10/1(日)の#2「ミクロ生物から巨大沈没船」(再放送)に続いて、10/5(木)は#5「富山湾の巨大生物 VS“赤い海"のナゾ生物」(初放送)が行われる。
「遥かなる深海大冒険5 ~富山湾の巨大生物 VS“赤い海"のナゾ生物~」
初放送 10/5(木) 21:00~22:54
平成29年度文化庁芸術祭参加作品。
地球最後のフロンティア“深海”の秘密を探求するシリーズ第5弾!
今回は湾内で独自の生態系を形成する「富山湾」を特集。
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■ 富山湾
3000m級の山々が連なる北アルプスから富山湾の最深部1250mまでの高低差は、実に4000m以上。
そんな特殊な環境が作りあげた豊かな海の謎に迫る。
【参考立体図】
富山湾の大きな特徴の一つは、リュウグウノツカイやダイオウイカなどの『幻の深海魚』たちが多く水揚げされること。
そこで、貴重な深海魚を求めて、中村征夫さんが、いざ深海漁へ!果たしてどんな深海生物に出会うことができるか?
■ 海底に突き刺さる旧日本軍の潜水艦
更に今回は、日本各地の海底の謎にも迫る。
今年5月、長崎県の五島列島沖で音波による調査で発見され話題となった『海底に突き刺さる旧日本軍の潜水艦』。
番組は、この夏行われた『潜水艦の姿を深海ロボットで映し出す調査』に完全密着。
音波調査で見つかった深海に沈む潜水艦の正体とは?
そして、なぜ、あのような形で海底に突き刺さっていたのか…今、様々なナゾが解き明かされようとしている。
この世紀の大調査の様子を独占映像満載で届ける。
海底には鬼界カルデラと呼ばれる約7300万年前に起きた巨大噴火の跡が、直径20キロに亘り広がっている。
その海底からは、現在も、硫黄を含む温泉が湧き出し、湾内を黄色く染めている。
そんな特殊な環境を持つ硫黄島の周りの海底に、番組は、独自カメラを沈めることに成功。
果たして、黄色い海水の底はどうなっているのか…
そして、その深海には、どんな生物が生息しているか?
独自の調査映像を一挙公開。
【参考立体図】
そして、日本周辺の海底と言えば、海底資源が豊富に存在することでも有名。
世界をリードする深海研究所・海洋研究開発機構(JAMSTEC)が、今年も、海底資源に関して、世界的な発見を成し遂げた。
そんなJAMSTECの最新ニュースから、歴史的に貴重な深海映像まで、日本の未来を担う海底資源研究の最前線を紹介。
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「遥かなる深海大冒険2 ~ミクロ生物から巨大沈没船~」
再放送 10/1(日) 21:00~22:54
初放送 4/9(日) 21:00~22:54
「宇宙」と並ぶ、もう一つのフロンティア「深海」。
実は、『宇宙よりも深海の方が行くのが難しい』と語る学者は多い…。
宇宙は電波が通じるのに対し、深海は電波が通じない、まさに暗黒の地だから。
人類にとって、その世界を見ることは夢だった――。
BS朝日ではシリーズとして、“深海”を徹底的に掘り下げ、その未知なる世界に迫る番組を放送。
深海研究で世界をリードする「海洋研究開発機構(JAMSTEC)」の撮影した希少な深海の映像を紹介しながら、
これまで数々の研究成果を発表して来た各分野のスペシャリストが未知なる世界の謎を解き明かし、
生き物だけでなく深海で起きている不思議な現象の数々も紐解く。
さらに、日本のJAMSTECだけでなく、海外の深海研究所が撮影に成功した、貴重な生き物の映像も大公開。
シリーズ第2弾は、豊かな生態系を持つ「日本一深い湾・駿河湾」を特集。そこから深海の魅力を余すところなく届ける。
■ 日本一深く生命豊かな湾・駿河湾
最深部で水深2500m。日本一深い湾である駿河湾には、日本近海に生息する生物のうち、およそ43%に及ぶ多くの種類が暮らしていると言われ、
まさに「生き物のゆりかご」と呼ぶにふさわしい多様な生態系を誇る。
【参考立体図】
半世紀に亘り駿河湾に潜り続けて来た水中写真家・中村征夫さんは、浅瀬にも深海生物が現れるところが駿河湾の魅力だと言う。
なぜ、駿河湾の深海に多くの生物が生息するのか?
さらに、浅瀬にも深海生物が現れる理由は何なのか?
その秘密は駿河湾の頭上に燦然(さんぜん)と輝く「富士山」にあると言う。
「駿河湾の多様な生態系」と「ニッポンの象徴・富士山」の関係とは一体!?
今回、JAMSTECが40年に亘って撮影して来た駿河湾深海部の貴重な映像を見ながら、その秘密を明らかにして行く。
そこに登場するのは、迫力満点の深海ザメから摩訶不思議な姿を持つ生物など、駿河湾の生き物の奇妙な生態を一挙に紹介。
また、深海の王者はいったい誰なのか…? 駿河湾を舞台に行われている最新の生態系調査も紹介。
■ 1ミリ以下の美しきミクロな生き物たちが教えてくれる「地球の未来」
深海の海底は、ほとんどは泥状の砂でできている。
実は、その砂の中には人間の目ではとても見えない、1ミリにも満たない生物が多数生息。
一見ただの砂だが、そこにはたくさんの命が潜んでいる。
そんな1ミリにも満たない生物は、「有孔虫」と呼ばれている。
沖縄土産の定番・星砂も有孔虫の一つ。
有孔虫研究の専門家を訪ねた中村さん。
顕微鏡で深海から採取した砂をのぞかせてもらうと、なにやら動く物体が! この小さな物体こそが「有孔虫」。
しかも驚くことに、それぞれの有孔虫がカラフルに光り輝き、美しい姿形をしていた。
それは、まさに海の万華鏡。
実は、有孔虫は5億年以上前から生息する単細胞生物。
有孔虫の成分を研究することで、数千年から数億年前の地球環境を紐解くことができ、現在の地球温暖化、さらには、未来の地球環境をも教えてくれると専門家は語る。
そんな、深海のミクロな生物・有孔虫研究の最前線に迫る。
■ JAMSTECが撮影した深海生物の人気映像を 一挙公開
JAMSTECが40年以上をかけて撮り続けて来た深海映像。
総時間は32,000時間以上になる。
今回、そんな膨大な映像の中から、深海ファンに人気がある映像を紹介。
専門家に徹底解説してもらう。
中には専門家も改めて驚愕(きょうがく)した生き物の姿も!
深海生物から深海の不思議な風景まで大放出!
■ ギョギョギョ!世界の深海で撮影した衝撃生き物映像をさかなクンが徹底解説
魚類解説のスペシャリスト・さかなクンが番組初登場!
世界中の深海研究所が撮影した貴重な生き物映像を見ながら、その不思議な生態を「ギョギョギョッ!」と徹底解説。
深海の生存競争を生き抜くためにその姿を変え進化した奇妙な深海魚から、新種のクラゲやタコまで。
さかなクンの深海生物への愛情溢れる独自の目線で、その魅力を語ってもらう。
さらに、さかなクン直筆、深海生物を描いたオリジナルのイラストも多数紹介。
不思議な深海生物の姿に、目がクギ付けになること、間違いなし!
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