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6月6日は「芒種(ぼうしゅ)」「お稽古(けいこ)/楽器/カエルの日」。

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■ 6月6日(月)11時、気象庁が関東甲信地方が梅雨入りしたと発表。

昨年より8日早く、平年より1日早い梅雨入り。

実況天気図20220606--09:00




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■ 6月6日は「芒種」


「二十四節気」の第9番目に当たり、定気法では太陽黄経75度の時で、今年2022年は6月6日(月)。
期間としての意味もあり、この日6月6日(月) ~ 次の節気「夏至」前日6月20日(月)。


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□「芒種」の由来


「芒(のぎ)」とは、米・麦などイネ科植物の実を包む「穎(えい)」、即ち籾殻(もみがら)の穂先に有る棘(とげ)状の突起のこと。「芒種(ぼうしゅ)」とは、芒を持った穀物の種を蒔(ま)く季節のこと。

江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧』には「芒ある穀類、稼種する時なり」と記され、農家が米の田植え、麦の刈り取りなどで多忙となる時期。但し現在の新暦では種蒔きはこれよりも早い。

平年では西日本が梅雨入りする時期に当たる。


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□「七十二候」


「二十四節気」を更に約5日ずつ3分化した期間。
日本では、古代中国で定められた「七十二候」が、江戸時代に暦学者の渋川春海らによって日本の気候風土に合うように改訂され『本朝七十二候』が作成された。
そして近代の1874年(明治7年)に明治政府によって『略本暦(りゃくほんれき)』が作成された。


▽ 初候(6/5~9)

「螳螂生(カマキリ生ず)」・・・昨秋に産み付けつけられた卵からカマキリが誕生し、害虫を捕まえてくれる頃。


▽ 次候(6/10~15)

「腐草為蛍(腐れたる草ホタルとなる)」・・・野原の腐り掛けた草の下で蛍が誕生し、暗闇に光を放ちながら飛び交う頃。


▽ 末候(6/16~20)

「梅子黄(梅の実黄ばむ)」・・・梅雨に入った後に梅の実が薄黄色に熟して色付く頃。


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□ 季節の花

紫陽花(アジサイ)  山谷堀公園20220604


桔梗(キキョウ)  湯島天神20190625


石榴(柘榴、ザクロ)  大横川親水公園20210607


 

夏椿(ナツツバキ)=沙羅(シャラ)、姫沙羅(ヒメシャラ)  

西新小岩モンチッチ公園20200612




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■ 6月6日は更に何の日


「蛙の日」


蛙の鳴き声「けろ(6)けろ(6)」の語呂合せで、「かえる友の会」会員で作家の矢島さら氏(ライトノベルズ「テイルズオブシリーズ」、エッセイ「けろけろ」など) が1998年に「かえるの日」を制定した。


「お稽古の日」


昔から、芸事は「6歳の6月6日」から始めると上達すると言われ、それは数を指で折って数えると6は小指が立つ形になることから、"子が立つ"に繋(つな)がり、芸事の稽古始めは「数え6歳の6月6日」にすると上達が早いという習わしに由来する。


「楽器の日」


お稽古事に因んで、「楽器の日」でもある。


♪ 「6月6日」の歌詞が登場するのは「ドラえもんの絵描き歌」(1979年発売)。
「丸書いて ちょん 丸書いて ちょん お豆に芽が出て 植木鉢 植木鉢 6月6日にUFOが あっちいって こっちいって おっこちて お池が2つできました お池にお舟を浮かべたら お空に三日月昇ってた ヒゲをつけたら ドラえもん」。


一方、

♪ 「かえるの合唱」(通称「かえるの歌」) 。

19世紀のドイツの童謡「Froschgesang(フロシュ・ゲサング)」[作詞: August Heinrich Hoffmann von Fallersleben(アウグスト・ハインリヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベン)、作曲: ドイツ民謡(作曲者不明)] を原曲とする。
原曲の歌詞は「Ganze Sommernächte lang, hören wir den Froschgesang; quak quak quak quak, kae kae kae kae kae kae kae kaek, quak quak quak」。
日本の童謡としての歌詞は「蛙の歌が聞こえて来るよ クヮクヮクヮクヮ ケケケケ ケケケケ クヮクヮクヮ」 (訳詞: 岡本敏明)  ⇒ その後、「蛙の歌が聞こえて来るよ ケロケロケロケロ ゲゲゲゲゲゲゲゲ ゲロゲロゲロゲロ」 (訳詞者不明) とも歌われるようになった。


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■ お題「雨の日の楽しみ方を教えて!」

 

 

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□ 雨の歌を歌う

 

 

懐かしい、

♪ 「La pioggia (雨)」(歌: ジリオラ・チンクェッティ、作詞: ダニエレ・パーチェ/ジャンニ・アルジェニオ、作曲: ダニエレ・パーチェ/マリオ・パンツェリ/コッラード・コンティ、Compagnia Generale del Disco 1969) 

 

YouTube

 

 

□ アマガエルを観察しながらカエルの歌を歌う 

 

ニホンアマガエル 

出典: 爬虫類図鑑 

 

やっぱり、

♪ 「かえるの合唱」(作詞: ドイツ民謡、訳詞: 岡本敏明、1947)  

 

YouTube  

 

 


□ 雨傘の観察


セパ交流戦を観戦した神宮球場前にて20190609



 

 


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