Quantcast
Channel: ちとちのなとちのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2687

11月25日は「OLの日」。「女子力」。「女性シンガー・バラード作品集」

$
0
0

■  11月25日は「OLの日」


日本では太平洋戦争後の復興景気の中、ビジネス街の背広・Yシャツ姿で働く男性を「businessman」と呼んでいたのに対して、職場で働く女性のことを「business girl」、略して「BG」と呼ぶようになり、特に東京駅前~有楽町駅前の丸の内金融街で制服姿で働く「BG」は若い女性の憧れの的となった。
しかしその実態は、結婚するまでの腰掛け程度の意識であり、仕事の内容は"男尊女卑"の風潮の中で、お茶汲(く)み・拭(ふ)き掃除からコピー取り・書類届けまでの庶務・雑用に止まっていた。
しかもこの言葉が、米国の隠語で「街の天使」が転じ「商売女・娼婦」という意味があることが分かり、東京オリンピックを翌年に控えた1963年9月12日に日本放送協会(NHK)が放送禁止用語とした。

そこで、これに代る言葉を週刊誌『女性自身』が公募し、「OL」(office lady)という言葉を1963年11月25日号から使い始め、その後の高度経済成長の中ですっかり一般用語として定着した。「OL」・・・office lady の略。女性の会社員(事務員)を意味する和製英語。

これに因んで1994年、働く女性の異業種間交流サークル「OLネットワークシステム」が11月25日を「OLの日」と制定した。



*


□ 私のOL関連ブログ 女子力って何だ?【ブログネタ】(2016-03-17)

 

私がサラリーマン時代で、女子力というものを感じ始めたのは、1980年代から、ワープロ・FAX・パソコンなどのOAインストラクターとして職場に派遣された女性陣だった。1986年に労働者派遣業法が成立。
それまでの大企業のオフィスには、女性と言えば、いわゆる"お茶汲み""腰掛け"が大半で、その中で女子力を感じるのは年配(ハイミスという定義も未だ)の"お局(つぼね)さん"位だった。
インストラクター(派遣)は、専門知識は勿論、"お茶汲み"も厭(いと)わず、夜のカラオケや酒のお付き合いも辞さない。要するに、男性に匹敵する能力を備え、対等な目線で仕事を熟(こな)して行く。それでいてシングルであろうとペアであろうと、ちゃんと家事ができ女性として惹きつける魅力を醸し出している。
後は、"寿退社"のない男性が有利な勤続年数に基づく年功序列、"出産・育児"休暇に伴う男尊女卑の制度と風土が無くなれば、である。
あれから30年=ワンゼネレーション余の時が過ぎた。
その間に、男女雇用機会均等法ができ、改善され(1986年に施行、1997・1999・2007年に改正して施行)、憲法24条に定める性の本質的平等に、名実ともに段階的に近づいて来た。
以上の世の変化と私の経験則から、お題の女子力とは、男性支配力にチャレンジするエネルギーであり、歴史に埋もれて来た女性の潜在能力(ポテンシャル)の顕在化の歩みであると思う。
本質的平等が確立すれば、女子力という言葉は死語になり、高校に男子校・女子校が減り共学校が増えて来たのと同様、横一線で競争して行くことになる。
余談だが、人類のXY性染色体に変化が現れ、Y染色体は徐々にショボクなりつつあると言う。そう言えば、草食系男子と肉食系女子が増えて来ているではないか!近い将来に男子会の創生が・・・(笑) いつの日か、女性(雌)の体が雌雄同体へと突然変異するのかもしれない。逆転の世紀!! 



*


□ お題「一緒に働きたい女性芸能人は?」

▼本日限定!ブログスタンプ

 

あなたもスタンプをGETしよう

 


吉高由里子、綾瀬はるか、新垣結衣。


◇----------------------------------------------------------


■ 昨日11/24(火)未明の「NHKラジオ深夜便 にっぽんの歌こころの歌」は、「ジャパニーズ・ポップス:女性シンガー・バラード※作品集」だった。

中でも、次の4曲の歌唱力に魅了され深い眠りに就いた。


以下、私が特に好きなバラード曲は★印。



03:12「恋人よ」      五輪真弓  ・・・ソニー  MHCL-2705、 作詞・作曲:五輪真弓、編曲:船山基紀、1980年発売、第22回日本レコード大賞金賞。


