1964年の今日、日本で初めてキスシーンが登場する映画が公開されたんだって。
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■ 「キスの日」
1946年5月23日、日本初のキスシーンが登場する松竹映画「はたちの青春」が封切(公開)されたことに由来する。
監督:佐々木康、出演の三好啓吉役に大坂史郎(1920/2/14秋田県能代市生まれ~89/3/3)、桑原章子役に幾野道子(1924/10/12東京府東京市生まれ) がガーゼ越しでほんのわずか唇を合わせただけだった。
それでも人前で接吻(せっぷん、キス)するのは憚(はばか)られた時代だったので、観客には衝撃的で映画館は連日満員になった。
当時、映画製作も連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民間情報教育局(CIE)の検閲下にあり、キスの国らしく米軍は、検閲でパスさせた脚本と違うことを指摘した上、逆にキス場面を入れることを要求した !! 結果できたシーンだったと言う。
当時、映画製作も連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民間情報教育局(CIE)の検閲下にあり、キスの国らしく米軍は、検閲でパスさせた脚本と違うことを指摘した上、逆にキス場面を入れることを要求した !! 結果できたシーンだったと言う。
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ところで、私にとって心に残るキスシーンは、高校時代に再映館で観たフランス映画「禁じられた遊び」(原題「Jeux Interdits」・英題「Forbidden Games」、1952年製作)。
監督: ルネ・クレマン、原作: フランソワ・ボワイエ、
音楽: ナルシソ・イープスのギター演奏。これにより「愛のロマンス」(Romance de Amor) が世に出ることとなった。
主演: 5歳の少女ポーレット(Paulette)役にブリジット・フォッセー(Brigitte Fossey, 1946/6/15フランス・ノール県トゥールコワン生まれ)、10歳の少年ミシェル(Michel)役にジョルジュ・プージュリー(Georges Poujouly,1940年1月20日フランス・オー=ド=セーヌ県ガルシュ生まれ~2000年10月28日)。
6:59/11:46のシーン
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■ 日本における「キス」の言葉の変遷を調べた。
□ 「口吸い」(くちすい)
奈良期に中国から伝来したらしい。
平安期には、「土佐日記」「今昔物語」に登場している。
室町期~江戸期まで長く使われた。
但し、隠語(遊郭言葉)や擬態語として、「おさしみ」「あまくち・うまくち」「ちうちう」などが存在して来たようだ。
□ 「接吻」(せっぷん)、「口づけ」
江戸幕末期の1816年に長崎出島商館長ドゥーフが編纂した、蘭和辞典「道訳法蘭馬」(ズーフ・ハルマ)には、オランダ語kus(キュス)の訳語として「接吻」と長崎方言「うまくち」が登場した。「吻」とは「口先」を指す。
明治期の1871年に刊行された英和辞典「薩摩辞書」には、1887年頃に英語kissの訳語として「接吻」と「口づけ」が追加された。
大正期~昭和前期まで長く使われた。
□ 「キッス」「キス」、「チュー」
昭和終戦後の主流は、「口づけ」⇒「キッス」⇒「キス」へと移って来た。
平成期は、擬態語の「チュー」が多用されている。
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一方、5/22(日)の宵~23(月)の明け方は、月齢15⇒16の満月。
下の方(南南東)には土星、そして右の方(南西)には2つの赤い星--火星と蠍座(さそりざ)アンタレスも並んでいたが、私の(正確には妻の)デジカメでは何れも捉えることはできず。
20160522 2345撮影
そこで、AstroArtsの星空ガイドから引用させて頂いた。
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【番外】 バファローズポンタ情報
マリーンズに2・タ・テ⤵⤵
満月の下、屋台でコップ酒
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