今年水着買った?買う予定ある?
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■ お題 「今年、水着買った?買う予定ある?」
自分の水泳パンツは幾つもあるので、買い増す予定はなし。
ビキニの方は、シルバーの身としては、自分にそんな趣味もないし、買って上げる若い相手もいない(笑)。
そもそも下着同様にプレゼントする品物として相応しいものなのか? 思う。
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■ 7月5日は「ビキニスタイルの日」
「ビキニ」 (英語 bikini)
1946年7月5日、パリで開催されたファッションショーで、地元フランスのデザイナー、ルイ・レアール(仏語 Louis Réard、1897~1984/9/16)が、世界で最も小さいセパレート型ツーピースの女性用水着としてビキニスタイルの水着を発表した。
ルイ・レアールは、母親が経営する下着専門店を手伝っていた、自動車エンジニアからの転身。
発表の4日前の7月1日に米国海軍が原爆投下実験を行った、太平洋マーシャル諸島ナム島沖のビキニ環礁の"ビキニ"(原義は"ヤシの林")から命名。
それ以前に発表されていた大胆な水着が、最小という意味でアトム(仏語Atom)と呼ばれていたことや、
原爆実験の衝撃に準(なぞら)えて、「ボディラインとおへそが丸出しになる"際どい" 水着で※」という意味を込めたと言う。
※ "際どい"ビキニ姿で (英語 in a 'skimpy' swimsuit)
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尚、ビキニ環礁で行なわれた最初の核実験は1946年7月。これは1945年のニューメキシコ実験、広島・長崎に続く。
1954年3月からは、広島型原爆の約千個分の爆発力を持つ水爆が炸裂し、日本のマグロ漁船・第五福竜丸をはじめ約千隻以上の漁船が死の灰を浴びて被曝し、
ビキニ環礁から約240km離れたロンゲラップ環礁にも死の灰が降り積もり、島民が被曝した。
原義のヤシが生い茂った自然豊かな諸島が破壊されるとともに、その後の世界核実験競争の泥沼を生み出した歴史の記憶、いわゆる負の世界文化遺産として2010年に登録された。
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■ ビキニの水着の記憶
私がビキニの女性と(2:2で)初めて海に行ったのは、1968年、大学2年の夏。
当時、金沢のデパートのスポーツ用品売り場でバイトをしていた関係から、内灘海岸へ海水浴に誘われ、初めてビキニの女性を目の当たりにした。
ワンピースやセパレートにはない衝撃を受けたのだった。
ハワイ・オアフ島出身の中国系米国人モデル、アグネス・ラム(Agnes Nalani Lum、1956/5/21生まれ)が、1975年、グリコ天然ジュースと雑誌non-noとのモデルに選ばれ日本デビュー。その後、エメロンミンキーというトリートメント剤のCMが評判となり忽(たちま)ち、その愛くるしいルックスと豊かなビキニスタイルのアンバランスによって一世風靡、当時の若者に「アグネス・ラムフィーバ」が起きた。
日本で最初に活躍したグラビアアイドルとされている。
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ハリウッド映画「ボラット」(「Borat」、20世紀フォックス、2006年)のヒットにより、2000年代後半から男性用スリングビキニである「マンキニ」(mankini)が世界的に流行した。
この映画は、8年前にTSUTAYAから借りて真夜中に観ていたら、息苦しくなるほど笑ってしまった。
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どこまでも下ネタな映画「ボラット」(2008/11/16)
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