■ 11月4日は「かき揚げの日」
「味のちぬや」(香川県三豊市豊中町本山乙708) が制定。同社は、冷凍食品の製造・販売を手がけ全国の量販店・コンビニ・外食産業などに流通させている。
「かき揚げ」が蕎麦やうどんなどの麺類に乗せて食べられることが多いことから、「めんの日」の11月11日の1週間前(同じ曜日)となる11月4日をそう選定したという。
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□「かき揚げ」の雑学
蕎麦の研究家によれば、天ぷら蕎麦が考案されたのは江戸時代後期の文政年間(1818~30年)頃。初めに使用されたのは「芝海老」のかき揚げ店。
「芝海老(芝エビ)」いう和名は、かつて江戸湾(東京湾)の芝浦で多く漁獲されたことに由来する。
以降、江戸前の魚介類では、芝エビ、青柳(アオヤギ、別名バカガイ)の貝柱(小柱)が具材に使われる。
その名前は、「かき混ぜて揚げる」ことに由来する。
現在では「かき揚げ」天婦羅は、エビ・小柱・イカなどの魚介類、タマネギ・ニンジン・ゴボウ・春菊などの野菜類を小麦粉の衣でまとめ、食用油で揚げた日本料理。
関東・東海では、桜エビ・シラスのかき揚げを出してくれる天ぷら割烹店・小料理店、本格派の蕎麦・うどん店もあるが、近年の都内では、タマネギに芝エビに似せた紅ショウガを加えたかき揚げを載せている立ち食い店も多い。
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□ お題「かき揚げを乗せるなら、うどん派?そば派?」
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私は、お重物・丼物よりも、麺類に「かき揚げ」を載せて汁(つゆ)に浸すのが好みであり、うどんでも蕎麦でも結構。
尚、これまで都内で利用した「かき揚げ」では、1970~80年代にしばしば利用した、本場・芝浦周辺の小料理店「あみ熊」(港区芝1-3-5)、西新橋の立ち食いうどん店(名前は失念) のものが記憶に残る美味しさだった。
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昨日11/4(水)は終日、久し振りの典型的な冬型気候で、やや肌寒いながら晴れ渡った快適な一日だった。
午後、近場の植物園で私の好きな「向島百花園」(墨田区)・「小石川植物園」(文京区)に並ぶ「柳原千草園」(足立区) を訪ねることにした。
言問通り ⇔ 橋場通り=川の手通り ⇔ 「汐入公園」 ⇔ 千住汐入大橋 を往復。
サイクリング10.5km & ウォーキング4,300歩とまずまず。
■「区立柳原千草園」(足立区柳原1-21-26)
1989年に丸三製紙株式会社 (福島県南相馬市原町区青葉町1-12-1) の千住工場跡地に開園した植物園。
電車ならば、東武線東京スカイツリーライン牛田駅、京成線京成関屋駅でそれぞれ下車し徒歩10分程。
園内は「春の広場」スイセン・サクラ、「夏の庭」アジサイ・シャクナゲ、「秋・冬の山」紅葉・木の実
-----にゾーンが分けられていて、四季折々の植物380種が楽しめる。
野鳥にとって魅力的なセンダンとナンキンハゼの実が並ぶ。
センダン(別名アフチ/オウチ/アミノキ、ムクロジ目センダン科)
ナンキンハゼ(別名トウハゼ/カンテラギ、キントラノオ目トウダイグサ科)
トチノキ(ムクロジ目ムクロジ科)
ハウチワカエデ(ムクロジ目ムクロジ科)
ハナノキ(別名ハナカエデ、ムクロジ目ムクロジ科)
クルミノキ(ブナ目クルミ科)
アカシデ(ブナ目カバノキ科)
ロウバイ(白、クスノキ目ロウバイ科)
ラクウショウ、ホオノキ
池
ラクウショウ(マツ目ヒノキ科)
ホオノキ(モクレン目モクレン科)
ハクモクレン(モクレン目モクレン科)
プラタナス(別名モミジバスズカケノキ、ヤマモガシ目スズカケノキ科)
エノキ(バラ目アサ科)
アンズ(バラ目バラ科)
ミズキ(ミズキ目ミズキ科)
サンシュユ(ミズキ目ミズキ科)の赤い実
ツリバナ(ニシキギ目ニシキギ科)
カクレミノ(セリ目ウコギ科)
ニワトコ(別名タズノキ、マツムシソウ目レンプクソウ科)
アワブキ(別名アブクタラシ/トーフノキ/ヤマビワ、アワブキ目アワブキ科)
▽ 野鳥たち
ジョウビタキ
□ この公園には近所の飼い猫(家猫)たちが波状的に集まる。
白キジトラ猫は踊り子さんのように演じる。
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▽ 昨日の夕暮れは雲が増えて来た。
20201104--16:36 (日没の7分前)
南西の空