■ 5月5日は「こどもの日」
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨として、1948年(昭和23年)7月20日に公布・即日施行された「国民の祝日に関する法律」(略称「祝日法」) によって国民の祝日として制定された。
奈良時代には、季節の変わり目の厄除(やくよ)けを、月の端(はじめ)の午(うま)の日に「端午の節句」として始められた。
鎌倉時代には、「午」⇒「五」に通じることから五月五日に固定し、かつ季節の草花「菖蒲」⇒「尚武」にも通じることから、男の子の初節句「菖蒲の節句」とも呼ばれるようになった。
これまでの成長を祝い更なる成長を願って、庭先に鯉幟(こいのぼり)を立てて、部屋に武者人形や甲冑(かっちゅう)を飾った。
邪気を避け悪魔を払うため、粽(ちまき)や柏餅を食べるとともに、薬草としての菖蒲(ショウブ)や蓬(ヨモギ)を、軒に挿して飾ったり、茶や酒の香り付けとして飲んだり、風呂に浮かべて菖蒲湯として浴したりした。
□ お題「鯉のぼり、飾った?」
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「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」
毎年毎年、皐月になればツツジもショウブもそしてこれからのアジサイも、花は変わることなく咲く。
今年のツツジ
立花公園20200422
今年のショウブとヨモギ
大横川親水公園20200504
しかしながら、人の世は変わりやすく、"新型コロナウイルス感染拡大を回避する" ため、昨年までとは打って変わって深刻な行動自制が図られている。
そんな状況の中で、我が家では恒例の武者飾りと鯉幟の手拭い飾りを居間に飾っており、夜は菖蒲湯に浸かった。
武者飾りと鯉幟の手拭い飾り
20200505
菖蒲湯用のショウブ
20200505
今にも降り出しそうな南の夕空
20200505--17:44