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世田谷--羽根木公園の梅、豪徳寺の招き猫

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これまで訪問が少なかった世田谷区。

1/19(木)は、その梅の名所「羽根木公園」や「豪徳寺」へ向かった。

 

JR中央線・神田⇒新宿駅で乗り換え、小田急線・梅ケ丘駅下車。

(渋谷駅で乗り換え、京王井の頭線・東松原駅下車でも良い。)

 

 

「羽根木(はねぎ)公園」(世田谷区代田4-38-52)


かつて鍛冶屋「六郎次山」 ⇒ 大正末期には根津財閥の「根津山」と呼ばれた。

1956年に都立公園として開園。1965年に世田谷区立公園となった。8万㎡。
 

西側に700本(紅梅170本・白梅530本)の梅林、茶室「日月庵 星辰堂」。

「せたがや梅まつり」・・・今年は2/11(土)~3/5(日)。開花は早まる様相。

 

区立梅丘図書館、プレーパーク・野球グラウンド・テニスコートなど。

 

蓮久(桃)


しだれ・藤牡丹(桃)、百日紅(サルスベリ)


緋の司(紅)


月影(黄緑)


八重野(白)とツタ

 

紅冬至


淡路しだれ(紅)


えんおう(紅)


八重野(白)

 

白加賀


大盃(紅)

 

 

代田に在った旧宅から訪れたという中村汀女の句碑が、長谷川寒紅の傍に。

 「外(と)にも出よ 触(ふ)るゝばかりに 春の月」

 

蜜を求めて飛来を繰り返すメジロたち(↓印)

 

              ↓

                    ↓

     ↓           ↓

     ↓         ↓

 



*

 

 

小田急線・梅ケ丘駅⇒豪徳寺駅下車、徒歩10分。
(更に、豪徳寺から徒歩で東急世田谷線・宮の坂駅下車、徒歩5分)

 

 

■ 曹洞宗大谿山(だいけいざん)「豪徳寺」(世田谷区豪徳寺2-24-7)

 

このお寺は都内で聞きしに勝る規模。奈良・京都級だ。

 

参道口の奥に山門

 

本堂とその裏の開祖堂、仏殿

前庭に実の形が珍しい大木・コノテガシワ(児手柏、マツ目ヒノキ科コノテガシワ属)におみくじ。

三重塔

 

1480年、世田谷城主・吉良政忠が「弘徳院」と称する庵を結んだ。当初は臨済宗。

1584年、曹洞宗に転じる。
1590年、世田谷城は小田原征伐で廃城。

 


1633年、彦根藩主・井伊直孝が井伊氏の菩提寺として伽藍を創建。寺号は直孝の戒名「久昌院殿豪徳天英居士」により「豪徳寺」と改める。

 

龍泉院(10代目藩主・井伊直幸世子直富)の墓所。後ろに白梅。

久昌院(2代目藩主・井伊直孝)の墓所。後ろに紅梅。

1860年3月24日(旧暦・安政7年3月3日)、桜田門外の変で暗殺された宗観院(13代目藩主・井伊直弼)の墓所。

 

 

招福殿の観音

 

一説に招き猫発祥の地。
武蔵國荏原郡世田ケ谷村(現・東京都世田谷区)の豪徳寺で、彦根藩の2代目藩主・井伊直孝が俄か雨に遭い大木の下で雨宿りをしていた際に、手招きをする白猫を見て近寄ったところ、直後に大木に雷が落ちた。この白猫のお陰で難を逃れたと感じた直孝は感謝し、後に豪徳寺を井伊家の菩提寺としたという「招き猫発祥伝説」。
尚、滋賀県彦根市のマスコットキャラクター「ひこにゃん」は、平成期の自治体ゆるキャラブームの火付け役。

 

 

東門


 


*

 

 

豪徳寺から、宮の坂駅前の世田谷八幡宮まで徒歩。

 

 

「世田谷八幡宮」(世田谷区宮坂1-26-3)

 

応神天皇(八幡大神)・仲哀天皇・神功皇后を祀る。
豊前国宇佐八幡宮の分霊を勧請。
世田谷城主・吉良頼康(7代目)が1546年、社殿を再興(創建)。

 

 

奉納相撲によって豊作を占ったり感謝した土俵や力石。

今でも毎年秋の例祭(9月15日)には東京農業大学相撲部により行われている。


境内社の「厳嶋神社」 

池にはアヒル・カメ・錦鯉。

 

 

*

 

 

東急世田谷線・宮の坂駅⇒三軒茶屋駅で乗り換え、

東急田園都市線・表参道駅で、メトロ銀座線に乗り換え。

 

今日のウォーキングは昨日と同じ9,000歩ジャスト。

今日利用した梅ケ丘も豪徳寺も宮の坂も初めての駅ばかりだった。
 


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