海賊が出てくる物語といえば?
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■ お題 「海賊が出て来る物語といえば?」
思い当たる物語は数々あれど、記憶に強く残っているのは---
□ 小学校時代に観たディズニーのアニメ「ピーター・パン」(日本公開1955年)。
海賊のフック船長らが住む異世界・ネバーランド。
ドキュメンタリーの「百獣の王ライオン」(日本公開1958年)と同時に鑑賞したと思うので、高学年の時だったのだろう。
□ NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」(1964~69年)の記憶も強烈だ。
特に、大統領のドン・ガバチョ(声・藤村有弘)と海賊のトラヒゲ(声・熊倉一雄)の声は忘れようとしても忘れ得ない。
□ 後、第一作の「呪われた海賊たち」を始めとした冒険映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ(日本公開2003~2011年)。
海賊のジャック・スパロウを演じるジョニー・デップのことを、次女が大学生時から大好きだったからだ。
■ ヴァイキング
スカンジナビア半島~バルト海沿岸地域のノルマン人、北欧の海賊ヴァイキング(半農半漁民であり交易商人である)は、
793年6月8日、北イングランド/ノーサンバーランド州/リンディスファーン島に在ったケルト教会/リンデスファーン修道院を襲ったと言う。
尚、「アングロ・サクソン年代記」では787年に襲ったとなっているらしい。
一方、フランス/ノルマンディーに上陸し、セーヌ川を遡(さかのぼ)って襲ったため、フランス王シャルル3世は、911年、ノルマンディー地方の領有を認めた。
このようにヴァイキングは、イギリス、フランス、イタリア/シチリア島などを侵略し、それらの地域に根付いて領主となった。
「ヴァイキング時代」(Viking Age, 800~1050年)として一世風靡。
やがて、ノルマン人としてのアイデンティティーを喪失し、定住した現地人と同化して行った。
■ 日本の海賊
古代ヤマト王権(古墳)時代(3~6世紀)・・・安曇部(あずみべ)・海人部(あまべ)・津守氏などの海の氏族。
平安時代の11世紀・・・摂津国渡辺津を本拠地とした瀬戸内海の渡辺党。
保元/平治の乱(1156/1160年)~壇ノ浦の戦い(1185年)・・・瀬戸内海を勢力圏とした村上水軍、紀州方面を勢力圏とした別当氏など熊野水軍。
鎌倉時代の元寇(蒙古襲来、1274/1281年)に対して奮戦した、渡辺党の一族末裔である九州の松浦党。
倭寇[和寇(わこう)・海乱鬼(かいらぎ)]・・・13~16世紀にかけて朝鮮半島、中国大陸沿岸部(一部の内陸)・東アジア諸地域において活動した海賊・交易商人。
但し、前期倭寇(13~14世紀)の主力は、日本人で一部に高麗人。一旦は室町幕府の勘合貿易で鎮静された後、
応仁の乱(1467~77年)以降の後期倭寇(15~16世紀)の主力は、中国人で一部に日本人という構成へと変貌して行った。