03:17「フィーリング」山本潤子  ・・・東芝EMI TOCT-24034、歌:ハイ・ファイ・セット、作詞:なかにし礼、作曲:モーリス・アルバート、編曲:田辺信一、1976年発売。


03:23「for you…」  高橋真梨子・・・ビクター VDRY-30023、作詞:大津あきら、作曲:鈴木キサブロー、編曲:若草恵、1982年発売、第11回東京音楽祭金賞。


03:29「駅」     竹内まりや・・・ワーナー WPCV-10043、作詞・作曲:竹内まりや、1987年発売、中森明菜への提供曲をセルフカヴァー。

*



□ バラード/バラッド [仏語ballade/英語ballad(e)] についてのスタディ


▽ 定義


① 古いヨーロッパの詩の様式。

② ①詩に音楽が付けられた歌曲の様式。

③ ②歌曲から派生した器楽曲の様式。

④ ③器楽曲から派生したポピュラー音楽の歌唱曲の様式。

ラヴソングを中心とした感傷的(センチメンタル)な歌詞を軸とする。ピアノなどによる静かなイントロ、ゆったりしたテンポ、エンディングに向けての劇的な盛り上がりが特徴である。



▽ 代表的な歌唱曲・・・時系列。


1969
「My Way」・・・作詞:ポール・アンカ、作曲:クロード・フランソワ/ジャック・ルヴォー、歌:フランク・シナトラ。

1971
★「雨のバラード」・・・作詞:こうじはるか、作曲:植田嘉靖、編曲:玉木宏樹、歌:湯原昌幸、カヴァー:尾崎紀世彦。
「また逢う日まで」・・・作詞:阿久悠、作曲・編曲:筒美京平、歌:尾崎紀世彦、第13回日本レコード大賞。

1973
「ジョニィへの伝言」・・・作詞:阿久悠、作曲・編曲:都倉俊一、歌:ペドロ&カプリシャス。

1975
「時の過ぎゆくままに」・・・作詞:阿久悠、作曲・編曲:大野克夫、歌:沢田研二。

1976
★「フィーリング」・・・作詞:なかにし礼、作曲:モーリス・アルバート、編曲:田辺信一、歌:ハイ・ファイ・セット。
YouTube

 

1978
「オリビアを聴きながら」・・・作詞・作曲:尾崎亜美、編曲:瀬尾一三、歌:杏里、カヴァー:尾崎亜美。

1979
「ラヴ・イズ・オーヴァー」・・・作詞・作曲:伊藤薫、編曲:川上了、若草恵、歌:欧陽菲菲、第25回日本レコード大賞ロングセラー賞。
「さよなら」・・・作詞・作曲:小田和正、編曲・歌:オフコース。
「いとしのエリー」・・・作詞・作曲:桑田佳祐、編曲・歌:サザンオールスターズ、弦編曲:新田一郎。

1980
★「恋人よ」・・・作詞・作曲・歌:五輪真弓、編曲:船山基紀、第22回日本レコード大賞金賞。

1981
「シルエット・ロマンス」・・・作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:鈴木宏昌、歌:大橋純子、第24回日本レコード大賞最優秀歌唱賞。

1982
「for you…」・・・作詞:大津あきら、作曲:鈴木キサブロー、編曲:若草恵、歌:高橋真梨子、第11回東京音楽祭金賞。
「聖母たちのララバイ」・・・作詞:山川啓介、作曲:John Scott、木森敏之、編曲:木森敏之、歌:岩崎宏美。

1983
★「I LOVE YOU」・・・作詞・作曲・歌:尾崎豊。

YouTube


「SWEET MEMORIES ~甘い記憶~」・・・作詞:松本隆、作曲・編曲:大村雅朗、歌:松田聖子、第25回日本レコード大賞編曲賞。
★「ワインレッドの心」・・・作詞:井上陽水、作曲・歌:玉置浩二、カヴァー:井上陽水、第26回日本レコード大賞金賞/作曲賞。

1984
★「恋の予感」・・・作詞:井上陽水、作曲:玉置浩二、編曲:安全地帯/星勝、歌:安全地帯、カヴァー:井上陽水。
YouTube

 

