■ オリックスバファローズ (中嶋聡監督)
2011年8~9月以来の10年振りとなる破竹の8連勝! (当時は岡田彰布監督)
2014年7月25日以来の7年振りとなるパリーグ首位タイに浮上!! (当時は森脇浩司監督。この年は2位ながら金子千尋投手がMVPに輝いた)
かくなる上は1996年以来の25年振りとなる日本シリーズの制覇を目指そう!!! (当時は仰木彬監督。イチロー外野手がMVPに輝いた)
尚、1996年当時のオリックスはブルーウェーブ時代。日本ハムファイターズ(上田利治監督/住友平監督代行)を制してパリーグ優勝⇒讀賣ジャイアンツ(長嶋茂雄監督)を制して日本一に輝いた。
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■ 6月21日は「夏至(げし)」
我々北半球では1年のうちで太陽が地球から見て最も空の天頂(テッペン)に近付く日。太陽の力が最も強まる日。
太陽がズバリ天頂に来ている地域のことを北回帰線と呼んで北緯23度26分22秒の地点。つまり北回帰線上の観測者から見ると「夏至」の日の太陽は正午に天頂を通過する。北緯66度33分38秒以北=北極圏では白夜となる。
北半球では1年のうちで昼(日の出~日の入り)の時間が最も長く夜の時間が最も短い日。
□ 中国の戦国時代(紀元前476年?~紀元前221年) に成立した『定気法』(太陽の黄道上の視位置)では、
太陽黄経が90度の時。「二十四節気」の第10番目。「立夏」と「立秋」の真ん中。
2021年は6月21日。期間としての意味もあり6月21日~次の節気「小暑」=「七夕」の前日7月6日。
□ 日本の江戸時代天明7年 (1787年、著者:太玄斎/出版者:蔦屋重三郎ほか) に成立した『暦便覧』では、
「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」
現代語訳
「太陽光の力が最も強まり、昼の時間が最も長い日」
「七十二候」のうち-----
①「初候」 6月21日~6月25日頃。
「乃東枯(ないとう かるる)」
現代語訳
「夏枯草が枯れる」 冬至の頃に芽を出した靫草(空穂草/夏枯草、ウツボグサ)が枯れて行く頃。一方で色鮮やかな夏の花が次々と開いて行く花もあれば、他方で枯れて行くウツボグサもあり。
②「次候」 6月26日~6月30日頃。
「菖蒲華(あやめ はなさく)」
堀切水辺公園20210613
向島百花園20210607
現代語訳
「アヤメの花が咲く」 順次、カキツバタやアヤメやハナショウブ(江戸時代はアヤメと総称) の花が開いて行く頃。
☆「夏越の祓(なごしのはらえ)」 6月末日(晦日、30日)は神社で人々が犯した罪や穢(けがれ、厄災)を除き去るための行事、茅草で作った輪を潜(くぐ)る「茅の輪くぐり」が行われる。
根津神社20210621
③「末候」 7月1日~7月6日頃。
「半夏生(はんげ しょうず)」
現代語訳
「半夏が生える」 半夏[烏柄杓(カラスビシャク)] という薬草が生えて来て葉が白く染まる頃。田植えを終える目安とされている。
不忍池20210618
☆ 風習としては、丁度収穫したばかりの麦を使って「半夏生餅(はんげしょうもち)」を作り、田んぼ四隅の神様に供えてから食べる。更に西日本では、豊作を祈って蛸(タコ)を食べる。稲の根がタコの足のように強く広く大地に根付いてほしいと祈願する。
□ 旬の食べ物
夏蜜柑(ナツミカン)
桜桃(オウトウ、サクランボ)
冬瓜(トウガン)
オクラ[英語okra、アメリカネリ、秋葵、陸蓮根(オカレンコン)]
胡瓜(キュウリ)
紫蘇(シソ)
五條天神社20210621
蛸(タコ)
鮎(アユ)
半夏生餅(ハンゲショウモチ)
□ 主な誕生花
①「初候」
立葵(タチアオイ)
不忍池20210618
木場公園20210602
昼顔(ヒルガオ)
②「次候」
柘榴(ザクロ)
向島百花園20210607
西洋松虫草(スカビオサ)
谷中20210614
紅花(ベニバナ)
木場公園20210602
未央柳(ビョウヤナギ)
③「末候」
花魁草(フロックス)
蓮(ハス)
不忍池20210618
螺旋花(ネジバナ)
時計草(トケイソウ)
千駄木20210621