実況天気図20200314--12:00
太平洋南岸低気圧の通過
気象庁は、3/14(土)14時、東京「靖國神社」(千代田区区九段北3-1-1)にある桜の標本木で、桜が開花したと発表した。
平年より12日早く昨年より7日早い観測。東京としては、これまで最も早かった2002/3/16(土)と2013/3/16(土)とを抜いて、1976年の統計開始以来の最も早い記録となった。尚、東京が全国の桜前線のスタートとなるのは2017年以来3年振り。
東京都心[「東京管区気象台/気象観測地点・・・千代田区北の丸公園2-3(北緯35度41.5分/東経139度45.1分/海面上の高さ20m)]では、2月の気温が平年よりかなり高く、3月になっても暖かい日が多くなっていた。3/11(水)に最高気温が21.4℃まで上がり、桜の標本木では花が1輪咲き始めていた。そして3/14(土)は真冬並みの厳しい寒さとなっていたが、これまでの暖かさで開花が進んだ模様。
靖國神社のソメイヨシノ標本木
20200314--13:00ウェザーニュース撮影
20200314--14:00気象庁が開花宣言
以上、「ホワイトデー」の3/14(土)の関東地方は未明から日中にかけて、どんどん気温が下がって雷鳴が響き冷たい雨や雪が降り真冬並みの寒さとなり、東京都心の最高気温は未明に12.3℃を観測していたが、日中は気温が急降下。正午の気温は4.8℃と13日よりマイナス10.8℃。15時過ぎには何と1.7℃まで急降下して、ついに雪に変わり霙(みぞれ)交じりの雪は19時過ぎまで続いたのである。
横浜市内の降雪 青山予報士撮影
20200314--15:34
中部地方~関東地方の雪雲予想
20200314--19:30
奇しくも2020年の「ホワイトデー」は文字通り、開花宣言したばかりのソメイヨシノの白い桜の花びらに、純白の雪が降る---という春と冬の景色が同居した。
□ 3月14日は「ホワイトデー」
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