バイオリン弾いたことある?
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■ 日本におけるViolin(ヴァイオリン)の始まり
ポルトガル人のイエズス会宣教師ルイス・フロイス(1532~97年)が編纂した「日本史」(1594年)によると、16世紀中頃、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ(ヴァイオリンの原型)の演奏をポルトガル人修道士がミサ用として日本の子供に教えた。
明治時代に入ると、ドイツ人などの外国人教師によって奏者が養成され、ヴァイオリンは少しずつ広まって行った。
国産品の製作については---
1880年8月28日、東京深川の三味線職人・松永定次郎が国産ヴァイオリンの第1号を完成させた。
1887年、名古屋の琴・三味線職人の鈴木政吉(1859~1944年)は松永定次郎が作った日本製ヴァイオリンに出会う。
1888年、独学で製作技術を身に付け、自作のヴァイオリンが売れたことで自信を持った
1890年、上野公園で行われた内国勧業博覧会で、ヴァイオリン部門最高賞を得た。
1900年、鈴木政吉はパリ万国博覧会の楽器部門で入賞し、日本初のヴァイオリン製造会社「鈴木バイオリン製造」(後の音楽教育法「スズキ・メソード」へ継承)が設立され、以降、大量生産されるようになった。
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■ お題「ヴァイオリン、弾いたことある?」
楽器演奏と縁が無い私は、弦楽器もヴァイオリンどころかマンドリンやギターも弾けない。
従って、このお題ではブログに行き詰ってしまうが、敢えて何かを書かせてください。
ヴァイオリン繋がりで印象に残っていること---
□ さだまさし(本名:佐田雅志、1952/4/10長崎市生まれ)の自伝小説「かすてぃら」
私のブログ NHKドラマ「かすてぃら」最終回(2013/08/03)
楽曲では、「精霊流し」(作詞・作曲:さだまさし、編曲:グレープ、1974年)をはじめ好きなものは多いが、
NHK「にっぽん百名山」テーマ曲「空になる」(アルバム「もう来る頃…」の収録曲、作詞・作曲・歌:さだまさし、編曲:服部隆之、2012年)が最も好きだ。
YouTube(ギター曲)
□ 伊坂幸太郎の短編連作集「アイネクライネナハトジーク」(幻冬舎2014年刊)
私のブログ 伊坂幸太郎(著)「アイネクライネナハトムジーク」の紹介(2014/10/22)
□ ATG系映画「ツィゴイネルワイゼン」
1980年に公開された日本の映画作品。監督:鈴木清順、脚本:田中陽造、出演:大谷直子・原田芳雄、公開:1980年。
YouTube(演奏:葉加瀬太郎)