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今日は語呂合わせの「おむつの日」。赤ちゃんのおむつ替えたこと、ある?【ブログネタ】

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「お(0)む(6)つ(2)」の語呂合わせ。赤ちゃんのおむつ変えたこと、ある?

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■ 「おしめ」の記憶

 

生前の母によれば、私は、なかなか「布おしめ」 (田舎では「おむつ」とは呼ばず) が取れないばかりか「おっぱい」も離さなかったらしく、躾(しつけ)に苦労して特訓したようだ。

 

昭和40年代(1970年代前半頃)までの北陸 (たぶん日本全体) では、庭の物干しに「布おしめ」が鯉のぼりのように戦(そよ)いでいた。

 

それらは江戸時代より伝統的に、妻の実家の母がせっせと古着や晒(さらし)綿で縫(ぬ)った「輪型」のものだった。

1枚の長方形の布の端と端を縫い付けてイカリングのようにし、二重にする。干すにも便利。
2枚の「輪型」をタテヨコ十字に重ねる。1枚(ヨコ方向)をカバー用に、もう1枚(タテ方向)を交換用にする。


AllAbout暮らし 乳児育児関連情報「もう迷わない!解決おむつ選び:布おむつ編」(2008/10/30記事)

 

そして、それらが団地生活に適した使い捨ての「紙おむつ」へとリプレースされて行ったのは、1970年代後半の我々ベビーブーマーの赤ちゃんたちの頃からだった。

 

パパ(私)がおむつを替えた記憶は薄れたが、第一子(長男)の「布おむつ」を数回替えたような替えないような・・・。今時ならママが決して許さないでしょう。

 


■ 「おむつ」 (別名「おしめ」、英名「diaper」「nappy」「baby's napkin」) の語源

 

「おしめ」・・・「しめし(湿し・湿布)」の「し」を略し、丁寧語の「お(御)」を付けた愛称。

 

「おむつ」・・・「むつき(襁褓==産着)」の「き」を略し、丁寧語の「お(御)」を付けた愛称というのが有力説。
「むつき(襁褓==産着)」の他説として、「むつき(身つ着)」「むつきぬ(睦衣)」などがある。

 


■ 「おむつ」の日本史

 

□ 布製

 

江戸時代から「布おむつ」、それも「輪型」が主。

 

昭和40年代(1965~74年頃)に、欧米で一般的だった、1枚を安全ピンで留める「三角型」が一旦、流行した。ところが、股関節を脱臼する事故が多発した。

 

□ 紙製

 

昭和52年(1977年)、テープで留める「紙おむつ」として、米国P&Gからの輸入品パンパースが発売され、次第に「布おむつ」は「紙おむつ」に取って代わられた。

 

昭和56年(1981年)、テープ型の国産品ムーニーがユニ・チャームより発売され大ヒットした。

昭和59年(1984年)、花王メリーズが参入。

 

平成2年(1990年)、更に進化したパンツ型をユニ・チャームが開発し主流となった。

 

平成26年(2014年)から、日本製が高品質と評判になり中国人観光客の"爆買"が始まった。

 


■ 「紙おむつ」の市場シェア

 

P&Gをユニ・チャームが抜き、近年では後発の花王がユニ・チャームとデッドヒートを繰り広げていると言う。

 

「会社四季報ONELINE」によると、
2014年6月時点では、①ユニ・チャーム(ムーニー33.3%)②花王(メリーズ30.8%)③P&G(パンパース18.9%)④大王製紙エリエール(グーン13.1%)
2015年6月時点では、①花王(35.7%)②ユニ・チャーム(32.7%)③P&G(16.1%)④大王製紙(11.9%)

 

 


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