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□ 漢字の「旅」(りょ)
偏(へん)は、幟(のぼり)旗、旁(つくり)は、従う人々を指した。
合わせた意味としては、氏族の旗を立てて祭祀の場に行く人々、軍旗を押し立てて戦争に向う人々を指した。
□ 仮名の「たび」
語源は諸説あり・・・他日(たび)、外日(とび)・外辺(たび)、発日(たつび)など。
住居を離れ、一時的に余所(よそ)の土地を訪ねる行為を指した。
納税のため(租庸調を収める)ため、あるいは神社仏閣への参拝など宗教的な巡礼のため、遠出すること。
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■ 英語
□ trip
(tourよりも)短い旅行。日帰りや一泊程度のa day tripなど、イギリスではよく使われる。
□ tour
観光などで数泊・数カ所の場所を訪れる旅行。
□ travel
(特定の旅行ではなく)一般的な意味での旅行の総称。
□ journey
遠い土地への長旅。主に陸路の旅行。どちらかと言えば道程(みちのり)・時間に重点があり帰らない場合もある。
<例>
アフリカ・エチオピア草原で約20万年前に猿類の種族から進化して新人類(ホモ・サピエンス)が誕生。約10万年前には当時は陸続きだった世界中へと拡散して行き文明を築き上げた、彼ら最大の旅路を、イギリス人の考古学者ブライアン・M・フェイガンはThe Great Journey(グレートジャーニー)と名付けた。
□ voyage
遠い土地への長旅。主に航海の旅行(船旅)。
<例>
NASAによる太陽系外の惑星などの探査計画で開発され1977年に打ち上げ、探査中の無人惑星探査機はVoyager(ボイジャー)1,2号と名付けられた。
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■ 有名な遠出の紀行文
□ 日本
太安万侶の「古事記」(712)・舎人親王らの「日本書紀」(720)におけるヤマトタケルの東征。
紀貫之の「土佐日記」(935)。
松尾芭蕉の「奥の細道」(1702)。
司馬遼太郎の「街道をゆく」(1996)など。
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□ 世界
玄奘の「大唐西域記」(646)。
マルコ・ポーロの「東方見聞録」(1298)。
ブルース・チャトウィンの「パタゴニア」(1977)。
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□ 私の主な旅日記(ブログ)
小中高生
思い出の修学旅行(2012/09/29記)
大学卒業記念
無賃旅行(2007/01/01記)
現役期の海外出張
私の海外旅行の思い出(1975~1991年、2014/01/13記)
旅行の思い出(2015/06/14記)
定年記念
カシオペアに乗って、札幌・小樽・函館(2007/04/15記)
シルバー期
■ お題 「旅行するなら、どこに行ってみたい?」
来月は、金沢に帰郷し亡き父の「十三回忌」法事と関係墓参。北陸新幹線に初乗車。
リタイアから数年間は、帰郷したり京都旅行などを数回したりしていたが、
今後は、資金の心配もあって絞り込みながら計画することになる。
京都・奈良~瀬戸内海の旅は優先したい旅程だ。
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