昨日11/12(火)は朝から天高く晴れ渡り、お昼を挟んで目黒方面の「林試の森公園」~「目黒不動尊」などを巡った。
往きは、白金台の「自然教育園」と同じコースで、東京メトロ銀座線・溜池山王駅で南北線==東急目黒線に乗り換えて、武蔵小山駅で下車。
■「都立林試の森公園」(目黒区下目黒5丁目~品川区小山台2丁目にまたがる、公園管理所==サービスセンター小山台2-6-11)
1900年、農商務省林野整理局「目黒試験苗圃」⇒1905年、林野庁「林業試験所」(後に試験場)⇒1989年、「都立林試の森公園」。
品川用水(玉川上水の分水)~羅漢寺川(目黒川の支流)の名残の地。総面積は12.7haと広大。多種の巨木が多いことでは都内屈指の公園。
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東門/もちのき門(目黒区下目黒5-37)
シマサルスベリ(別名タイワンサルスベリ、ミソハギ科)
花見時は人気沸騰の桜の木の下---
カワヅザクラ(オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種、バラ科)
ソメイヨシノ(オオシマザクラとエドヒガンザクラの交雑種==クローン種、バラ科)
ミカドヨシノ(オオシマザクラとエドヒガンザクラの交雑種、バラ科)
くすのき門/あかしあ門(下目黒5-37)、冒険の広場
イイギリ(別名ナンテンギリ、ヤナギ科)
せせらぎ門(下目黒5-37) /せせらぎ橋
上池のアオサギ
ユリノキ(別名ハンテンボク/レンゲボク/チューリップツリーなど、モクレン科)
シナユリノキ(別名チャイニーズ・チューリップツリー、モクレン科)
シラカシのトイレ/幼児コーナー
水車門/南門(小山台2-7)、ジャブジャブ池
カエデ類(ムクロジ科)
北門(小山台2-6)
森の広場/出会いの広場
コウヨウザン(別名カントンスギ/リュウキュウスギなど、スギ科)
サービスセンター (品川区小山台2-6-11)
ヒマラヤゴヨウ(別名ヒメコマツ/マルミゴヨウ、マツ科)
プラタナスの広場/大きな広場・・・持参したランチ(オニギリとブドウパン)を食べた。
モミジバスズカケノキ (別名プラタナス、スズカケノキ科)の並木
西門(小山台2-6)
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■「目黒不動尊」(正式名「天台宗泰叡山瀧泉寺」。目黒区下目黒3-20-26)
創建が808年(大同3年)の古刹(こさつ)。江戸開府の頃は、草深い田舎の小さな堂宇(どうう)に過ぎなかった目黒不動も、徳川幕府の寛永寺末寺となり再興された。
特に三代将軍家光の庇護を受けて"目黒御殿"と呼ばれるほど華麗を極め、また、湯島天神・谷中感応寺と並び、"江戸の三富"と呼ばれた富籤(くじ)も行われ、庶民の行楽地として親しまれた。更にお不動様の参詣者のための茶屋が舞台となった落語噺(ばなし)「目黒のさんま」で一層人気が沸騰し、三十余の堂塔を持つ大霊場となり、門前五、六丁の間は、貨商(あきない)店や料理屋が軒を連ねている。
仁王門
お稲荷様、茶屋など
男坂の石段~大本堂
手前左は垢離(こり)堂、水かけ石不動、独鈷(とっこ)の滝、クスノキの巨樹
手前右は鷹居(たかすえ)の松
前不動堂、勢至堂など
イチョウ(別名ギンナンノキ、イチョウ科)の巨樹
未だ黄葉せず
カイノキ(別名カイジュ/ランシンボク/トネリバハゼノキ/孔子の木など、ウルシ科)
甘藷先生(青木昆陽)碑、本居長世碑など
黄葉したイチョウ
紅葉したドウダンツツジ(別名カメコツツジ/フデノキなど、ツツジ科)
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■「浄土宗天恩山五百羅漢寺」(通称「目黒の羅漢さん」、目黒区下目黒3-20-11)
1695年に「黄檗宗(おうばくしゅう)羅漢寺」(鉄眼禅師を開山)として江戸本所に創建。徳川幕府の五代将軍・綱吉と八代将軍・吉宗の庇護を受けた。1908年に当地へ移転。木造五百羅漢像・諸仏像は江戸時代を代表する木彫像のひとつ(現存305体)。1981年に現在の本堂・阿弥陀堂をはじめとした御堂が完成。拝観コースは羅漢堂/石碑のこみち/聖宝殿など多彩である。
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帰途は、足が疲れたので都バス (五百羅漢⇒中目黒⇒大橋⇒渋谷駅) に乗ることにした。
渋谷駅忠犬ハチ公前から11/1(金)に開業したばかりの 「渋谷スクランブルスクエア」(渋谷区渋谷2-24-12) を望む。
渋谷最高峰の展望施設「渋谷スカイ」の利用は次の機会に。
半蔵門線・渋谷駅⇒銀座線・表参道駅。この日のウォーキングは11,400歩の大台を突破。
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昨晩は月齢15「満月」。月の出16:42, 正中23:31
南南西の空
20191112--21:58