した。
□ お題「あなたは泳げる?」
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▽ 水泳の思い出-----森下川~河北潟~内灘などの海岸
私が泳ぎを覚えたのは、近くを流れていた「森下川(もりもとがわ)」を農業灌漑(かんがい)用として堰(せ)き止めていた、通称 "大川の用水"。
ここは格好の "天然スイミングプール" となっていた。が、指導者は集落 (在所と言う) の年長者で、いきなり突き落とす荒々しい手法だった(苦笑)。
我々ガキ(多くは小学校低学年生)は先ず犬掻(いぬか)きを体得する、というよりもそうしなければ溺れるから。
小学校高学年生の頃には、平泳ぎ・横泳ぎ・立ち泳ぎからクロール・背泳ぎ・バタフライに至るまで、全て我流で体得した。
かくして毎年夏ともなれば、森下川は勿論のこと河北潟 [干拓されるまでは泳いで遊びながら豊富な蜆貝(しじみがい)を採った] で泳いだり、
集落の慰安旅行として自前の舟 (稲の刈り取り・運搬用) に乗り河北潟を抜けて日本海 (内灘・粟ヶ崎・大野・金石などの海岸) で海水浴を楽しんだものだった。
▽ 森下川に関する地誌
Mapion 周辺広域マップ
石川県金沢市の東部地域を流れる「森下川」 [別名:豊吉川(とよよしがわ)、大野川水系の二級河川] は、
現・金沢市二俣町 (旧・河北郡医王山村字二俣) の医王山(いおうぜん、標高913m)に水源を発し、金沢市奥新保町~砂子坂町~荒山町を貫流しながら医王ダム (2001年に完成) に注ぎ、その下流で田島川~涌波川~深谷川などの支流を併合し、金沢市北端に位置する河北潟に注ぐ。延長23.6 km。
出典: 金沢市観光サイト「金沢旅物語」森下川
森下川の右岸に在る現・金沢市不動寺町 (旧・河北郡三谷村字河原市)で取水する「河原市用水」(別名:浅田用水、1686年に開削、1806年に改修) は、
山麓に沿って北東に導水して津幡川に注いでいる延長10.2kmの用水。
用水の守り神は「波自加彌(はじかみ)神社」(金沢市二日市町カ186~花園八幡町ハ165の入会地に鎮座) は、
創建718年、四坊高坂の黄金清水(こがねしょうず)に鎮座 ⇒ 源平合戦の兵火により社殿亡失 ⇒ 現在地の田鹿(たぢか)八幡宮に遷座し併合。
古くは神功皇后の三韓征伐 (百済・新羅・高句麗への遠征、西暦200年説or367年説) の折り、朝鮮半島より医薬として生姜 [しょうが、古語で波自加彌 (薑、はじかみ)] を我が国に初めて伝えたという朝臣・武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)を祀る。
出典: 「金沢寺社仏閣めぐり」波自加彌神社