バナナ、どのぐらいの頻度で食べる?
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「バ(8)ナナ(7)」の語呂合せで、「日本バナナ輸入組合」(千代田区内神田1-3-1 トーハン第3ビル2階)が制定。
■ バナナ(学名: Musa spp.、英語: banana)の起源
植物分類は、ショウガ目バショウ科バショウ属。
原産地は熱帯アジア・マレーシアなどに自生。
パプアニューギニア高地のワギ渓谷・クック遺跡発掘により、紀元前5千年~1万年頃、栽培が始まったと分かる。
そこから太平洋の島々への移住に連れ広がって行った。
一方、西アフリカのギニアに伝わり、コンゴ川河口のその名もBanana港から英語圏に伝わった。
英語 bananaの語源は、アラビア語 banan(バナーン、手足の指)が有力説。
世界の生産国(2008/2009年国連FAOデータ)は、①インド(27%)が抜け、後は横一線 ②フィリピン(9%) ③中国(9%) ④エクアドル(8%) ⑤ブラジル(8%) ⑥インドネシア(7%)。
■ 日本への伝来
松尾芭蕉ゆかりの芭蕉(学名: Musa basjoo、英語: Japanese banana)の方は、原産地が中国で耐寒性に富んでいて、鑑賞用、琉球・沖縄では布や工芸品用。
バナナ(甘蕉・実芭蕉)の方の伝来は意外と遅く1903年。当時は日本統治下にあった台湾から神戸港に輸入された。
戦後の1950年、台湾からの輸入を再開し台湾産の黄金時代となる。しかし、この頃の日本は外貨不足で輸入制限され貴重な果物だった。
1955年の輸入制限緩和~1963年の完全自由化を経て、1970年にはエクアドル産、1973年にはフィリピン産の輸入量が1位になった。
輸入国(2015年財務省貿易統計)は、①フィリピン(86%)と圧倒し②エクアドル(11%)が続く。
国内の消費量は、一世帯(2人以上)当たり年間支出(2015年総務省家計調査)で見ると4,853円。りんご5,578円、みかん4,357円とそんなに違いはない。
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バナナは、我々の少年時代(~1960年代前半)には、りんご・みかんなどに比べて高価な果物だったが、今では、安価で栄養価の高い果物の代表となった。
今日の我が家では、1本ずつのバラ買い。
主に私(夫)の便秘防止策の1つ(バナナとヨーグルトの組み合わせ)として、10日に1本の頻度(365日÷10日 x @100~150円 = 3,650~5,475円)で買っている。