■ 7月2日は「タコの日」
「蛸(タコ)研究会」の元会長・田中二良(じろう)博士が制定した。田中氏は、東京水産大学→東京大学農学博士号取得→水産庁東海区水産研究所 (現・中央水産研究所)主任研究官だった人物で、2004年3月7日に亡くなったため「蛸研究会」の活動も停止したままだという。
制定した趣旨は、古来より関西・中国地方を中心に、「半夏生」(はんげしょう、7月1日ないし2日)に旬である蛸を食べる風習が多かった。
① 農作物が蛸の吸盤のように大地に這(は)い付きしっかり根付くようにという願い。
② 「半夏生」には天から毒が降るという言い伝えがあり、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされ、蛸は毒を出すとされていた。
③ 盛夏を乗り切るために体力を着ける。タンパク質をはじめ、ビタミンB2(美容・エイジングケア効果)、タウリンなどの栄養素が豊富。特にタウリンはコレステロールを低下させ夏バテを防ぐ効能がある。
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□ お題「タコ焼きで好きなトッピングは?」
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「半夏生」前日の昨日7/1(木)の夕食で、妻が「タコと片瓜のキムチ和え」を作ってくれた。私の歯に優しく柔らか目に。
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お題の「タコ焼き」は我が家の定番メニューでは無いので、スーパーから買って来て食べる程度。本物のタコが入っていればOK。
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■ 改めて「梅雨(つゆ)」のスタディ
アジアの日本列島本土(沖縄・九州・四国・本州、北海道を除く)、朝鮮半島南部(韓国)、中国大陸揚子江流域(華中)における5~7月の雨季を指す。旧暦で言う仲夏の季語。
□ 語源
中国では、湿度が高く黴(かび)が生えやすい頃 ⇒「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、または、梅の実が熟す頃 ⇒「梅雨(ばいう)」とも呼ばれた。
日本に伝来し、これまで「長雨(ながめ)」と呼んでいたのを、室町時代頃から「梅雨」と呼ぶようになった。
江戸時代前期の1688年に出版された「日本歳時記」[本草学者の貝原益軒(かいばら・えきけん)/好古(よしふる)が編纂]に、「梅雨(つゆ)」という読み方が登場した。
「此月淫雨(いんゆ、長雨)ふる、これを梅雨(つゆ)と名づく」。由来には、「露(つゆ)」説==「露に濡れ湿っぽい長雨」と「潰(つい、つ)ゆ」==「梅が熟して潰れる様子」説がある。
□ 別称
梅の実が熟す頃の長雨 ⇒「梅霖(ばいりん)」・・・仲夏の季語。
尚、秋の長雨 ⇒「秋雨(あきさめ)」・「秋霖(しゅうりん)」・・・三秋(初秋・仲秋・晩秋)の季語。
麦が熟す頃に降る、麦の穂に大敵の長雨 ⇒「麦雨(ばくう)」・・・季語に無い。
尚、麦を収穫する頃 ⇒「麦秋(ばくしゅう)」・・・初夏の季語。
旧暦5月の頃の長雨 ⇒「五月雨(さみだれ)」・・・仲夏の季語。
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■ 梅雨酣(たけなわ)の「不忍池」周辺エリアを巡って、ハスやハンゲショウを撮影した。
□「日蓮宗妓楽山 妙音寺」(別名「妙音弁財天」、台東区松が谷1-14-6)
1611年に日本橋馬喰町に創建、「明暦の大火」により当地(旧・浅草新寺町)へ移転。日蓮宗の江戸十大祖師の1つ。妙音弁財天は伎楽芸能を守護。"池の妙音寺"とも呼ばれる。
盗難防止のピアノ線で守られた錦鯉たち
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カサブランカ/紅
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□ 台東区東上野5/6付近
ミソハギ(別名ボンバナ/ショウリョウバナ)
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マンデビラ(別名デプラデニア/チリソケイ) の園芸種サンパラソル(紅)
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□「台東区役所本庁舎 (東上野4-5-6)
庁舎壁面に "区の花アサガオ"(変化朝顔?)
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□「臨済宗大徳寺派 宋雲院」(東上野4-1-12)
1611年に神田昌平橋「廣徳寺」内で創建、1635年に下谷(現・東上野4-5-1広徳公園)へ移転。
キョウチクトウ/白
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■ 「都立上野恩賜公園」(台東区上野公園1~13、管理所は上野公園5-20)
□ 広小路口広場(上野公園1)
梅雨時の「カエルの噴水」
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カサブランカ/黄
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□「五條天神社」(別称「医薬祖神」/「下谷天満宮」、上野公園4-17)
(伝)110年に創建。日本武尊東征の折りに大己貴命と少彦名命を上野忍が岡に祀った。室町時代中期には上野山に鎮座。江戸期には寛永寺の拡張などで社地は何度か移転した。1641年に天神様を合祀。「下谷天満宮」とも呼んで "歌の道の祖神" として信仰されるようになった。
「夏詣」開催中。
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梅の実は収穫済みなので、桃の実を撮影
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■ 「上野不忍池」(上野公園2/3)
セイヨウアジサイ
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ガクアジサイ
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シジュウカラ
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お題の「タコ焼き」は我が家の定番メニューでは無いので、スーパーから買って来て食べる程度。本物のタコが入っていればOK。
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■ 改めて「梅雨(つゆ)」のスタディ
アジアの日本列島本土(沖縄・九州・四国・本州、北海道を除く)、朝鮮半島南部(韓国)、中国大陸揚子江流域(華中)における5~7月の雨季を指す。旧暦で言う仲夏の季語。
□ 語源
中国では、湿度が高く黴(かび)が生えやすい頃 ⇒「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、または、梅の実が熟す頃 ⇒「梅雨(ばいう)」とも呼ばれた。
日本に伝来し、これまで「長雨(ながめ)」と呼んでいたのを、室町時代頃から「梅雨」と呼ぶようになった。
江戸時代前期の1688年に出版された「日本歳時記」[本草学者の貝原益軒(かいばら・えきけん)/好古(よしふる)が編纂]に、「梅雨(つゆ)」という読み方が登場した。
「此月淫雨(いんゆ、長雨)ふる、これを梅雨(つゆ)と名づく」。由来には、「露(つゆ)」説==「露に濡れ湿っぽい長雨」と「潰(つい、つ)ゆ」==「梅が熟して潰れる様子」説がある。
□ 別称
梅の実が熟す頃の長雨 ⇒「梅霖(ばいりん)」・・・仲夏の季語。
尚、秋の長雨 ⇒「秋雨(あきさめ)」・「秋霖(しゅうりん)」・・・三秋(初秋・仲秋・晩秋)の季語。
麦が熟す頃に降る、麦の穂に大敵の長雨 ⇒「麦雨(ばくう)」・・・季語に無い。
尚、麦を収穫する頃 ⇒「麦秋(ばくしゅう)」・・・初夏の季語。
旧暦5月の頃の長雨 ⇒「五月雨(さみだれ)」・・・仲夏の季語。
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■ 梅雨酣(たけなわ)の「不忍池」周辺エリアを巡って、ハスやハンゲショウを撮影した。
□「日蓮宗妓楽山 妙音寺」(別名「妙音弁財天」、台東区松が谷1-14-6)
1611年に日本橋馬喰町に創建、「明暦の大火」により当地(旧・浅草新寺町)へ移転。日蓮宗の江戸十大祖師の1つ。妙音弁財天は伎楽芸能を守護。"池の妙音寺"とも呼ばれる。
盗難防止のピアノ線で守られた錦鯉たち

