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「俳句の日」に「向島百花園」の句碑を訪ねた。

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■ 8月19日は「俳句の日」

「は(8)い(1)く(9)」の語呂合せで、正岡子規研究家の俳人・坪内稔典氏 (1944年4月22日愛媛県町見村九町生まれ、現在は京都教育大学名誉教授・「船団の会」代表) らが、
夏休み中の子供達に俳句に親しんでもらう日として提唱し、1991年に制定した。


□ お題 「俳句、かいたことある?」
 

 

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俳句は、マイ・ワープロを買った1987年頃から詠み始めて書き込んでいた。
次に、ブログを始めた2006年以前には、電子掲示板の"しりとり五七五"や"しりとり川柳"でよく投稿していた。
その後は、ブログ投稿の本格化によって俳句への熱意を失ってしまい、自己表現(創作)活動としてブログが取って代わった形になったと言える。


□ 俳句関連のブログ


私の俳句・短歌・詩(2011-09-27)
今日は「俳句の日」。一句どうぞ ! (2016-08-19)
今日は「俳句の日」に(PartⅡ)、芭蕉「矢立初めの地」を訪ねた (2018-08-19)

 




昨日8/19(月)の午後は、上記のように「俳句の日」であったことから、俳句や短歌の句碑が多い「向島百花園」を訪ねた。
サイクリング&ウォーキング2,100歩と軽く。


「都立向島百花園」(墨田区東向島3-18-3)・・・江戸期には「新梅屋敷」や「花屋敷」と呼ばれ、文人墨客が集う場所だった。


□ 園内番地(1~34) 図

 

□ 碑の所在(い~や)

 

 

 

<追記> 私の拙い解釈を付けてみました。

 


2-は「春もやや けしきととのう 月と梅」はせを(松尾芭蕉) ・・・月はおぼろに梅はほころび、ようやく春の気配がととのって来たよ。


2-に

「鳥の名の 都となりぬ 梅やしき」千樹菴益賀(千寿庵益賀) ・・・渡り鳥たちにも名が知れた、都の梅屋敷となったよ。


11-と

「織りたらん 草の錦や 花やしき」柘植黙翁・・・織りたくなるような錦に色付いた花屋敷よ。


11-ち

「こにやくの さしみもすこし 梅の花」はせを(松尾芭蕉) ・・・コンニャクの刺身をお供えし、梅の花もほころんでもう春だね。故人を偲ぼう。



12-り

「秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数うれば 七種の花 
   芽(はぎ)の花 乎花(おばな)  葛花  嬰麦(なでしこ)の花  姫部志(おみなえし)  また藤袴  朝貌(あさがお)の花」山上臣憶良





16-る

「今日の月 さても惜しまぬ 光かな」金令舎道彦(鈴木道彦)・・・今宵はどんな月だろうかと見上げれば、惜しみの無い満月の光ではないか。

17-を

「朧夜や たれをあるしの 墨沱川」其角堂永機・・・おぼろ月夜の隅田川も格別だね。誰彼も主人になった気分。


28-た

「紫の 由かりやすみれ 江戸生れ」井上和紫・・・すみれの紫色は本当に惹かれるよ。私と同じ江戸生まれかい。

 

28-そ

「空蝉の 世のうきことは きこえこぬ いわおの中も 秋風のふく」鶴久子

28-ね

「限なき そらの要や 望の月」最中堂秋耳・・・果てしない夜空の中心は、満月をおいて他にないね。

 

27-な

「花暮れぬ 我も帰りを 急どうずる」矢田蕙哉・・・花に惹かれて過ごしていたら日も暮れてしまった。皆さんも帰りを急いでいるようだね。

30-う

「芦の芽や 田へ来水も 角田川」螺舎秀民・・・アシの芽もイネの芽もみんな隅田川の恵みよ。


30-の

「何事も かかる浮世か 月の雲」七十二峰庵十湖・・・月にかかる雲を見ていると、浮世と同じく気懸かりな事が多いことよ。


34-お

「黄昏や 又ひとり行く 雪の人」雪中庵梅年・・・一人行っては消え、雪の黄昏が更けて行くよ。


33-く

「水や空 あかり持あふ 夜の秋」北元居士・・・秋の夜は、空にも水辺にも月明かりが映えているよ。


20-や

「うつくしき ものは月日ぞ 年の花」寶屋月彦・・・年のはじめに飾る花のように、今年も佳き一年でありますように。



*


7夏の七草
 



7センノウ(別名リクニス)



8ヘビウリ


8ヒョウタン

8ヒョウタン、ヘチマ



14ミソハギ、モンキチョウ



15トウテイラン(別名ベルニカオルナータ)


22オミナエシ、ツマグロヒョウモン


21スイレン"ホワイト1000ペタルス"が化けたのかな??



*


□ 秋のイベント案内

「虫ききの会」8/22(木)~8/25(日)


「月見の会」9/12(木)~9/14(土)
「萩まつり」9/14(土)~10/6(日)

 


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