■ 4月8日は「灌仏会(かんぶつえ)」(「仏生会(ぶっしょうえ)」、通称「花まつり」)
釈迦(釈迦如来、サンスクリット語: ガウタマ・シッダールタ、パーリ語: ゴータマ・シッダッタ、中国語: 釋迦牟尼)が旧暦4月8日に生誕した伝承に基づいて祝う仏教行事。
大正時代以降に浄土真宗では、花 (満開の桜) で祖先を祀る民間習俗と仏教行事の「灌仏会」とが習合して、「花まつり」とも呼ぶようになったようだ。
草花で飾った花御堂(はなみどう) で甘茶を満たした産湯桶(水盤)の中に立つ誕生仏の立像に、参詣者たちが柄杓(ひしゃく)で甘茶を注いでお参りし祝う。
寺院が経営する幼稚園や保育園の園児には甘茶を頂く日として馴染まれ稚児行列などを行う。
4月8日は「灌仏会」 春日局御廟所の麟祥院20210407
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■ 4月8日は「忠犬ハチ公の日」
1934年4月8日、忠犬ハチ公の銅像が渋谷駅前 (以降は「ハチ公口」と呼ばれている) に建てられた(太平洋戦争の金属供出によって壊され、戦後に再建された)。
ハチは1923年11月10日秋田県北秋田郡二井田村(現・大館市)大子内(おおしない)の斎藤義一家で誕生。生まれの秋田犬のオスで、生後間もない1924年1月に米俵に入れられて大館駅を出発し、20時間後に上野駅に到着して、東京大学農学部の愛犬家・上野英三郎博士の居宅 [東京府豊多摩郡渋谷町大向(現・東京都渋谷区松濤一丁目)] に飼われており、毎日、渋谷駅まで博士の送り迎えをしていたが、1925年に大学で講義中に脳出血で倒れ急逝された(満53歳没)後も約10年に亘って通い続け、主人の帰りを待ち続けたことから忠犬と呼ばれるようになった。
銅像が建てられた1934年は未だハチは存命中であり銅像の記念式典にも出席したが、翌1935年3月8日に渋谷川の稲荷橋付近 (渋谷3-21-3「渋谷ストリーム」付近) で絶命していた。満11歳没。その御霊(分骨)は「青山霊園 上野英三郎・八重子御夫妻」の墓に並んで葬られている。
ハチの遺体は東京大学で病理解剖後、1938年3月10日に「東京科学博物館」(現「国立科学博物館 上野本館」)別館木工部工作室でて剥製にされ、現在は日本館2階に展示されている。但し骨格標本は1945年5月25日の東京山手大空襲によって焼失した。臓器標本は東京大学弥生キャンパス農学部構内「農学資料館」内に展示されている。
銅像は渋谷駅前(道玄坂2-1)の他に、上野博士の出身地・三重県一志郡本村(現・津市久居元町)の久居駅前東口(2012年10月20日)と、東京大学弥生キャンパス農学部構内・アネックス前(2015年3月8日)と、ハチ公の出身地・秋田県大館市御成町1-3の秋田犬会館前広場(太平洋戦争の金属供出によって壊され1987年再建) に在る。
道玄坂商店街イルミネーション「HARD Cidre(ハード・シドレ)」渋谷駅前忠犬ハチ公像 20161212
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□ お題「何分までだったら、待ち合わせで待てる?」
▼本日限定!ブログスタンプ
過去の経験値から、友だちとの普通の待ち合わせだったら30分がひとつの目安。
それにしても携帯電話の出現によって、待ち合わせ文化がガラリと変わった。
ポケベルや携帯電話の普及以前は、喫茶店など公衆電話が設置された場所を除いて、ハチ公前に代表されるように、待ち合わせ相手に対する緊急連絡手段(方法)は殆ど無く、お互いの事情を想像するしか無かった。
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昨日4/8(金)は晴れ渡ったが、気温は左程上がらず涼しい風が時折、吹いていた。
ソメイヨシノからサトザクラへの移ろいを鑑賞し撮影した。
■「墨田区立隅田公園」
□「新墨堤桜の森」(墨田区向島1-1/1-3/2-1/5-1)
カッコ内数字(0)~(43)は通し番号。
(0)ソメイヨシノ(染井吉野)・・・東京府北豊島郡駒込染井町産、オオシマ X エドヒガン
(1)ジュウガツ(十月)・・・コヒガン系
(2)フユ(冬、小葉)
(3)カワヅ(河津)・・・静岡県賀茂郡河津町産、オオシマ X カンヒ
(4)オオシマ(大島、薪、餅)
(5)アーコーレード・・・英国産、オオヤマ X コヒガン
(6)カン(寒、熱海)
(7)カンヒ(寒緋、緋寒)・・・沖縄県産
(8)コブク(子福)・・・フユザクラ系
(9)エドヒガン(江戸彼岸)
(10)シロタエ(白妙)

(11)イツカヤマ(早晩山)

(12)センダイヤ(仙台屋)
(13)ヨウコウ(陽光)・・・アマギヨシノ X カンヒ
(17)オオカン(大寒)・・・ヤマorオオシマ X カンヒ
(18)コヒガン(小彼岸)・・・マメ X エドヒガン

(20)オモイガワ(思川)・・・栃木県小山市産、コヒガン系

(21)タオヤメ(手弱女)・・・京都市北区・平野神社産
(22)ヨウキヒ(楊貴妃)

(23)ハナガサ(花笠)

(24)タカサゴ(高砂)

(25)バイゴジジュズカケ(梅護寺数珠掛)
(26)ウコン(鬱金、浅黄)・・・東京府南足立郡江北村・荒川堤産

(27)カンザン(関山)
(28)スルガダイニオイ(駿河台匂)・・・東京府南足立郡江北村・荒川堤産、ヤマ系
(29)ギョイコウ(御衣黄)
(30)コウカ(紅花)

(31)ランラン(蘭蘭)

(32)ショウゲツ(松月)
(33)キク(菊)・・・石川県産
(34)フゲンゾウ(普賢象)
(35)ベニシグレ(紅時雨)・・・北海道教育大学函館校に赴任中の非常勤講師&桜研究家・浅利政俊氏が、アズマニシキ X サト/カスミを交配
(36)スマウラフゲンゾウ(須磨浦普賢象)☆・・・兵庫県須磨区・須磨浦公園産
(37)ヒヨドリ(鵯)・・・石川県七尾市産
(38)フクロクジュ(福禄寿)
(39)ミヤビ(雅)・・・カンヒ系
(40)ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)・・・エドヒガン系

(41)ヤマ(山)
(42)ミスミ(三隅、三隅大平)・・・ヤマ系 X 各種ヒガン系(エドヒガンand/orカンヒ)
(43)イヌ(犬、白)
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□「東京ミズマチ イベント広場」(向島1-3)
ハナモモ(紅白)
