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今日も語呂合わせの「ごみゼロの日」【ブログネタ】

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「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせ。ポイ捨てはよくないね。

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5月30日(月)は、「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」。そこから「掃除機の日」ともなった。

そして6月5日(日)まで「ごみ減量化・リサイクル推進週間」。
廃棄物の減量化、再生利用の促進のため、各地で活動が行われる。

 

 

■ 由来

 

「ごみ」の漢字には「塵」「芥」「塵芥」、そして当て字の「護美」などがある。

 

愛知県の方言・・・落ち松葉は「ご」、長野県の方言・・・木の葉は「ごみ」、落ち松葉は「まつごみ」。


鎌倉初期(13世紀前後)の京都で成立した名作「平家物語」に、溝(どぶ)などに溜(たま)まる泥を指し、平清盛は武家の「塵芥」という言葉で表現されている。


その頃から、「塵」(ちり)、「芥」(あくた)、塵芥(じんかい)という漢字が用いられたものとみられる。


昭和期1962年の12月10日付朝日新聞夕刊の特集記事に、当て字「護美箱」に関する記述が登場している。

 

*


■ 英語(アルファベット順)

 

dirt(泥・土ぽこり), dustbin(がらくた・鉄屑), garbage(生ごみ・残飯、USA), litter(ポイ捨てごみ), 
refuse(硬い廃棄物), rubbish(良くない物), trash(紙屑、USA), waste(廃棄物・不要物) などと多彩。


種類・内容によって表現を変えようとする趣旨が窺(うかが)える。

 

*


■ エピソード

 

□ 1974年

 

我が国の「リサイクル」という概念と啓蒙運動は、高度経済成長(1954~73年)の末期に勃発したオイルショック(エネルギー危機)
の翌年、私の独身最後の年・1974年に、あの"国産ロケットの父"糸川英夫博士が「リサイクル運動市民の会」と名付けて開始したことに由来する。

 

□ 1993年

 

一旦、低成長経済~不確実性の時代に突入し、光熱費をはじめ節約・倹約を徹底しようとしたかに見えた日本は、
バブル景気(1986~91年)の到来によって贅沢(ぜいたく)と浪費が呼び戻された。


そしてバブル崩壊(1991~93年)を認識し、企業内では、これまでふんだんに使っていたOA経費を削減する運動が本格化し、
ペーパーレスの一環として裏紙を再利用することなどが当たり前となった。


それと並行し、セキュリティー&プライバシーの厳格化が一般的になって、シュレッダー処置後の資源ごみのリサイクル運動にも拍車が掛かった。

 

そんな前夜、私が受注決裁を頂くため部長席に行ったところ、彼はじーっと1枚の文書を見つめていた。
私が覗くとそれは誰かの古いレポートであり、裏紙の表だったのだ。彼曰く「どうも変だな?と思っていたんだよ」。
使う方も×(バツ)印を付けるなどに未だ慣れていなかったのであった。

 

□ 1995年

 

オウム真理教による地下鉄サリン事件(1995年3月20日)をはじめとするテロ事件の勃発以降、
電車の駅ナカばかりでなく大都市部の街ナカからも、ごみ箱がすっかり消えてしまった。

 

その後、ごみ箱が再登場してもサミットなり外国要人が来日する毎に撤去されることが当たり前となっている。


□ 2007年

 

埼玉から東京都区内に引っ越して来た当初、何て都庁のごみ分別は大雑把なのだろう!?と感じていたところ、
実は、埼玉で住んでいた町役場の衛生組合より、都庁の環境局のごみ処理設備の方が最新鋭だからだということを知った。

 

*


■ お題「ポイ捨てはよくない」

 

"ポイ捨て"の悪習慣の代表は、タバコ。
昭和の古くて懐かしい映画やTVドラマを観ると、あらゆる場所にタバコの煙が蔓延し路上に吸殻が溢れ返っている。


しかし、それ以外のごみ、紙・箱・布・食物などなどは結構、大切に保管したり再利用したりの"もったいない"精神(美徳)が根付いていたものだ。

 

それが前述の高度成長~バブル景気により、"使い捨て"習慣が横行するようになってしまった。


けれども"失われた20年"(1990~2010年)~デフレと雇用問題~テロリズムの恐怖が現実の今、
我が国では、個人個人の日常行動から悪習慣を取り除こうとする風潮が根付いて来ている。

 

だがしかし、外国観光客急増、そして近い将来(集団的自衛権発動後)の難民流入、国際テロ多発など、モラールも品格も不確実な時代となるだろう。

 

 


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