今日7月31日(火)は、地球に「火星大接近(※)」する日。
(※) 地球(公転周期365日)と火星(公転周期687日)とは異なる周期で太陽の周りを公転しており、約2年2カ月の周期で接近する。その中でも、特に近づく場合に慣例的に「大接近」と呼んでいる。英訳Mars' Closest Approach.
前回の大接近は、15年前の2003年8月27日(水)の距離5,576万km。
そして最接近するスーパーマースは、未だ明るいうちの16:50頃、距離5,759万km。
日没が18:47、月(月齢18.0)の出が19:29。
暗くなった東京の空で、火星の大接近を見るのであれば、19時ちょっと前に南東の空から昇り、真夜中24時頃には真南の空で見える。明るさは1等星より明るいマイナス2.8等星。
20160512 NASAが撮影した火星
大接近中の火星の位置20180731 21時頃
次回の大接近は、17年後(私が生きていれば87才)の2035年9月11日(火)の5,691万km。
尚、7月28日(土)の「皆既月食」は、台風12号の関東接近により、残念ながら観測することができなかった。
月食中の月の位置20180728