■ 12月16日は「電話創業の日」
1869年10月23日、横浜裁判所構内に電信機役所が設置され、東京~横浜間で公衆電信線の架設工事が始まった。これに由来して10月23日は「電信電話記念日」となっている。
1870年、東京~横浜間で電信サービスが開始された。
1876年、アレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell、1847~1922年)が電話機を発明した。
1877年、我が国では工部省が電話機を早速輸入し実験を行い電話機の国産化に着手した。
1890年12月16日、逓信省により東京市内~横浜市内間で日本初の電話交換サービス事業が開始し、千代田区に設置された電話交換局が営業を始めた。これに由来して10月23日は「電話創業の日」となっている。
当時の電話には電話交換手という電話の回線をつなぐ業務を行う人がいた。電話局内にある交換台において、一組の電話プラグを適切なジャックに差し込むことで、電話の回線を接続し、電話で話すことができた。そのため、電話をかける時は、最初に電話局の交換手を呼び出し、相手の電話に接続してもらっていた。
加入電話(今日の通称・固定電話) は東京155台・横浜44台、電話交換手は女子7人・夜間専門の男子2人が対応した。
当時の電話料金は定額制で東京が40円・横浜35円。当時は1円で米が15kg買え、今の値段にすれば40円は24万円位に相当する極めて高価なサービスだった。
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□ お題「最近、誰に電話かけた?」
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私(夫)は、2月初旬に、予定していた懇親会(友人3人の昼食会)を、「コロナ禍が顕在化したから当分の間延期しようか?」と相談を持ち掛けた時のPCメールと固定電話交信が、最後となっている。
妻は、毎日のように娘たちとスマホ交信(時々テレビ会議)をしている。
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昨日12/16(水)は、全国的な寒波襲来のため北日本は急激積雪に見舞われ、関東も冷え込んだ。
予報通り、午前中は冬晴れとなり午後からは雲が広がった。
朝一番に、最終段階の紅葉風景撮影のつもりで「小石川植物園」へと足が向いた。
浅草通り⇔不忍通り⇔春日通り※⇔こんにゃくえんま通り/千川通り。
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往きのルートは切通坂⇒真砂坂⇒東富坂。帰りのルートは菊坂。
サイクリング10.3km & ウォーキング7,300歩と適度。
■ 「国立小石川植物園」
(正式名「東大大学院理学系研究科附属植物園」、文京区白山3-7-1)
1638年、江戸幕府が麻布と大塚に薬園を設置。やがて大塚は廃止。1684年、5代将軍・徳川綱吉の小石川別邸(白山御殿)に「御薬園」として移設。1722年、8代将軍・吉宗が目安箱の直訴に基づき「御薬園内 小石川養生所」を設置。1872年、明治維新の「東京市養育院」を設立。1877年、東京大学の開設に伴い理科大学(現・理学部)の附属施設となり広く植物学研究施設として再生し一般公開(「小石川植物園」の開園)。1998年、大学院理学系研究科附属施設。2012年、国の名勝・史跡に指定。面積は広大な16.16ha。
上にイチョウ(別名ギンナンノキ、イチョウ科)の巨木
下に精子発見のソテツ(ソテツ科)
□ 分類標本園~薬園保存園は今回パス
□ 名物 "紅葉のトンネル" カエデ並木 ~ 一周年を迎えた「公開温室」
イロハモミジ (別名イロハカエデ、ムクロジ科)
クスノキ(クスノキ科)の巨木、イロハモミジ
□ ツバキ園~ボダイジュ並木
モミジアオイ(アオイ科)
エゴノキ(エゴノキ科)
右は精子発見のイチョウは落葉済み
左と下はイイギリ(別名ナンテンギリ、イイギリ科)の巨木・・・赤い実に野鳥たちが群がっていた
□ モミジバスズカケノキ、ユリノキの樹林
終期のモミジバスズカケノキ(別名ブラタナス、スズカケノキ科)
□ 広葉樹林の森
イロハモミジ (別名イロハカエデ、ムクロジ科)
ミズキ(別名クルマミズキ、ミズキ科)、コナラ(ブナ科)
ヌマミズキ(ヌマミズキ科)
ヘラノキ(シナノキ科)
カシワ(ブナ科)
ノグルミ(クルミ科)
ヒメタイサンボク(モクレン科)44
ウワズミザクラ(バラ科)
□ 日本庭園
黄葉イロハモミジ (別名イロハカエデの変種、ムクロジ科)
コナラ(ブナ科)
トウカエデ(カエデ科)
終期のドウダンツツジ(ツツジ科)園
庭園全景
左奥は「旧東京医学校本館」(現「東京大学総合研究博物館小石川分館」)・・・文京区白山3-7-1小石川植物園内)
□ ウメ園~ハギ園
サトザクラ系の晩都(バラ科)にコフキサルノコシカケ(マンネンタケ科、食用には不向き)
コゲラ(キツツキ科)
シジュウカラ(シジュウカラ科)も多く飛んでいたが素早くて撮影できず
名物のハゼノキ (リュウキュウハゼ、ウルシ科)、ナンキンハゼ (トウハゼ、トウダイグサ科)ともに落葉済み。
コバノチョウセンエノキ(別名コウライエノキ/サキシマエノキ、アサ科)
ニッサボク(ヌマミズキ科)
イタリアヤマナラシ(別名セイヨウハコヤナギ/ポプラ、ヤナギ科)は落葉済み
ハンノキ(別名ハリノキ、カバノキ科)
ハグマノキ(別名リュウスコチナス、ウルシ科)
チドリノキ(カエデ科)
ヒメグルミ(クルミ科)
ヒメタイサンボク(モクレン科)