麦茶、緑茶、ほうじ茶、烏龍茶…あなたの好きなお茶は?
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■ お題「麦茶、緑茶、ほうじ茶、烏龍茶…あなたの好きなお茶は?」
私の実家(金沢)では、年間を通じて『緑茶』、中でも「煎茶」「番茶」「茎茶」を炒った(焙煎した)「焙じ(ほうじ)茶」(「棒茶」とも言う)が、そして夏は『麦茶』が多かった。
外来の『紅茶』『烏龍茶』そして『コーヒー』などはまず出されなかった。
関東の社会人以降は、『緑茶』『麦茶』の他は、『紅茶』や『コーヒー』を飲む機会が増え、それに『烏龍茶』も加わって来た。
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これら多種のいわゆる"お茶"の中で好きなものは? と問われても、TPOに応じてどれも好きと言わざるを得ない。
只、シルバー期の現在、多いのは、年間を通じて妻は『紅茶』、夫(私)は『コーヒー』。
夏は二人とも「焙じ茶」(特に「丸八献上加賀棒茶」)や「六条麦茶」を好む。
<注>加賀棒茶の丸八製茶場・・・石川県加賀市動橋(いぶりばし)町タ1-8、創業は江戸幕末の1863年。
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■ 『麦茶』の蘊蓄(うんちく)
原料となる大麦・・・ツユクサ類Commelinidsイネ科Poaceaeオオムギ属Hordeum、学名Hordeum vulgare。
中央アジア(チグリスユーフラテス・インダスの古代文明発祥地域)が原産⇒ヨーロッパへ伝播 の二条大麦種(大粒)よりも、
チベット高原が原産(もしくは中央アジアが原産⇒チベット高原へ伝播)の六条大麦種(小粒)が圧倒する。
六条大麦は、縄文時代末期(約2500年前)以降に伝播した。
平安時代より貴族が "麦湯"を飲用し、江戸時代には屋台の麦湯売りが流行したそう。
尚、外国産の二条大麦とその加工品・ビールが輸入されたのは、江戸幕末期~明治維新である。
昭和30年代(1955~64年)に、冷蔵庫が普及し冷やして飲む習慣が主流となった。
ティーパッグの登場・・・1963年に常陸屋本舗(煮出しタイプ)が、65年に石垣食品(水出しタイプ)が相次いで発売した。
近年では大型のM&Aが進められている・・・アサヒ(飲料)グループは2010年に六条麦茶(シェア80%)をカゴメから買収した。
六条大麦の国内生産量(2014年)は①福井県34%②富山県22%③茨城県9%---と北陸で過半数だとは知らなかった。
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■ 「麦茶の日」の制定
全国麦茶工業協同組合(千代田区神田須田町1-12-9富士第一ビル6階)が1986年に制定。
初夏6月は「麦秋」。二毛作の農家が大麦・小麦を収穫する季節。
また、6月1日は「衣替え」。まさに麦茶の季節の始りにふさわしい日。
(ゆんフリー写真素材集より引用)
因みに、抹茶の日は2月6日、緑茶の日は5月2日、コーヒーの日は10月1日、日本茶の日は10月31日、紅茶の日と玄米茶の日は11月1日。
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【番外】 バファローズポンタ情報
セ・パ交流戦の開幕!! だがしかし流れは変わらず。しかも自身が開幕の巨人・阿部さんに大砲を献上するとはショックだった。