「いっそセレナーデ」・・・作詞・作曲・歌:井上陽水、編曲:星勝。

1987
「駅」作詞・作曲:竹内まりや、歌:中森明菜、カヴァー:竹内まりや。

1989
「川の流れのように」・・・作詞:秋元康、作曲:見岳章、編曲:竜崎孝路、歌:美空ひばり、1989年発売、第31回日本レコード大賞金賞/作曲賞/特別栄誉歌手賞。

1991
「SAY YES」・・・作詞・作曲:飛鳥涼、編曲:十川知司、歌:CHAGE & ASKA、第33回日本レコード大賞ゴールド・ディスク賞/作曲賞。

1994
「空も飛べるはず」・・・作詞・作曲:草野正宗、編曲:土方隆行&スピッツ、歌:スピッツ。

1995
「Hello, Again ~昔からある場所~」・・・作詞・編曲:小林武史、作曲:藤井謙二/小林武史、歌:My Little Lover。

1996
「ごめんね…」・・・作詞・歌:高橋真梨子、作曲:水島康宏、編曲:十川知司。

1997
「My Heart Will Go On 」・・・作詞:ウィル・ジェニングス、作曲:ジェームズ・ホーナー、歌:セリーヌ・ディオン、映画「タイタニック」主題歌、アカデミー歌曲賞。

1998
「Miss a Thing」・・・作詞・作曲:ダイアン・ウォーレン、歌:エアロスミス、映画「アルマゲドン」サントラ。

1999
「First Love」・・・作詞・作曲・歌:宇多田ヒカル、編曲/ストリングス・アレンジ:河野圭。

2000
「TSUNAMI」・・・作詞・作曲:桑田佳祐、歌:サザンオールスターズ、2000年発売、第42回日本レコード大賞。
「Everything」・・・作詞・歌:MISIA、作曲:松本俊明、編曲:冨田恵一。
「月光」・・・作詞・作曲・歌:鬼束ちひろ、編曲:羽毛田丈史。
「桜坂」・・・作詞・作曲・歌:福山雅治、編曲:富田素弘。

2003
「しあわせになろうよ」・・・作詞・作曲・歌:長渕剛、編曲:国吉良一。
「雪の華」・・・作詞:Satomi、作曲・編曲:松本良喜、歌:中島美嘉、第45回日本レコード大賞金賞・作詩賞。
「月のしずく」・・・作詞:Satomi、作曲:松本良喜、ストリングスアレンジ:由宇あおい、歌:RUI((柴咲コウ)。
「夏の終わり」・・・作詞:森山直太朗/御徒町凧、作曲・歌:森山直太朗、編曲:中村タイチ。
★「さくら(独唱)」・・・作詞:森山直太朗/御徒町凧、作曲・歌:森山直太朗、編曲:中村タイチ。

2004
「瞳をとじて」・・・作詞・作曲・歌:平井堅、編曲:亀田誠治。
「奏(かなで)」・・・作詞・作曲・歌:スキマスイッチ。

2005
「桜」・・・作詞・作曲:小渕健太郎/黒田俊介、歌:コブクロ、第47回日本レコード大賞金賞。

2006
★「SAKURA」・・・作詞・作曲:水野良樹、編曲:島田昌典、歌:いきものがかり。

2007
「また君に恋してる」・・・作詞:松井五郎、作曲・編曲:森正明、歌:ビリー・バンバン、カヴァー:坂本冬美。

2009
★「逢いたくていま」・・・作詞・歌:MISIA、作曲・編曲:佐々木潤、オーケストラ・アレンジ:弦一徹。
★「YELL」・・・作詞・作曲:水野良樹、歌:いきものがかり、第51回日本レコード大賞優秀作品賞。
YouTube


2010
「ありがとう」・・・作詞・作曲:水野良樹、歌:いきものがかり、第52回日本レコード大賞優秀作品賞。

2011
「バラード」・・・作詞・作曲・編曲・歌:ケツメイシ。
「くだらないの中に」・・・作詞・作曲・歌:星野源、ホーンアレンジ:横山裕章/星野源。

2012
「はじまりのとき」・・・作詞・作曲・歌:絢香、編曲:松浦晃久。

 

◇---------------------------------------------------------

 

 

月 (月齢9.9) が沈む前

 

20201126--01:22

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2687

Trending Articles