■ 今朝の高積雲 [通称・羊雲(ひつじぐも)/叢雲(むらぐも)/鯖雲(さばぐも)]
・・・そろそろ雨天になって来る兆候。
20211207--07:37
南西の空
□ 実況天気図20211207--12:00
関東や東北では日中、所々で雨が降り、夕方以降は雨の範囲が広がる見込です。最高気温は全国的に平年並みか平年より高い所が多い見込みです。 (気象予報士・佐藤温子さん)
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■ 12月7日(火)は二十四節気「大雪(たいせつ)」
「大雪」は第21番目の節気。定気法では太陽黄経が255度の時。前の節気「小雪」から数えて15日目。2021年は12/7(火)頃。期間としては12/7(火)~次の節気「冬至」前日の12/21(火)。
「大雪」は本格的に冬が到来する頃。山々は雪に覆われ平野にも雪が降り積もる。寒鰤(カンブリ)など冬の魚の漁が盛んになり、南天の実が赤く色付く頃。熊などが冬眠に入る頃でもある。新しい年の準備を始める「正月事始め」もこの時期から行われる。
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□『暦便覧』(こよみびんらん)・・・江戸時代1787年(再版1798年)に著者:太玄斎/出版者:蔦屋重三郎ほかによって成立した。
12月7日~12月21日の半月間は「七十二候」(しちじゅうにこう)・・・ 古代中国(詳しい年代は不明) で考案された季節を表す方式のひとつ。「二十四節気」を更に約5日ずつ3つに分けた (24 X 5=72) 期間。
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」・・・北風が吹いて雪が激しく降り始める頃。
▽ 初候 12/7(火)~12/11(土)
「閉塞成冬」(そらさむく ふゆとなる)・・・天地の気が塞(ふさ)がって冬が訪れる頃。空は重い雲に覆われ生き物はじっと気を潜(ひそ)める。塞ぐという言葉は寒さから人々を守るという意味に取ることもできる。
▽ 次候 12/12(日)~12/16(木)
「熊蟄穴」(くま あなにこもる)・・・熊が冬籠(ごも)りの時期に入る頃。春になるまで穴の中で過ごす。シマリス・蛙(カエル)・蝙蝠(コウモリ)も冬籠りを始める。
▽ 末候 12/17(金)~12/21(火)
「鱖魚群」(さけのうお むらがる)・・・鮭(サケ)が川を遡上(そじょう)する頃。海で育った鮭は産卵のために自分の生まれた川へと里帰りする。北国では冬を代表する光景のひとつであり、迫力のある遡上を見ることができる。
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□ 旬(しゅん)の物事
▽ 行事
12/8(水)「針供養」「正月事始め」
12/15(水) 年賀郵便の特別扱い始め
12/17(金)~18(土) 小田原市の飯泉山勝福寺(別称・飯泉観音)「だるま市」神奈川新聞20151218
飯泉観音「だるま市」神奈川新聞20151218
12/18(土)「納めの観音」、12/17(金)~19(日) 浅草寺(別称・浅草観音)「羽子板市」(別称「歳の市」)
浅草観音「羽子板市」20171217
▽ 鳥・昆虫
ノゴマ
シメ
小石川植物園20211205
カモ各種
▽ 草花・花木
シクラメン
プリムラ(ジュリアン)
スイセン
ペーパホワイト 東白鬚公園20211204
葉牡丹
門松向け出荷が最盛期 福井市新保町の園芸場 福井新聞20211206
柊の木(ヒイラギノキ)
上野グリーンクラブに展示された盆栽20161127
樅の木(モミノキ)
アメリカハリモミ 亀戸中央公園20171024
▽ 果物・野菜
洋梨
「岩合光昭の世界ネコ歩き 山形ラ・フランス畑」20211207放送
蕪(カブ)
白菜
長葱(ナガネギ)
▽ 魚介類や料理
寒鰤(カンブリ)
富山県氷見漁港「ひみ寒ぶり宣言」 日テレNEWS24 20201121
鱈(タラ)
鮭(サケ)
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■ 12月7日は「クリスマスツリーの日」
新暦の1886年12月7日、横浜港の明治屋山下町ストアーで、外国人船員のために日本初のクリスマスツリーが飾られたことに因む。
尚、遡ること旧暦の1552年12月9日==西暦の1552年12月24日には、西国(周防・長門・石見など)の有力守護大名・大内義隆(後に大内氏第31代当主)が、フランシスコ=サビエルの布教の願いを受入れたことによって日本初のクリスマスを祝う降誕祭が行われた。そして宣教師コスメ・デ・トーレスらと日本人信徒によって賛美歌が歌われたと言う。
□ お題「クリスマスツリーの写真見せて」
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