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今日は「チャップリン誕生の日」【ブログネタ】

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1889年の今日は、喜劇俳優であったチャールズ・チャップリンがイギリスで生まれた日だよ。

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■ 今日は「チャップリン誕生の日」

 

 

サー・チャールズ・スペンサー "チャーリー" チャップリン

(Sir Charles Spencer "Charlie" Chaplin, KBE)

 

 

1889年4月16日、20世紀最大の映画作家・喜劇俳優のチャールズ・チャップリンがイギリス・ロンドンのケニントン地区ランベスのイースト・レーンで生まれた。


1915年、シカゴのエッサネイ社と契約。自ら監督・脚本・主演した作品「チャップリンの○○」シリーズ14本を制作。チャップリン演じる浮浪者が繰り広げるドタバタコメディは人気を博した。

 

1925年、『黄金狂時代』が記録的大ヒット。
1928年、『サーカス』を製作し、同年度の第1回アカデミー賞で特別賞を受賞する。
1931年9月、ロンドンにてトーキー隆盛の中、サイレントの孤塁を守って3年がかりで撮った『街の灯』が興行的な成功を収め、人気のピークを迎えた。


1年半に及ぶ世界旅行へと出発。

ロンドンではチャーチルや劇作家のバーナード・ショーと、ベルリンでは『街の灯』のプレミアに招聘したアインシュタインやマレーネ・ディートリヒと再会を果たす。


1932年、シンガポール、ジャワ、バリ島を経て日本の神戸や東京を訪問。訪日中にクーデター未遂事件である五・一五事件の巻添えになりかける。


1936年、機械文明と資本主義を批判した『モダン・タイムス』と、1940年にナチス・ドイツを批判した『独裁者』を発表。しかしこれら2作は政治的メッセージが強いと受け止めるものも多く、この頃から欧米や日本などにおける左右からの突き上げが激しくなって行く。
1941年12月にはアメリカが第二次世界大戦に参戦したことで戦時体制下に入ったために、映画製作の停止を余儀なくされた。


1945年に第二次世界大戦が終結し、ソビエト連邦をはじめとする東側諸国との冷戦が始まったアメリカで、『モダン・タイムス』以降の一連の作風が「容共的である」とされ、非難の的とされた。特に1947年公開の『殺人狂時代』以降はバッシングも最高潮に達し、1950年代に入り、ジョセフ・マッカーシー上院議員指揮の下、赤狩りを進める下院非米活動委員会から、他の「容共的である」とされた俳優や監督とともに何度も召喚命令を受ける。
1952年、ロンドンで『ライムライト』のプレミアのために向かう船の途中、アメリカのトルーマン政権の法務長官ジェームズ・P・マクグネラリー(en:James P. McGranery)から事実上の国外追放命令を受ける。アメリカの一般国民はこのチャップリンの追放劇に激しく抗議。この追放劇はチャップリンの名声を利用しようとした世界各国の右派、左派両方から政治的に利用される結果となった。


アメリカを去ったチャップリンは、映画への出演もめっきり少なくなるが、スイスのブドウ畑を臨む広大な邸宅「マノワール・ド・バン」に移り住んだ。
1977年12月25日、スイス コルズィエ=スュール=ヴェヴェイで満88歳没。

 


■ 主な作品・・・私は全て何度も観ている。


ファースト・ナショナル
1918年『犬の生活』A Dog's Life
1918年『公債』The Bond
1918年『担へ銃』(になえつつ) Shoulder Arms
1919年『サニーサイド』Sunnyside
1919年『一日の行楽』A Day's Pleasure
1921年『キッド』The Kid

1921年『のらくら』The Idle Class
1922年『給料日』Pay Day
1923年『偽牧師』The Pilgrim

 

ユナイテッド・アーティスツ
1923年『巴里の女性』A Woman of Paris
1925年『黄金狂時代』The Gold Rush
1928年『サーカス』The Circus ・・・1929年アカデミー特別賞受賞
1931年『街の灯』City Lights
1936年『モダン・タイムス』Modern Times
1940年『独裁者』The Great Dictator ・・・1940年ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞受賞、1941年アカデミー主演男優賞ノミネート/脚本賞ノミネート
1942年『黄金狂時代』サウンド版(チャップリン自身の作曲とナレーションを施した)
1947年『殺人狂時代』Monsieur Verdoux ・・・1948年アカデミー脚本賞ノミネート
1952年『ライムライト』Limelight ・・・1952年ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞ノミネート、1973年アカデミー作曲賞受賞

 

イギリス
1957年『ニューヨークの王様』A King in New York
1959年『チャップリン・レヴュー』The Chaplin Revue(『犬の生活』『担へ銃』『偽牧師』の3本を、チャップリン自身の作曲とナレーションを施した)
1967年『伯爵夫人』A Countess from Hong Kong(監督のみ、唯一のカラー作品)

 

 


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