百人一首、やったことある?
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■ お題「百人一首、やったことある?」
私の小・中・高生時代、1954~65年(昭和29~40年)の大晦日~正月三が日における"家族(6人)挙っての遊び"と言えば、
「NHK紅白歌合戦」を観ることに始まって、「小倉百人一首」「花札」「トランプ」「(雑誌の付録の)カルタ」「双六」「福笑い」「旗源平」など数多くあった。
そして遊びではないが「書初め」「年賀状」があった。
中でも「百人一首」は、和歌の勉強もできるとあって年齢が上がる毎に熱心になった(百首ほとんどを覚えた)もの。
確か、最年長者の子供である姉が我が家の"千早"だったと思った。
もう半世紀以上を経た昭和30年代の日本家庭には、今日のようにゲームソフトは存在しなかったけれど、正月の"家族挙っての遊び"は大いに盛り上がったものだった。
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■ 「百人一首」の効用
私個人の経験値から言って、少年時代に日本を代表する「和歌」に触れたことが、その後の国語(古文)、短歌・俳句、強いては日本史に対する興味を強くしてくれた。
にも拘わらず、自分が家庭を持った1970~80年代になって"家族(5人)挙っての遊び"に、「トランプ」「カルタ」「双六」、
そして新しいものとして「人生ゲーム」「野球盤ゲーム」などはあったが、「百人一首」は消えていた。但し、「書初め」の伝統は守った。
今日、コミック作家によって、「書道」「和歌」などの日本伝統文化が再びクローズアップされているのは、本当に同慶の至りである。