■ 10月4日は「イワシの日」
「イ(1)ワ(0)シ(4)」と読む語呂合せにより、「多獲性魚有効利用検討会」※ が1985年に制定した。
※ 現在は、「大阪市水産物卸協同組合」(大阪市福島区野田1-1-86) 内の「大阪おさかな健康食品協議会」へと継承されている。
安くて美味しくて栄養豊富なイワシをPRすること、また、豊かな海を愛し育む心を育て水産資源の有効利用について理解を深めてもらうことが目的である。
▽ 関連ブログ 今日は「イワシの日」。漢字で書ける?(2016-10-04)
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□ イワシの定義
中国からの外来漢字:「鰛または鰮(オン)」。和製漢字: 「鰯(イワシ)」・・・捕獲すると直ぐに死んでしまう弱い青魚であるとの語源。yowashi⇒iwashi。 平安時代には既に登場していた。
英語: sardine, pilchard
稚魚シラス(白子)の英語: whitebait
・・・カタクチイワシをはじめマイワシ・ウルメイワシ、イカナゴ(稚魚はコウナゴ)、ニシン、ウナギ、アユなど、体に色素がなく白い稚魚の総称。
▽ 分類学ではニシン目Clupeiformesニシン亜目Clupeoidei。
出典 「いきものAZ イワシたちの集団行動~なぜイワシは群れるのか??~」(2018/10/12)
・マイワシ(真鰯) の各地での呼称・・・ユワシ、ナナツボシ(七つ星)など。
分類学ではニシン科Clupeidaeニシン亜科Clupeinaeマイワシ属Sardinopsマイワシ種Sardinops melanostictus。
・サッパ(鯯/拶双魚)の各地での呼称・・・ハダラ(佐賀有明海沿岸)、ワチ(山口・広島・香川)、ママカリ(岡山瀬戸内海沿岸)、ハラカタ(関西)など。
分類学ではニシン科Clupeidaeニシン亜科Clupeinaeサッパ属Sardinellaサッパ種Sardinella zunasi。
・ニシイワシ
分類学ではニシン科Clupeidaeニシン亜科Clupeinaeサルディナ属Sardinaニシイワシ種Sardina pilchardus(別称・ヨーロッパマイワシ種European pilchard)。
・ウルメイワシ(潤目鰯)の各地での呼称・・・ドンボ(富山)、ダルマイワシ(新潟)など。
分類学ではニシン科Clupeidaeウルメイワシ亜科Dussumieriinaeウルメイワシ属Etrumeusウルメイワシ種Etrumeus teres。
・カタクチイワシ(片口鰯)の各地での呼称・・・タレクチ(山陰)、コイワシ(広島)、ホタレイワシ(高知)、シコ(鯷、東京)、ヒシコ(鯷、茨城)、ブト(宮城・新潟)など。
分類学上ではカタクチイワシ科Engraulidaeカタクチイワシ亜科Engraulinaeカタクチイワシ属Engraulisカタクチイワシ種Engraulis japonica。
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□ お題「イワシ好き?嫌い?」
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私の青少年時代に獲ったり食べたりした魚は、川の淡水魚(フナ・ナマズ・ゴリ)や潟=湖の汽水魚(キス・ハゼ・アマサギ=ワカサギ・ウナギ)が多かった。
魚屋さんから買う魚は、以上の他に各種海水魚があった。その中で私が好きだったのは、イワシ、ブリ、ニシン、ハタハタなどだった。
イワシ小魚の目刺し(メザシ)※※ は、青少年時代から現在に至るまで長く好んで食べている。
※※ メザシ・・・カタクチやウルメなどイワシ類の小魚を塩漬けした後、目から下顎(したあご)へ竹串や藁(ワラ)を通して数匹ずつ束ねて乾燥させたもの。通常は焼いて食べる。
北陸ではイワシの保存食として、米糠(こめぬか)漬け--訛(なま)って"こんかイワシ" が食べられており、淺草在住の現在でも、石川県や富山県のアンテナショップ、JR御徒町駅前の「吉池」などで購入している。
「いしかわ百万石物語 江戸本店」(中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル)
「いきいき富山館」(千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F)
「吉池本店」(台東区上野3-27 御徒町吉池本店ビルB1F)
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昨日10/4(日)
夕焼け 20201004--17:02 (日の入りの約20分前)
20101004--21:00