うるしの食器、持ってる?
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□ 分類学
和名: ウルシ(漆)、英名 (Japanese) lacquer tree
ムクロジ目 Sapindales
ウルシ科 Anacardiaceae
ウルシ属 Toxicodendron
ウルシ種 Toxicodendron vernicifluum (学名)
極東アジアの原産で、中国・朝鮮・日本で自生。
□ ウルシ科植物の紅葉は、目が覚めるように鮮やか!!
ウルシノキ・・・「八甲田山」(青森市)で20071009撮影 <出典はWikipedia>
ハゼノキ・・・「東本願寺」(台東区西浅草)で20151111撮影
カイノキ・・・「湯島聖堂」(文京区湯島)で20151208撮影
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□ お題 「漆の食器、持ってる?」
山中塗りや輪島塗りなど漆器の本場で育ったので、小さい頃より身の回りにたくさんあった。
今もお節料理に始まり、日々、汁物の食器として使っている。
□ 漆器の略史
日本の縄文時代(約15,000年前~約2,300年前)の早期には、漆が自生していた。
世界最古の約12,600年前の赤色漆の櫛が「鳥浜貝塚」(福井県三方上中郡若狭町鳥浜)で1984年に出土した。
リブログ
平安時代の某年11月13日、文徳(もんとく)天皇の第一皇子で、
"木地師(きじし、ろくろ師)の祖" と呼ばれた惟喬(これたか)親王(844~897年)が
京都の「法輪寺」(西京区嵐山虚空蔵山町68)に参籠(引き籠って祈願)し、
満願のこの日に本尊・虚空蔵菩薩(秘仏)から漆の製法を伝授された。
惟喬親王を奉じる平家落人の村落と伝わる、
加賀の国山中温泉真砂(まなご、現・石川県加賀市山中温泉真砂町)は、
木地師たちによる山中塗り漆器の源とされる。
1985年、「日本漆工芸協会」[現・一般社団法人日本漆工協会(中央区八丁堀3-18-7)]では、古くから11月13日は漆関係者の祭日で、 親方が酒や菓子などを配り職人を労(ねぎら)う日であったとして、「うるしの日」に制定した。