■ 1月8日は「平成スタートの日」
新しい元号「平成」が始まった日。
1989年(昭和64年)1月7日に昭和天皇が崩御され、皇太子・明仁(あきひと)親王(現:上皇)が新天皇に即位された。
それと共に元号が「平成」と決定し、当時の内閣官房長官(後の総理大臣)・小渕恵三氏が公表した。
そして、翌日の1月8日より「平成」がスタートした。
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□ 近代~現代の改元の日
▽「明治」改元の日(9月8日 記念日)
「明治」の由来は、中国儒教の経典『易経』の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」
「聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む」
「聖人が北極星のように顔を南を向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に向かって治まる」という意味である。
▽「大正」改元の日(7月30日 記念日)
「大正」の由来は、中国儒教の経典『易経』彖伝・臨卦の「大亨以正、天之道也」
「大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり」
「政(まつりごと)を執り行なう人が、民の意見・言葉を喜んで聞き入れるならば、政は正しく行なわれる」という意味である。
▽「昭和」改元の日(12月25日 記念日)
「昭和」の由来は、中国最古の歴史書『書経』にある「百姓昭明、協和萬邦」
「百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す」
「国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う」という意味である。
▽「平成」改元の日(1月8日 記念日)
「平成」の由来は、中国の歴史書『史記』五帝本紀の「内平外成」と、中国最古の歴史書『書経』大禹謨の「地平天成」
「内平らかに外成り、地平らかに天成る」
「国の内外にも天地にも平和が達成される」という意味である。
▽「令和」改元の日(5月1日 記念日)
「令和」の由来は、日本最古の歌集『万葉集』巻五「梅花謌卅二首并序 于時初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」
天平2年1月13日(グレゴリオ暦==太陽暦 730年2月8日)、大宰府長官・大伴旅人の邸宅で催された宴の様子。
書き下し文「ときに初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
現代語訳「時は初春の令(よ)い月であり、空気は美しく、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉(おしろい)で装うように花咲き、蘭は身を飾る衣に纏(まと)う香のように薫らせる」
現代語訳(意訳)「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めた」という意味である。
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□ お題 「平成に撮った思い出の写真見せて!」
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▽ 平成24(2012)年4月11~13日、京都へ花見旅行に出掛けた。その2日目は醍醐寺・石清水八幡宮の桜を見物した後、三条木屋町で蕎麦を食べ高瀬川の桜を撮影した。その後、本能寺・先斗町を経由して四条大橋に着いたところ、病んだ青年が車を暴走させて死傷者が出た直後だと知った。
結局、これが平成最後の京都旅行となった。
高瀬川の大島桜2012/04/12
▽ 平成29(2017)年11月9日、神宮外苑いちょう並木を見学。
平成から令和へバトンタッチ
あと2年8カ月後に迫った東京オリンピックスタジアムとなる新国立競技場の建設現場を訪れた。
クレーンが林立する新国立競技場建設ラッシュ20171109
▽ 平成と言えば東京スカイツリーが平成24(2012)年2月竣工・5月開業し、浅草や向島の街は賑やかさを取り戻した。
平成30(2018)年4月26日、浅草寺境内の鯉のぼりと東京スカイツリーの競演
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昨日1/8(水)は、午前中は雨模様だったが、午後は天気予報に反して気温上昇せず寒いままだった。
川向こうの横網界隈を散歩。
■ 「都立横網町公園」 (墨田区横網2-3-25)
▽ 日本庭園
左奥は「NTTドコモ墨田ビル」
中央奥は「東京都慰霊堂 納骨堂」
▽ 「東京都復興記念館」
紅梅のツボミに水滴
春の七草
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■「旧安田庭園」(横網1-12-1)
雨上がりでサザンカの紅が鮮やかだった
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□ 区役所通り(亀沢2-24/3-22)付近のブーゲンビリアに
メジロたちが群れていた