Quantcast
Channel: ちとちのなとちのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2687

今日5月29日は語呂合わせの「こんにゃくの日」【ブログネタ】

$
0
0

「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせで、全国こんにゃく協同組合連合会が制定したんだって。

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 


■ 「こんにゃく」との接点

 

「こんにゃく」とそのヒモ状の加工品「糸こんにゃく」は幼少時よりよく煮物==当時の北陸は「おでん」は普及していなかった==の具として食べた。


そうした時に、(比較的医学知識が有る)母が、必ずや"金玉の砂下しに効くから"と言うものだから、男児としては将来を左右しかねないと信じ込んでしまったものだった。
実際は、整腸作用であって抗ガン作用はない。睾丸のダジャレでした(笑)。

 

 

社会人として関東に移った時に、人気メニューの「おでん」の具として「白滝」と呼ぶことを知り、粋だなとこちらの呼び方にシフトした。
尚、私の好きな「おでん」の具ランキングは、①大根②絹ごし豆腐③白滝④牛すじ、かな?

 

一方、高速・関越道を通って北陸へと帰郷する際に、原料の「こんにゃく芋」の生産は群馬県が圧倒する(最新2015年のシェア92%)ことも知った。

 

 

*

 


■ 「こんにゃく」の蘊蓄(うんちく)


(財)日本こんにゃく協会HP をはじめ、Webで調べてみた。

 

オモダカ(沢潟)目サトイモ(里芋)科コンニャク(菎蒻)属。
漢字名: 菎蒻、蒟蒻・・・蒻とはガマ・地下茎、昆とは仲間・子孫、蒟とはコショウ科キンマ。
英名: elephant foot,  devil's tongue。


原産地: ベトナムなどインドシナ半島。

花は黒紫で独特の臭いを持つ。


生のコンニャク芋は、主成分が水分(96%強)の他にマンナン(グルコマンナン・コンニャクマンナン)という食物繊維であり、
蓚酸(しゅうさん)やフェノール誘導体などが含まれ、人体内で血液中のカルシウムイオンと強く結合し、毒性=エグ味が強い。


食用にするには、渋柿や筍と同じく、湯で茹(ゆ)でて冷水に晒(さら)す下処理を行う。


日本では、江戸中期の1776年に水戸藩那珂郡山方村農民の中島藤右衛門が、糊状(ペースト)にしたコンニャク芋に草木灰を水に溶いた灰汁(あく)を混ぜて凝固させて食材にした。


このように草木灰汁、石灰乳(消石灰=水酸化カルシウムの水溶液)、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)の水溶液などのアルカリ液と化学反応させて、マンナンの毒性を除きながら固まらせる。

 

かくして、カロリーが低く食物繊維が豊富なダイエット食品(健康食品)が誕生したのだ。

 

 

日本へは仏教とともに6世紀中頃に薬用として、中国から直接に(ないし朝鮮半島経由で)伝来した。
その砂払い(整腸)の薬効から、推古朝(593~628年)に本格的に中国から輸入するようになった。


その後、鎌倉時代までに精進料理の具として、更に江戸元禄期には庶民の食材、果ては男性具への転用に至るまで広まった。


関西の糸こんにゃく、関東の白滝、山形の玉こんにゃくなどが人気。

 

 

 

 

【番外】 バファローズポンタ情報

 

やっとこさ

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2687

Trending Articles