■ 12月3日は「みかんの日」
「いい(11)みか(3日)ん」と読む語呂合わせから、農林省(1978年に農林水産省と改称)と「全国果実生産出荷安定協議会」(1975年に設置) が11月3日と12月3日を「みかんの日」に制定した。
□ みかんの定義・分類
「みかん」は、「甘い柑橘(かんきつ)」という意味から漢字では「蜜柑(みっかん/みかん)」と表記され「温州蜜柑(うんしゅうみかん)」を指すが、当時、「柑橘」の名産地であった中国浙江省温州(オンシュウ/ウンシュウ)に肖(あやか)って「ウンシュウ」と呼称された。
▽ 分類
被子植物 angiosperms / 真正双子葉類 eudicots / ムクロジ目 Sapindales / ミカン科 Rutaceae / ミカン属 Citrus / ウンシュウミカン C. unshiu
学名: Citrus unshiu
英名: Citrus unshiu
欧米での通名: Satsuma / Mikan
和名: ウンシュウミカン(温州蜜柑)
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□ 蜜柑の略史
出典: Wikipedia
柑橘の原種は3000万年前のインド・アッサム地方を発祥地としている。
『古事記』と『日本書紀』には、第11代垂仁天皇90年に命を受け常世(黄泉)の国に遣わされた田道間守(たじまもり、柑橘の祖神)が、第12代景行天皇元年(西暦71年)に非時香菓(タチバナ)を持ち帰った」との記述がある。
3世紀末 [280~297年、日本の応神天皇期(270~310年)に当たる] の西晋朝に著わされた歴史書『魏志倭人伝』(著者:陳寿) には、橘(タチバナ)があったが食用では無かったとの記述がある。
和名ウンシュウミカン(温州蜜柑)の原産地は日本の薩摩地方(鹿児島県長島)であると考えられており、母系種はキシュウミカン [中国浙江省温州(オンシュウ/ウンシュウ)から伝えられ、高田(こうだ)みかんとして栽培された。15~16世紀頃に紀州有田に移植された] で父系種はクネンボ (九年母、東南アジア原産で15~16世紀頃に琉球に移植された) ----と2010年代の遺伝研究により判明した。
しかしウンシュウミカンは、種無し品種(接ぎ木で増殖する品種) であることから、中世にあっては縁起が悪いとされ殆ど栽培されることは無かった。
江戸時代に普及していたのは「小蜜柑」と呼ばれた小型のキシュウミカン(紀州蜜柑)だった。豪商・紀伊国屋文左衛門が当時江戸で高騰していたミカンを紀州から運搬して富を得た。
明治時代中期以降は、和歌山県はもとより静岡県や愛媛県などでもウンシュウミカンの栽培が本格化し全国的に普及して他に卓越するようになり、「みかん」が専らウンシュウミカンを指すようになった。
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□ お題「こたつ(炬燵)で寝ちゃったことある?」
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私が生まれ育った北陸地方では、積雪の冬が長く、共用施設では石炭ストーブ、家庭では炬燵が暖房具として必需品だった。
我が生家でも、少年期には昼も夜も炭団(タドン)の炬燵で生活していた。
だが経験値から、炬燵で寝る生活様式は健康には良くない。
我が夫婦は共に1960年代までの20年強を北陸地方(石川)で育ち、1970年代からの50年間を関東地方(神奈川⇒埼玉⇒東京)で住んで来た。
そのうち内陸性の埼玉(一戸建て)での1990年代までは灯油ストーブ、2000年代からはプロパンガスストーブだった。
2007年からの浅草(マンション)ではエアコン暖房と床暖房となっているが、基本暖かいので前者は時々にしか、後者は全く使っていない。
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昨日12/3(金)も日没前、墨田区側の「隅田公園 新墨堤桜の森」を中心に紅葉を惜しみながら撮影した。
□ 雷門通り==吾妻橋
□「アサヒビール本社ビル」(墨田区吾妻橋1-23-1) ~ 「墨田区役所」(吾妻橋1-23-20)、
■「墨田区立隅田公園」(墨田区向島1/2/5)
墨田区側の旧・徳川水戸藩下屋敷「小梅御殿」⇒1923年の関東大震災により屋敷は焼失⇒1931年に帝都復興計画の一環で開園。池泉回遊式の日本庭園8.1ha。
園内マップ
□ 北十間川==枕橋 ~ 「すみだリバーウォーク」入口(向島1-3先)
□ 「墨堤桜並木」 (通称「隅田川土手の桜並木」)・・・ソメイヨシノを中心として
□「ユニチャーム創業者・高原基金 新墨堤桜の森」 カッコ内数字(0)~(43)は通し番号
・・・サトザクラ群を中心として。
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今春のサクラの花見
(39)ミヤビ(雅)
□ 自由広場
(28)スルガダイニオイ(駿河台匂)
(26)ウコン(鬱金、浅黄)
□ 日本庭園(池泉回遊式庭園)
▽ 旧汐入池
オナガカモの群れ
イロハモミジ
アカシデ
イヌシデ
アキニレ
ハナズオウ
□「牛嶋神社」(向島1-4-5)
860年、慈覚大師の御神託により創建。境内社は「小梅稲荷神社」。総檜(そうひのき)権現造りの大社殿。
希少価値の高い「三輪鳥居」 [中央の大鳥居(明神鳥居)、左右両脇に小鳥居]
□ 言問通り==言問橋
□「区営魚釣り場」(向島2-1-1) ~「区立小梅小学校」(向島2-4-10)
(30)コウカ(紅花)
また会ったね白黒ネコ
(33)キク(菊)
□「三囲(みめぐり)神社」((向島2-5-17)
旧称「田中稲荷」。創建時期は不詳。隅田川七福神のうちの「恵比寿神」「大国神」を祀る。文和年間(1353~55年)に近江国「三井寺」の僧・源慶が当地遍歴の折り、白虎が神像の回りを3度回って死んだという伝承。享保年間(1716~36年)に伊勢國松阪の豪商・三井家が江戸に進出、鬼門除けの守護神として越後屋(現・三越)本支店に分霊を奉祀した。
神社裏から
(25)バイゴジジュズカケ(梅護寺数珠掛)
「みかんの日」に因んで夏ミカン
(22)ヨウキヒ(楊貴妃)
(16)ベニユタカ(紅豊)
(14)ソトオリヒメ(衣通姫)
□ 桜橋==桜橋通り
(12)センダイヤ(仙台屋)
(7)カンヒ(寒緋、緋寒)
□「黄檗宗牛頭山/弘福禅寺」(向島5-3-2)
1673年に創建。隅田川七福神のひとつ「布袋尊」、風邪除けの「咳の爺婆尊」を祀る。伽藍は、1923年の関東大震災で焼失し、1933年に再建。
ここにも夏ミカン
(8)コブク(子福)
(5)アーコーレード
□「天台宗宝樹山遍照院 長命寺」(墨田区向島5-4-4)
□「墨堤植桜之碑」(向島5-1)
□「区立堤通公園」(墨田区堤通1) ~ 「サングランデ桜橋」(堤通1-1-1)
ナンキンハゼ(別名トウハゼ/ウキュウ)