■ 9月30日は「クルミの日」
□ クルミの分類
学名(ラテン語): Juglans(ユーグランス)
分類: クルミ目Juglandalesクルミ科Juglandaceaeクルミ属Juglans。
漢字: 胡桃 または 山胡桃
英語: walnut(ウォルナッツ) または black walnut、
フランス語: noix(ノワ)、
イタリア語: noce(ノーチェ)。
*
□ クルミの生産地
[世界]
原産地はヨーロッパ南西部~アジア西部。
紀元前7000年前から人類が食用としていた。
2018年生産量では、①中国158.6万t②米国(カリフォルニア州など)61.3万t③イラン41.0万t④トルコ21.5万t。
[日本]
オニグルミの種・実が、縄文時代の貝塚跡から出土。
奈良時代の平城宮跡から出土した木簡に記述。
平安時代の延喜式(律令制度の施行細則、927年に完成し967年より施行)の年料別貢雑物に、甲斐・越前・加賀国などにおいてクルミの貢納を規定。
2017年生産量では、①長野県111.3t(74%)②青森県38.4t(25%)③新潟県1.0t(0.7%)。
日本の名産地は長野県東御市(旧・小県郡東部町・・・雷電爲右衞門の出身地)、青森県三戸郡南部町(盛岡南部藩の発祥地)。
それらクルミ愛好家たちが、「ク(9)ルミ(3)は丸い(0)」の語呂合せで9月30日を「くるみの日」と制定した。
柳原千草園20200904
**
□ お題「クルミ好き?嫌い?」
▼本日限定!ブログスタンプ
小学生~中学生の頃は食べられる木の実なら、何でも木から捥(も)いで食べた。
[収穫期順]
中春・・・ナワシログミ(茱萸)、
初夏・・・ビワ(枇杷)、アンズ(杏子)、クワ(桑)、
盛夏・・・スモモ(李)、ホオズキ(鬼灯)、
初秋・・・イチジク(無花果)、ハス(蓮)、
中秋・・・クリ(栗)、ヤマブドウ(山葡萄)、アケビ(木通)、クルミ(胡桃)、ヒシ(菱)、ムカゴ(零余子)、
晩秋・・・カキ(柿)、シイ(椎)。
その中でクルミは、殻が硬く食べ難かったが、香ばしくて珍味だった。成人してからは数年に一度位なら、佃煮や和菓子などでお目に掛かって来た。
清香室町本店 (金沢市本多町2-1-2)
佃食品「佃の佃煮」本店 (金沢市下新町6-18)
左はゴリ、右はクルミ。
◇---------------------------------------------------------------
昨日9/30(水)の午後、日暮里~谷中方面の秋を探しに出掛けた。
昭和通り(日光街道)⇒言問通り⇒尾久橋通り⇒日暮里駅跨線橋
⇒谷中霊園⇒不忍通り⇒両大師陸橋。
サイクリング&ウォーキング2,400歩と軽く。
久し振りにJR日暮里駅前の陸橋で通過する電車を見学しているうちに、撮影したくなってしまった。
撮影しまくったのはよかったのだが、帰宅して電車の種類を調べていると、慣れないことゆえ随分と時間を費やすことになった
(誤りが多いかも)。
■ 日暮里駅の跨線橋(こせんきょう、通称・陸橋。荒川区西日暮里3-1 ~ 西日暮里2-18/19)
□ 京浜東北線/山手線
京浜東北線/山手線E235系
□新幹線・・・東北/秋田/山形/上越/北陸
山手線E235系、東北新幹線E5系
山手線E235系、上越新幹線E2系
東北新幹線E2系
東北新幹線E5系、秋田新幹線E3系
秋田新幹線E3系
上越新幹線E2系
秋田新幹線E6系、上野東京ラインE531系
□高崎線/宇都宮線
上野東京ラインE531系
□常磐線
常磐線特急E657系
□京成線
90,83京成線スカイライナーAE形
85,95,88京成線E3000系
背景のタワーマンションは左奥が「ステーションプラザタワー」、右手前が「ステーションポートタワー」。
*
□「日蓮宗大黒山 経王寺」(きょうおうじ、西日暮里3-2-6)
1655年に創建。本堂の隣の大黒堂に日蓮上人・作と伝えられる大黒天が鎮守として祀られている。1868年の上野戦争で敗走した彰義隊士を匿(かくま)ったため、新政府軍の攻撃を受けた山門に銃弾の痕が残っている。
□「夕焼けだんだん」(西日暮里3-10 ~ 3-13/14)
手前に階段
メランポジウム(キク科)
「猫雑貨 ネコアクション」(西日暮里3-10-5)
□「新義真言宗豊山派補陀落山観音院 養福寺」(西日暮里3-3-8)
1620年に開山。宝永年間(1704~11年)に建立された仁王門(仁王像は運慶作)。
□「富士見坂」(通称「花見坂」「妙隆寺坂」、西日暮里3-7)
都心に幾つかある富士見坂のうち、地上から富士山の姿がよく見える坂だったが、とうとう2013年頃には高い建物ができて見えなくなった。
□「諏方神社」(西日暮里3-4-8)・・・新堀・谷中の総鎮守、境内社は末廣稲荷・銭降稲荷・三宝荒・三峰の各神社。
江戸時代には景勝地「ひぐらしの里」として人気。
ヒガンバナ(別名マンジュシャゲ、ヒガンバナ科)
狛犬と鳥居は江戸町火消しの「れ組」が寄進。
□「区立西日暮里公園」(西日暮里3-5-5)
かつてこの地「諏訪台」、後の「道灌山」には、太田道灌の砦に荷を運んでいた舟人が目印にしたという舟繋松(ふなつなぎのまつ)があり、荒川(後に隅田川)の雄大な流れ、筑波山・日光山の山影を望むことができる景勝地として、多くの人々が訪れた。
ヤマハゼの紅葉が始まった
周辺広域マップ
*
■「都立谷中霊園」 (旧称「谷中墓地」、台東区谷中7丁目)に入る。
1874年開園。総面積約10万㎡、墓約7,000基。徳川家十五代将軍・慶喜、鳩山一郎、横山大観、渋沢栄一など多数の有名人が眠る。
天王寺墓地と寛永寺墓地(神道式葬儀と埋葬を希望した徳川慶喜を除く徳川氏を含む)。
□「天台宗護国山尊重院 天王寺」(台東区谷中7-14-8)
1274年に法華宗感応寺が開山。1641年に将軍家の祈祷所、1698年天台宗に改宗し毘沙門天が本尊、1700年に富くじ興行の許可。
1833年に天王寺と改称、1874年に一部を東京府に移管し「谷中霊園」となる。
銅造釈迦如来坐像
アメリカハナミズキの実
ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ
沙羅双樹(別名サラノキ/シャラノキ、フタバガキ科。インドの高地に自生し、仏教では釈迦入滅時,病床の周りに生えていた聖樹) の実
□「曹洞宗安立院」(谷中7-10-4)
元は、延暦寺別院の天台律宗・安楽律院の末寺だった。1826年の記録には天王寺の塔頭の一つに挙げられている。
ヒガンバナ、スイフヨウ(アオイ科)
白ハギ、ススキ(別名オバナ、イネ科)
霊園にいたトラネコ
そこには石造りの阿弥陀立像があった。