■ 11月26日は「いい風呂の日」
「いい(11)ふろ(26)」と読む語呂合せから、入浴剤の効用と普及拡大をアピールすることを目的として、「日本浴用剤工業会」(中央区日本橋蛎殻町1-19-9) が制定したもの。
日本は世界でも有数の温泉国であり、古くから人々は天然の温泉を利用して病気やケガの治療や健康保持増進に役立てて来ている。一方、薬用植物の利用も盛んに行われ今日まで伝えられている。この天然の温泉と薬用植物による「薬湯」が、現在の「入浴剤」に繋がっている。
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□ 「風呂」の略史 (出典はWikipedia)
「風呂」の語源・・・物を保存するために外気を防ぐように作った部屋である「室(むろ)」が転じたとする説や、茶の湯で湯を沸かすために使う道具である「風炉(ふろ)」に由来する説などがある。
日本のお風呂は元々、神道の風習で、川や滝で行われた「沐浴」の一種と思われる禊(みそぎ)の慣習が行われていた。
飛鳥時代の538年、仏教が伝来し、寺院には湯堂・浴堂とよばれる僧尼の沐浴のための施設が作られた。
奈良時代には、病を退けて福を招来するものとして入浴が奨励され、一般民衆への開放も進んだ。当時の入浴は湯に浸かるのではなく、薬草などを入れた湯を沸かしその蒸気を浴堂内に取り込んだ「蒸(む)し風呂」形式だった。岩風呂・石風呂・・・瀬戸内海など海岸部。釜風呂・・・京都など内陸部。
平安時代になると、寺院の「蒸し風呂」様式の浴堂の施設を、上級の公家屋敷内に取り込む様式が現われた。それが次第に、浴槽にお湯を張り、そこに体を浸かるという「湯屋・湯殿」様式へと変化して行ったと思われる。
一方、民衆の方は桶に水を入れて体を洗う「行水」(ぎょうずい)というスタイルとなったと思われ、江戸時代には、行水と蒸し風呂が融合し浴槽を設けた「湯屋」「湯殿」の様式が一般的となった。木製の風呂桶・・・五右衛門風呂・長州風呂・鉄砲風呂など。
欧米人は体をきれいにするために風呂に入るが、日本人は体をきれいにしてから風呂に入ると言われるほど浴槽の衛生管理に気を使っている「清潔好き」。
この習慣の違いを一例として、「with コロナ」時代の今、①嗽(うがい)と手洗いを励行し続け、外出時のマスクを常用し続ける「几帳面さ」、②感染が下火になっても直ちに外食抑制・鎖国を手放しに緩めない「慎重さ」・・・・・などが功を奏している。
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□ お題「最長入浴時間は?」
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妻は、少女時代から銭湯や温泉などが好きでは無い程の奇麗好きだったらしい。
夫(私)は、少年時代に村落の共同浴場で育ち、それが嫌でしょうがなかったものの、銭湯や温泉を嫌ってはいない。
二人は期せずして、我が家での入浴時間は短く30分以内。湯船に浸かっている時間に至っては共に5分程度。
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昨日11/26(金)の午後は、昨日の「小春日和」に続いて穏やかでいい日だった。
□「蔵前神社」(台東区蔵前3-14-11)
鳥居、奥に本殿
江戸時代は境内で江戸相撲の興行が行われ雷電などの力士が活躍した。かつての「蔵前国技館跡地」[現在は「東京都下水道局北部下水道事務所」と「蔵前水の館」(蔵前2-1-8、蔵前国技館の資料展示) になっている] とともに "大相撲の聖地" 。大日本相撲協会(現・日本相撲協会)から社号標や石玉垣が奉納されている。
今場所(2021年11月九州場所)の番付表
説明板・・・古典落語の演目「元犬」「阿武松(おうのまつ)」の所縁の神社。
本殿横のミモザ(別名フサアカシア)巨樹
□「第六天榊(だいろくてんさかき)神社」(旧称「第六天神宮」、蔵前1-4-3)
伝・110年(景行天皇40年)に日本武尊が創建。
江戸時代、埋め立て用土を得るため鳥越山を崩す際に森田町(現・蔵前3丁目)に移転。
1719年、浅草不唱小名(現・台東区柳橋1丁目)に移転。
1928年、「浅草文庫」(1874年に創設された明治維新政府の官立図書館) 跡地でもあり「東京高等工業学校(1901~1929年)」 (旧「東京職工学校」、現「東京工業大学」) の跡地でもある当地に移転。
社標、鳥居、社殿
境内風景
説明板「「東京高等工業学校跡」碑
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□ 台東区鳥越1
キミノセンリョウ&センリョウ
□「区立小島公園」(台東区小島2-9-4)・・・2,795㎡。
説明板「旧浅草小島町の由緒」
ケヤキ、プラタナス(別名モミジバスズカケノキ)、など
イロハモミジ
ザクロ
背景は「台東デザイナーズビレッジ」(小島2-9-10)
・・・2003年3月に精華・済美・小島の区立小学校三校が併合し「蔵前小学校」(蔵前4-19-11)となり、2004年4月に旧小島小学校の校舎跡がファッションデザイン関連の創業支援施設として再生した。
□「第8菊星タワービル」(台東区浅草橋3-20-18)
メタセコイア巨樹
説明板
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□「福徳の森 薬祖神社」(中央区日本橋室町2-5-8)
説明板
鳥居、社殿
□「日本橋室町三井タワー COREDO室町テラス」(日本橋室町3-2-1)
イロハモミジ
ケヤキの巨樹
説明板「台付き大欅(おおケヤキ)」
蔓性ミニバラのアイオープナー
カクレミノ(別名カラミツデ/テングノウチワ/ミツノガシワなど)の黒い実
イベントコーナー