カレーは、ビーフ?チキン?シーフード?
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■ 1月22日は「カレーの日」「カレーライスの日」
「公益社団法人 全国学校栄養士協議会」(渋谷区千駄ケ谷5-15-5) で1月22日の給食メニューをカレーにすることを決め、1982年1月22日、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことに因む。
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■ 日本におけるカレー発展の歴史
1858年、日米修好通商条約が締結され、長崎港・神奈川港(後の横浜港)・函館港が開港された。
寂しい漁村だった横浜港は、開港以来、日本の窓口として発展し、牛乳・パン・アイスクリーム・カレーなどの洋食文化が伝来した。
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1902~03年、日本郵船の欧州航路客船でコックの「タキサダ・サダイチ」が、福神漬を添えることを考案し、以降、添え物の定番となって行った。
1918年、東京市浅草区浅草(現・台東区浅草)の洋食屋台・河金が豚カツを載せた丼飯にカレーを掛けて「河金丼」と称して提供したと言う。
一方1948年、東京都中央区銀座の洋食店・グリルスイスで、常連客だったプロ野球・読売ジャイアンツの千葉茂が、ライスカレーと豚カツを別々に食べるのは面倒だからと注文したことが切っ掛けで、「元祖カツカレー」が生まれたと言う。
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1923年、ヱスビー食品が、日本で初めてカレー粉の製造に成功した。
1926年、浦上商店(後の大阪ハウス食品)が、インスタント(即席)カレーのルウを商品名称「ホームカレー粉」で発売した。
更に1928年、「ハウスカレー」と改称し実演宣伝販売を始めた。
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1945年、オリエンタルが、事前に炒めた小麦粉とカレー粉を混ぜた粉末状のインスタントカレー「オリエンタル即席カレー」を完成させた。
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1954年、ヱスビー食品が、固形状のインスタントカレー「ヱスビーカレー」を発売した。
1960年、ハウス食品工業(旧・浦上商店⇒大阪ハウス食品)が、固形の「ハウス印度カレー」を発売。
同年、江崎グリコが、板チョコの生産技術を活かして固形ブロックの「グリコワンタッチカレー」を発売。
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以降はインスタントカレーのルウの主流は固形タイプになる。
ライスカレーという呼び方がカレーライスへと変化したのは、1964年の東京オリンピックが切っ掛けとなったと言われている。
1969年、大塚食品が、レトルトカレー「大塚のボンカレー」を発売した。
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1982年1月22日、学校給食の全国統一献立メニューとして、ライスカレーが選ばれた。
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■ お題「カレーはビーフ?チキン?シーフード?」
お題には驚いたことにポークの選択肢がない!! 我が家の最も好みなのに!!
序(つい)でに、カレールウは辛口がいい(激辛までは行かない)。「バーモントカレー」ブルル⤵ (失礼)
■ カレーの記憶
金沢の実家のカレーは決まって細切れのビーフ。夜勤明けの父が近江町市場で買って帰ったものだった。
でも何時の間にかビーフ ⇒ ポークへと好みが変化した。
ステーキならビーフ、カレーならポーク、BBQならチキン、カップメンならシーフード(笑)
今まで食べた最も不味かったカレーは、確か独身時代(約45年前)の年の暮れに、マイカーで帰郷する前に京都駅前の食堂で食べたもの。