カサブランカ/紅

□ 台東区東上野5/6付近
ミソハギ(別名ボンバナ/ショウリョウバナ)

マンデビラ(別名デプラデニア/チリソケイ) の園芸種サンパラソル(紅)

□「台東区役所本庁舎 (東上野4-5-6)
庁舎壁面に "区の花アサガオ"(変化朝顔?)

□「臨済宗大徳寺派 宋雲院」(東上野4-1-12)
1611年に神田昌平橋「廣徳寺」内で創建、1635年に下谷(現・東上野4-5-1広徳公園)へ移転。
キョウチクトウ/白

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■ 「都立上野恩賜公園」(台東区上野公園1~13、管理所は上野公園5-20)
□ 広小路口広場(上野公園1)
梅雨時の「カエルの噴水」

カサブランカ/黄

□「五條天神社」(別称「医薬祖神」/「下谷天満宮」、上野公園4-17)
(伝)110年に創建。日本武尊東征の折りに大己貴命と少彦名命を上野忍が岡に祀った。室町時代中期には上野山に鎮座。江戸期には寛永寺の拡張などで社地は何度か移転した。1641年に天神様を合祀。「下谷天満宮」とも呼んで "歌の道の祖神" として信仰されるようになった。
「夏詣」開催中。

梅の実は収穫済みなので、桃の実を撮影

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■ 「上野不忍池」(上野公園2/3)
セイヨウアジサイ

ガクアジサイ

シジュウカラ

□ ハス池越しに「水上音楽堂」(旧称「野外ステージ」、上野公園2-1)

今一度、ハス池


□「天台宗東叡山寛永寺 不忍池弁天堂」(上野公園2-1)
梅雨空が垂れ込めた不忍池と弁天堂の風景

「フグ供養碑」の向こうにフグ形の雨雲 (層積雲)

□「ボート池」
東京スカイツリー、弁天堂、ボートのりば方向

ハンゲショウ(別名カタシログサ)・・・7月2日は「半夏生」