NHK-FMのお気楽クラシック音楽バラエティー・ラジオ
「きらクラ !」
パーソナリティ: ふかわりょう"フーマン"とチェリスト遠藤真理"真理平師匠"。
遠藤真理は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)のテーマ曲「龍馬伝紀行」を演奏し、
この番組スタート時の記者会見(2012/02/13)では、英エドワード・エルガー作曲の「愛の挨拶」をピアノで披露した。
また、遠藤が産休の間に中継ぎした1人・三舩優子は、ふかわりょうさんのピアノの先生。
イントロクイズ「きらクラDON!」コーナーでは、楽曲の途中の部分を問題に採り上げた場合を「中トロDON」、最後の部分を問題に採り上げた場合を「アウトロDON」と呼ぶウィット。
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7/3(日)14:00-15:55、再放送 7/4(月)7:25-9:20
この番組が楽しかったので、俄(にわ)か勉強して書くと---
■ 「モーツァルト・アダージョ」
(「W.A.Mozart:Adagio」・・・Adagioはイタリア語で「ゆったり」)
アルヴォ・ペルト作曲
(7分31秒)
(バイオリン)ベンジャミン・ハドソン
(チェロ)セバスティアン・クリンガー
(ピアノ)ユルゲン・クルーセ
<BRILLIANT CLASSICS 8847>
ところで、モーツアルトのアダージョ~アンダンテ曲集と言えば、
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1. 弦楽セレナーデ第13番ト長調K.525~アンダンテ
第1楽章「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 (「Eine kleine Nachtmusik」 I. Allegro)は、私が最も好きなクラシック。
アインシュタイン博士は、「モーツァルト、その人間と作品」において次のように感想を述べている・・・モーツァルトがかつて作曲したもののうちで最も完璧で、感覚的で、最も慰めのないものの一つである。 長調の終結部は、この曲が或るホ短調ソナタのためのものだったことを暗示する。 しかしこのような作品が、困難であると同時に幸福だった時期に、別に《目的》もなく、モーツァルトのペン先から流れ出しえたのだと、単純に言ってしまったらいいのではなかろうか?
あるいは、アレグロの場合は---
2. ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467~アンダンテ
3. セレナーデ変ロ長調K.361~アダージョ
4. クラリネット協奏曲イ長調K.622~アダージョ
5. フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299~アンダンティーノ
6. ピアノ協奏曲第23番イ長調K.467~アダージョ
7. ヴァイオリンのためのアダージョ ホ長調K.261
8. 交響曲第40番ト短調K.550~アンダンテ
9. ディヴェルティメント変ロ長調K.137~アンダンテ
10. ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」~ラルゲット
■ 「雨だれ」
リンゼイ作曲
(G.C.Lindsey 「Raindrops」)
(2分55秒)
(ギター)山下和仁
<日本クラウン CRCC-8>
リンゼイ(1855~1943年)は、アメリカのギタリスト。
山下和仁のギター演奏を、ふかわりょうは愛らしくハワイで気持良くスウィングしているように感じると言ったような。
山下和仁 「鳥の歌~ギター小品集」 (Kazuhito Yamashita plays His Favorites)
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■ 「ソナタ ハ長調から 第1曲、第3曲」
ラヴィーニュ作曲
(4分20秒)
(リコーダー)フランス・ブリュッヘン
(チェロ)アネル・ビルスマ
(チェンバロ)グスタフ・レオンハルト
<TELDEC WPCS-6205>